【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

スイングの盲点『ヘッドを動かしたい呪縛』

2019年04月13日 18時07分12秒 | ゴルフ

練習場でショットの練習、
スイングの練習をするにしても
多くの人は
 ヘッドとボール に意識が行きます。

ミスが出ると余計です。

ショットはあらかじめ
飛球線に対するスタンスがあり
ミスであった(望まない結果)であったとしても
ヘッドとボールは接触しているのですから
「考えるべきは そのインパクトを作るグリップエンドの位置」
「インパクトを作るグリップエンドの向き」です。

インパクトを静止動作 として意識するのは
よくありませんから 正確には 「グリップエンドの通過点」 です。

自分が理想、望みとして
グリップエンドをどこに持って行くのか
グリップエンドがどこを通過するのか
この意識を持っているゴルファーは少ないのではないかと思います。

ヘッドとボールの接触
一番極端なモノでは ドライバーでは 1/3000秒0.0003秒です。
そこを肉眼で把握することは出来ませんし、
人間の目にとって 奥行きのセンチ単位のズレは把握が出来ません。
ヘッドの向きの 数度のずれをその刹那で挑戦するのは至難の業。
だって ヘッド自身を直に持っている訳ではないのですから。

しかし グリップエンドは ほぼ直に自分がもっています。
グリップエンドの位置や向きは、打ち手が直接操作、もしくは管理出来ます。



グリップエンドの位置
グリップエンドの向き によって
クラブの姿勢・ヘッドの姿勢は決まるのですから
意識していくべきは
 グリップエンドをどう通過させ
 その時、グリップエンドはどう向いているか でしょう。

車で言えば ヘッドはタイヤみたいなモノ
自分が操作しているのは ハンドル です。
なんとなくイメージはあっても 実際に動かしているのはハンドルなのです。
それと似た関係にあります。

多くの人が目指しているスイングはスナップショット 1 (2017-11-13 14-55)
必要以上に ヘッドに意識が行きすぎ です。
グリップを止めて ヘッドだけを動かすようなショットでは
ミスの修正やナイスショットの継続の目安があまりに少なく
継続性が大変乏しくなります。

シャフトの役割はグリップエンドを押す、動かすコトにあるので
グリップエンドがどこにあり、どこを向いているのか
が その場面場面ではとても重要になってきます。

次の動作で、グリップエンドをどこに送りたいのか
シャフトの押された時、どこに押されたいのか
折角、クラブの機能に助けて貰えるのですから
そこを考えておかないといけないでしょう?!


ヘッドは その長さ、その重さ、その移動速度が
必ず 掛け算で増えていきます。
ヘッドを動かすコトの意識は イコール 掛け算によって重さを増やすコト です。
動かそうとすればするほど 動きにくくなる のです。
クラブは ヘッドもグリップもつながっており
グリップを動かせば、どの道、ヘッドは動くのですから
(重さが増す分、グリップよりもヘッドは動きたがりませんが)
いい加減 ヘッド! ヘッド! ヘッド! と言う呪縛から
解放されないといけないんじゃないかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴルフクラブとの付き合い方

2019年04月13日 12時26分12秒 | ゴルフ



それが例え 無理やり作らなければならないほど
一般的な市販のシャフト であったとしても、
ヘッドを振り回して 無理やり重さをつくりださなければ
感じられないほどの 軽いヘッドであったとしても、
それと仲良くして、利用した方がお得です。

シャフトにも、ヘッドの質量にも
打撃時の衝撃を緩和、吸収する能力もあります。

自分の好きなようにブン回したい と言うのもいいですけれど
ゴルフクラブを上手に利用すれば
動きとしてのゴルフスイングはずいぶん楽になります。



クラブの鍵はその作り出す『重さ』にあります。

良くも悪くも その重さによって
スイングと呼ばれる ボールを打つ動作は決まってしまう、
大部分、ほとんどと呼んでもいいほど
その重さによって 動かされてしまうのですから
それを逆手にとって 『良い動きをさせられてしまう重さ』
を作ってしまう方がよりベターな道でしょうね。

『悪い動きをさせられてしまう重さ』では
始終 ゴルフクラブと喧嘩してなくてはなりません。
クラブと自分はパートナー、恋人、夫婦みたいなモノですから
上手に付き合った方がより楽しめます。
  ( ;∀;) 年中 喧嘩ではもたないですよ~




次の動き には必ず方向、指向性が伴います。
ボールを飛ばすのも方向ですし、
トップからインパクトへも方向が決まっています。


クラブの性質は 非常に重さの指向性の強いモノ です。
ヘッドの形状、見てくれも指向性を強く持っています。

その動き、その動きによって移動するクラブの方向
 それがし易い重さ、重さの指向性
(視覚的にも上げやすい、動かし易いヘッドの形状なんかも有ったりします)

私たち オジサンおばさんゴルファーは
学生ゴルファーのように 合宿したり、毎日部活がある訳ではありません。
出来るだけ同じ動き をして 同じようなショットを打ちたい訳 ですし
出来るだけ少ない労力で 飛ばしたい訳 です。
それならば 少なくない そのクラブの重さの指向性 を利用した方が
より確率として高く 同じように打ち易く、飛ばし易く なります。

自分が動かす ゴルフクラブの重さの変わり方、その指向性の変わり方
それによって その次の動作が決まってくる、その次の移動方向が決まってくる
陰で、裏で社会を動かすフィクサーのようですが、
 そう考えて ゴルフクラブと付き合うとより深く、
 一歩踏み込んでゴルフクラブと付き合えるようになるんじゃないでしょうか

我慢して、筋力で クラブの作り出す重さをねじ伏せる
と言うのも ゴルフスイング なのかも知れませんが
それは 若者や職業としている人に任せて
脱力して、ラクチンにスイングした方が 大人の遊び な気がします。

まあ 弊社のクラブは 作り手に似て自己主張激しい ですが、
シャフトの硬さ も、 ヘッドの重さも、強調されているだけで
どの道存在するのです。それを利用して 楽ちんに打つ、
楽ちんに動く方法は はっきり言って『有ります』
反復練習や訓練によって それを身に着けることも可能ですが、
自己主張の激しい悶絶クラブの指示に従うのも一つの道 です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする