【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフショット◇スライス

2018年11月24日 21時51分23秒 | ゴルフ




一般的に右打ちの人の弾道が
右に曲がる~右回転が入る コト を
総称して『スライス』と呼んでいます。



右回転がボールに入るメカニズムは
ヘッドの移動してきた軌道に対し
 ライ角度等も含め立体的に
フェース面が右を向いている時、発生します。


ゴルフクラブは構造上、
立体的にフェースが右を向いていると
ロフトはやや多めになります。
その部分を除けば 弾道に右回転が入ってくること自体
何ら問題はありません。
ロフトが多いとスピンが多めになり
微妙に飛距離をロスし易いですが、
半面、ボールの曲がりや安定度の目安になる
分子:横回転/縦回転:分母
の縦回転が多めになるので
同じ球を打ち易いメリットがあります。

スライスが悪玉 とは思いませんが、
欲張りなゴルファーは飛距離に対し貪欲で(^_-)-☆
スライスとお別れし、体を痛めず飛ばす最良の
そして、実は最短の方法は
重いヘッドの柔らかいシャフトのクラブを使うコト
だと思います。

IMG_0549

本来 ゴルフスイングは
体の回転分、ボールの自分側(近い方)
インサイドから入ってくるので
その分は右を向いていますが、
それよりも やや開き気味
というのが 正しい右回転の打つ方法でしょう。
ですので 弾道はやや右目に出て 右に曲がるか、
右回転が入ったままプッシュ気味になります。

上から入っていますので、スピンも多く、
到達点としては高めの弾道になるため
やや風に弱い傾向にありますが、
飛距離に満足しているゴルファーは
この弾道を選択するのも良いと思います。


問題なのは 煽って打ったり
インに切り込みながら、フェースを閉じるタイプのスライスで、
元々 安定度がメリットの右回転の弾道ですが、
このフェースローテーションの打撃方法では
弾道が安定しません。
ハッキリとしたミスは兎も角、
ショットにとって一番いけないのは
『逆球の出る可能性のある選択』です。

フェースローテーションは
ウサギと亀の追いかけっこの関係で
ヘッドを返すと その分軌道はインに切り込む。
右回転が入るか、左回転が入るかは
その『軌道』に対する フェースの向き なので
基準になる 軌道がいつも逃げている状態です。

❶右に出て右に曲がる球
❷右に出て真っ直ぐ行く球
❸左に出て右に曲がる球
❹左に出て真っ直ぐ行く球
❺左に出て左に曲がる球

正しく右回転を打とうとすれば
①右に出て真っ直ぐ行く球
②右に出て右に曲がる球
の2種類の球筋しか出ません。

ここで問題なのは
左右の方向や曲がりだけでなく
ゴルフクラブの構造上、その方向と回転とは
距離とつながってきますから
ヘッドローテションする打撃では
方向や曲がりだけでなく距離のばらつきも大きいのです。
そして この打撃方法では
最も「欲しい」と思われる
右に出て左に曲がる球は実現不可能なのです。



打撃論の良し悪しは
それをやろうとする個人が決めることですが、
練習量が必要な方法は
アマチュアのオジサンゴルファーが一番適さない方法である
という認識が必要だと思います。
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ゴルフクラブから見るゴルフスイング

2018年11月24日 18時28分35秒 | ゴルフ



軽いヘッドと硬いシャフトのクラブ
(変なスイング覚えたければ軽量スチールがいいですね)
まあ 一般的な市販のクラブは
振り回してスピードを上げないとボールは飛びません。

しかし クラブを振り回してスピードを上げると
スライスはより一層増します。
ここで脱落するゴルファーもいます。

クラブの理屈、物理の約束を無視しているので
体への負担も大きく、
スライス解消のために練習量も過度に必要になるので
体の故障も多いですね。
ここで脱落してしまうゴルファーも少なくありません。

軽いヘッド 硬いシャフトのクラブでは
地面からボールを打つ場合、
ボールを右に置かなくては打てません。



ボールを右に置く…ということは
体重も右に残す と言う意味ですので
インパクトは必ず 上を向いた 煽る状態になるので
フェアウェイウッドは苦手とするでしょう。

オジサンゴルファーが将来を考えながら
ホントはFWと仲良くした方がいいんですが
難しいんでしょうね。

これは重心深度の問題で
重心の深さとは 
 フェース面からの重量の中心点までの距離(深さ)の事で
例えば、ドライバーの平均値は  37mm
    アイアンでは       4mm
    ユーティリティクラブは 15mm
    フェアウェイウッドは  28mm位です。

実はこの重心位置の問題は
クラブの使い方とシャフトの柔らかさ
と密接な関係で
スイングプレーンを妄信する最近のスイング論では
全然 意味の違うものになってしまい
同性同士のカップルなのに 子作りの悩み のような
モノに感じる違和感がありますけどね…。

本当は スイングでは
速度を上げた時に シャフトの柔らかさ性 によって
クラブ全体の重量は一直線上に並ぶ働きがあって
グリップの延長線上にヘッドの重量の中心点が来ます。

故に 重心深度の深いものはヘッドが前に出やすく、
ヘッドの入射角度が緩くなり
ロフト姿勢がロフトの増える方に付き
スピンは少なめだが 打ち出しは高くなり易くなります。


まあ そのクラブ機能の基本を前提とすると
ボールを中に置きたがり、煽り打ちをする人にとっては
奥行きのあるフェアウェイウッドは
ダフリやダフリトップになりやすく
上手く当たっても ボールが右にあるので
ボールがスライス…もしくは右に出やすくなってしまう。

よって 販売単価も安め で
重心深度の浅めの ユーティリティが選ばれやすい。

クラブを作る側 からすると
フェアウェイやバンカーから打つ場合は
フェアウェイウッドの方が高さが出やすく
距離が一定しやすいのでお薦め。

ユーティリティはFWよりもヘッド重量があり(短い)
ラフなど ボール以外をさばかなくては
いけない場合などにお薦め。

ユーティリティクラブには欠点もあり
重心が他のクラブよりも極端に低いため
(横からの形状を比べて貰えばわかります)
フェースの当たり所に関係なく、距離がばらつき易い
傾向があり、ロフト差による飛距離差が付きにくい。
20度以下のものになれば ランで飛距離を確保するタイプ
になるので、高さに自信のない人にはお薦めしません。


スイングプレーンと言う言葉が
ゴルフ用語に定着した時期と
ゴルフクラブが「大量消費材」的な方向に
進んでしまった時期が被っている
というのが不幸の始まりのような気がします。
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スイング迷路はここから始まる

2018年11月24日 11時58分53秒 | ゴルフ
スイング迷路はここから始まる
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L型ブリストルパター取扱い説明書

2018年11月24日 11時55分42秒 | ゴルフ




パターストロークだけではありませんが
ショットはすべて「望みの距離を打つ、届かせる」ことです。

距離感はインパクトの力加減ではなく
「ボールの速度を掴みとるコト」
ボールのスピード、パッティングの場合は転がるスピードを
イメージして、そのスピード通りにパターヘッドを
移動させる、動かすことが重要になります。

市販の「重いヘッド」と言われるパターで
ヘッド重量は 330~350g程度です。

弊社のL型ブリストルパターは 470g超…

このパターの特徴的な転がりは
初速は遅く感じても、等速のまま
カップなり、目標まで転がることですから
思っている以上に ゆっくり、小さなストロークで
十分届くようになると思います。



練習をするのならば
出来るだけ小さなストローク幅にするように、すると
距離感も安定度も増します。
テークバック無し のストローク練習も有効かと…

あくまでも イメージですが
パターヘッドの上に乗っかったボールが
インパクト(リリース)ポイントでパターから
飛び出るというか、離れるというか。。。
ビリヤードでボールを突く(小突く)と言うよりも
ボーリングのリリースに近いのかも知れません。
弾く と言うイメージでは無く、押すと言うか
運ぶイメージが必要です。

また、このヘッド重量のパターの場合、
ボールの位置はあまり中~右寄りよりも
よりショットやアプローチに近い 左よりの方が
効果を発揮しやすいと思います。

✪あと やはりパターだけに限りませんが、
スイング、ストローク中、打ち手【人間】が動かしているのは
ヘッドでは無く ”グリップ” です。



グリップを動かした分だけ、ヘッドが動くのであって
ヘッドの動かし方 を考えるのではなく
グリップを動かし方~移動のさせ方 をイメージすることが
大変重要です。

グリップをどう動かすか、
という意識があれば、クラブの重さが作り出す不可抗力によって
グリップがどう動かされるか、
と言う感覚も身に付いてくる と思います。
特に、この L型ブリストルパターには
ヘッド重量だけでなく、シャフトに関しても
多分、世界で一番柔らかいパターシャフトが
採用されていますから、
ヘッドの形状、重さがシャフトを通して
グリップを移動させる感覚が身に付くと思います。
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