これ 結構勘違いしている人多いと思います。
上から打つ は同時に
ボールをつぶす
ロフトを立てる とも同意語とも言えますが
それぞれの言葉が漠然としているので
誤解というか、勝手な解釈を生み出しやすくなっています。
上から打つ の正しい定義は
ヘッドが上から下へ向かって動いてボールを打つ
とは異なります。
言葉で説明するのは易しくありませんが
結果として 確かにヘッドは上下方向の上から下に
向かってボールに入ってきますが、
だからと言って ヘッドを腕で上から下に振れ!
ではありません。
スイングの特性上、長い棒の先にある重量物・ヘッドを
ダウインスイング時に上から下に向かって振ったら
必ず 必ず その分 体は上に向きます。
自分では上から下に振ったつもりなのに
振れば振るほど 上に向かって振ることになります。
上から打て の本意は
クラブヘッドの円弧は体の回転で というのを
絶対条件に
トップで出来た その一番高い
一番位置エネルギーのある
「そこ」から打ち始めなさい
ということと、
打撃部分である フェース面が必ず
ボールを上から見て入ってきなさい
という意味です。
クラブヘッドの進行方向が上から下へ
という意味の 上から打ちなさいではなく
打撃面とボールとの関係です。
クラブヘッドを上から下へ振れば
ボールに対してはソール面がボールに向かってしまいます。
それでは打つことが出来ないので
何らかの処置が必要になるのは理解できるでしょうか…。
ボールをつぶす に関しては
ボールの半分を靴で踏んでボールを飛び出させるように
イメージとして、フェース面と地面
その隙間(ロフト)で挟み込むというか、
動作としては その隙間を維持したまま
体の回転でボールをさらうような感じを指します。
フェース面を無理やり 上からボールに叩きつける
のとはちょっと違うかもしれません。
ロフトを立てろ は
これもイメージですが
アドレス時はどのクラブであっても
ボールとフェースの関係は横の関係です。
あくまでもイメージですが
ロフトを立てろとは
動作としてハンドファーストにする
とかではなく
90度。。。フェース面を地面に向けたような
その姿勢を作り、やはり体の回転で
ボールの上っ面をさらうような そんなイメージです。