風間浦に滞在中はあまり晴れる日は少なかった。
そんな昼頃、突然ウミネコの鳴き声が騒がしくなった。
それで2Fにがって海を見てみると‥
家の前の海にウミネコが騒がしく集まっている。
ナブラという魚の群れを見つけたみたいだ。
そこら中からウミネコが飛んでくる。
家の近くでこういう状況を見たのは初めてだ。
あっという間に小魚の群れは移動したようで、ウミネコが
ぼ〜っとしたように浮かんでいる。
小魚の群れは時折あちこちに浮かびあがっているようでその度に
ウミネコが飛び、移動していく。
家の前の岸壁に珍客が到来。
家の裏は山で森だから何でもいるはず。
クワガタムシなんて超久しぶりに目にした。
ただしこれは雌で大きさも4cmくらいで小さい。
この時期、北の海では海霧を見る機会が多い。
霧の上に恵山の山頂が望める。
海上に見える細長い船は何だろう?
なんかの輸送船か。
大畑から大間までの道路からは海がよく見える。
鵜を見かける事も多い。
そんな鵜が家の前のブロックにやってきた。
左の方に一羽止まっている黒い鳥がそうだ。
雨の日が多かったがそんな土砂降りの時でもウミネコは
気にする事無くブロックにじっとしていた。
さすがに大きなうねりが押し寄せる時は居ないけれど。
八戸に戻る最後の日にむつの大きな寺に墓参りに寄った。
昨年の1月に亡くなった叔母が眠っている。
亡くなる前の年の8月には元気で、うちにも寄ってもらっていた。
たったの5ヶ月で急死した原因はヤコブ病のためだ。
この病、潜伏期間は30年とかとにかく長いらしく、かかる人も100万人に1人とかだ。
かかると現代の医学ではまだ助ける事が出来ない。
享年66歳。
人生、まだまだだったのに……
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