ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

車椅子で観覧車~ひたち海浜公園

2019-05-08 | 日記

(続きです~

ひたち海浜公園のネモフィラは、近年、非常に人気らしく、
特に、5月の連休は非常に混む~と聞いていました。

なので、前日から近くのホテルに泊まり、
7時半の開園5分前に、駐車場に入りました。

大型駐車場は、既に3割位埋まっていて、
入り口は、列が出来ていました。

 

まず最初に、私達はシーサイドトレインに乗りました。

シーサイドトレインは、
道路の上を走る 汽車の形を模した乗り物で、
車椅子のまま、乗り込むことが出来ます。

そして、ゆっくりと道路を走ってくれるので、
新緑や、海からの風を体感することが出来ました。

5月の風が爽やかで、最初の目的地、
海の見える「グラスハウス」に、あっと言う間に付きました。

グラスハウスは、
その名の通り、海に面した方が一面ガラス張りでした。

その中では、間近に太平洋を眺めながら、
お茶や軽食を楽しむことが出来ます。

私達も、青空と海を眺めながら
ネモフィラティーや、アイスクリームを頂きました。

 

私達は再び、シーサードトレインに乗り込み、
最大の目的地「みはらしの丘」へ行きました。

ネモフィラは、愛らしいブルーの小花ですが、
その花で埋め尽くされた丘は正に圧巻で、みんなで歓声をあげました。

そして、来たからには、丘の上へ登ろうと、
花の間の小道を、車椅子を押しながら頂上まで登りました。

そこからの眺めは本当に素晴らしく、筑波山まで見えました。

晴れていたら、きっと富士山も見えたんじゃないかな?

 

そして、その後は、もうひとつのお楽しみ
大観覧車の「ブルーアイズ」に乗りました。

観覧車には、車椅子のまま乗り込めるゴンドラが4つもあり、
私達は、シースルーのゴンドラに乗らせて頂きました。

長さ65メートル(海抜100メートル)の
観覧車から見る景色は素晴らしく、本当に感動しました。

特に、間近に広がる太平洋が美しく、
広々とした景色を見て、気持ちが洗われる様でした。

(続きます~

コメント

車椅子の友人と【ひたち海浜公園】へ行って来た

2019-05-07 | 日記

私には、音大の頃からの友人(瞳さん・仮名)がいます。

瞳さんの御主人は、10数年前に非常に稀な病気に罹りました。

長く入院していましたが、
半身が麻痺した状態で退院し、以来、車椅子生活になりました。

 

それからの瞳さんの孤軍奮闘が素晴らしいのです。

その当時、お子さん2人が私学に通っていたこともあり、
瞳さんは、猛烈に働き始めました。

朝、子供2人を送った後は、ヤク◯トの販売員として働きます。

その後、一旦自宅に戻り、御主人の御世話。

そして、お昼は、和食屋さんで働きます。

帰宅した後は御主人のお世話をし、
その後は、夜遅くまでピアノを教えます。

瞳さんは、自宅、楽器店、
そして出張レッスンも厭わずに、多くの生徒さんを教えました。

 

そんな中でも、瞳さんは、決して愚痴を言いません。

状況を、当たり前の事として淡々と受け止め、
今出来ることを泰然と行うのです。

瞳さんは10代の頃から、人に甘えたところが無く、
なんでもテキパキと行う人でした。

しかし、これ程までに動じない人だったとは

計り知れない彼女の大きさに、
長年の友人として、大きな誇りを感じます。

 

さて、そんな友人御夫妻と私達夫婦は、
この連休中、一緒に旅行に行く計画を立てました。

行き先は、御主人(正樹さん・仮名)の希望で、
茨城県ひたちなか市にある【ひたち海浜公園】です。

https://hitachikaihin.jp/

今の季節は、ネモフィラが見頃で、


正樹さんが、是非観たい!と提案してくれたのでした。

(続きます~

コメント

子育て大成功!の話

2019-05-04 | 日記

連休の前半は、実家に帰っていました。 

高齢の母が1人で住んでいるので、年に数回、1週間程帰省します。 

今回は、いざという時の為に、アル◯ックをお願いすることにしました。 

 

その時に、営業の方がお見えになりました。 

説明を受けた後、世間話をしたのですが、話が反抗期に及びました。 

おそらく30歳前後と思われるその方は、
中学の頃、かなりヤンチャをして、
お母様は、しょっちゅう学校へ呼び出されていたそうです

 

高校は、スポーツ推薦で地元のスポーツ名門校。 

その後も、スポーツ推薦で東京の大学へ~

大学では、体育会系の運動部を精一杯頑張ったこと。 

推薦で入ったので大学の勉強は難しく、
留年の危機を、教授に直談判して乗り切ったこと~等々を、 

楽しそうに語ってくれました。

 

そして今。。。 

東京の大学まで行かせてくれたこと、
反抗期に荒れたことを含めて、
お母様には、とても感謝しているそうです。

 

「まあ、そうなのね。その気持ち、お母さんに伝えましたか?」 

「いやぁ、伝えてないですね。」 

「伝えたら喜ばれると思うけど?」 

「。。。。。。。
いや、やっぱり照れくさくて伝えられません」 

 

反抗期を過ぎて、立派な社会人になり、
「今は感謝しか無いです」と言い切る彼の姿を見て、 

彼のお母さんは、子育て大成功だな~と、
しみじみ思ったのでした。

コメント (2)

ピアノ好きにお薦め!グリーンブックを観て来ました!

2019-05-02 | 読書、文学など

先日、友人と一緒に
アカデミー賞受賞作品「グリーンブック」を観てきました。

時は1962年のアメリカ。。。

ニューヨークで暮らすイタリア人 トニー・バレロンガと、
黒人ジャズピアニストの、ドクター・シャーリーとの友情物語です。

用心棒としてナイトクラブで働いているトニーは、
店が改装に入る年末2ヵ月の間、別の仕事を探すはめになります。

そして、ひょんな事から、黒人であるドクターの専属運転手になりました。

そして、人種差別が色濃く残るアメリカ南部への
演奏旅行に付き添うことになります。

最初は、ドクターのことを、「黒人」としか見ていなかったトニーでした。

彼自身も、黒人に対して差別と偏見があったのです。

しかし、長年 一流ナイトクラブで用心棒として働いていたトニーは、
ドクターの音楽の素晴らしさにも、ちゃんと気づける人でもありました。

 

そんな2人の演奏旅行のドライブは~

お行儀の良いドクターと、荒くれ男のトニー。

そんな2人の対照的な行動が、
アメリカの風景と共に興味深く描かれていました。

ドクターの演奏は、どこに行っても大歓迎を受けます。

それ程の実力が、ドクターにはあるのです。

しかし、舞台を降りると、理不尽な人種差別に直面せざるを得ません。

トイレもホテルも、そしてレストランでさえ、
白人と黒人は区別されていたのです。

その中で、ドクターの気持ちに寄り添うトニー。

そんな2人は、お互いを認め合いながら徐々に友情を育み。。。

~~~~~

見終わった後に、静かで優しい余韻の残る、
本当に心温まる、良い映画だったと思います。

お互いの心が寄り添うまでの、様々な心の揺れが丁寧でしたし、
アメリカの まっすぐ続く道路や、美しい田園風景~
そして酒場の様子も、風情があって秀逸でした。

そして、随所に流れる音楽も素晴らしく、拍手したい程でした。

特に、白人用のレストランでの食事を断られた後、
黒人が多く集う酒場で、ドクターが弾いたショパンの【木枯らし】には
心を打たれました。

クラシックをきちんと学んできたドクターのプライドや、
差別に対する怒りや哀しみが、【木枯らし】のメロディーに乗せて、
切々と訴えかけてくるようでした。

ピアノ音楽が好きな人も充分に楽しめる、素晴らしい映画だと思います。

コメント

男系の意味~中1の時に感動した日本の伝統

2019-05-01 | 世界の王室&日本の皇室

 

確か私が中学1年生の頃だったと思います。 

社会の時間に、歴史の副読本を見ていました。 

巻末に、世界の年表があり、 

nihon

1番下に記されていた【日本】の箇所を見て、衝撃を受けました。 

他の国々は、王朝が次々と変わり、
伝統を誇るイギリス王室さえ、何度も王朝が変わっています。 

そんな中、日本だけ王朝が変わらず、
赤い帯に【日本】とだけ記されているのです

凄い世界中で日本だけだ

中学1年生だった私は、
その事に、大きな感動と誇りを感じました。

 

それは何故なのか。。。。。 

「それは、天皇家が万世一系で、今日まで繫がれているからなのです。 

同じ家系の王族が2000年以上も続いているのは日本だけです。」

と、先生は説明してくださいました。

しかも、Y遺伝子を継承できる【男系】だけで繫がれているとは、
本当に貴重なことだと思います。 

何故なら、女性からはY遺伝子は継承できないからです。

天皇の重要なおつとめは、宮中祭祀ですが、 

Y遺伝子を持たない女性は、
祭祀の際の祈りが神々に届かない~と云う説もあるようです。 

また、女性は、月の物や出産などがあり、
継続的な祭祀に向かない~と云う説もあります。

 

そのような理由で、2679年間も日本は男系で皇統を繫いできました。 

天皇家も、ローマ法王も、男子が繫ぐ

(ただし、ローマ法王は選挙により選ばれます)

それで数千年繫いできたのですから、
敢えて「女性天皇」へと、その伝統を変える意味は、
あまり無いように思われます。

それこそが、伝統の重みだと思うからです。

 

さて、今日から【令和】です。 

125代天皇から、126代天皇へと、皇位が継承されました。 

これからも皇位が、男系で繋がれ、
宮中祭祀が滞りなく継承されることを、心から願っています。

コメント

メッセージ

メッセージを送る