『フェースターンでボールをとらえるモノ』として覚える、
『開いたヘッドを閉じることによってボールをとらえる』として覚える、
一番の弊害・・・正直、ゴルフスイングを
ゴルフスイングでは無いモノ、
ゴルフショットをするのに最悪なからだ使い をさせるimagesCAXUT058
その動きは ヘッドをターンさせる動きは
具体的には 『両肩の上下を入れ替える』 その動きです。
インパクト直前に 左肩を上げ、右肩を下げ
今までの『肩の上下の関係を逆転させる』 その動きです。
いったい 何千人の人が毎年、腰を痛めたり、肘を痛めたり しているのか
すさまじいほどの呪いです。
それそのものも 呪いと呼べるほどの動きですが、
それによって 殆どの人が
からだの回転 の からだ は肩だと妄信していることで
それは トッププロやレッスンプロも例外ないほどです。
実際には スイング軌道上で
ヘッドの進行のほとんどは からだ の動きで行われる筈 なのですが
呪いに掛かっている人にとっての
からだ は 肩の動きなので
自分では からだ で クラブを動かしていると思い込んでます。
( ;∀;)なんとも複雑な・・・
オレオレ詐欺であれば 完璧 とも言えますね。
ですので テークバックでも
肩は腕の一部分であるのにもかかわらず
肩を回せば からだを回していると信じていますから
「もっと体をまわせ」 は
「もって腕を使え」 になってしまいます。
正しいスイングにおいて
正しい「つかまえ」を前提にしたスイングにおいて
グリップ、クラブ、ヘッドの移動、進行は
からだ 👉股関節から上の胴体の向き に司られている筈 なのですが
そこは動かさず そこはボールに向けっぱなし位のつもりで
スイング動作の真似事をしているのですから
世の中には 佃煮のように カット打ち、アウトサイドイン の人が溢れています。
困ったモノです。
その腕周りの、クラブに対する腕の使い方を 変えず
股関節から上の胴体 本当の体をまわせば
単に深いトップになるだけで
からだの向きに対する グリップの位置は 右にずれたまま なので
量ではなく、質としての右向きは一向に改善されません。
↑ この画像を参考にして頂くと分かるかと思いますが
二つの画像で からだの向きはほとんど変わっていませんが
腕、グリップの位置は右にずらされてしまっています。
その上で 右ひじは固定されたまま
左腕だけが クラブを上げてしまっていますので
クラブは倒れ、このまま打ちに言ったのでソールで打つコトになります。
ですので その諸悪の根源のフェースターンが不可欠になるのです。
…だって フェースターンって 開いていないと出来ないから
クラブを倒さないといけないのです。
スイングの軌道に沿って 『左腕で』クラブを送りこむ
と言うのが 実際にやっていることなのですが
自分はそれをからだでしているモノと信じています。
これでは対象の固有名詞 「腕で!」 と 「からだで!」
に齟齬がありますから アドバイスも効きません。
カット打ち、アウトサイドイン とは
からだに対し ヘッドが遅れているコト ではなく
グリップが遅れているコト が問題なのに
よりグリップが遅れやすいテークバック、トップがあり
それに加え 本当のからだ まで回して
トップを深くしたら より一層グリップは遅れ易くなります。
正直、スイングなんてどんな格好で打っても良いですけれど
どんな動きをしても グリップを動かさなければ
サイドは 腕使いの ヘッドターン しか 打つ術がなくなってしまいます。
どんな動きをしてもグリップさえ付いてこさせれば
グリップさえ動かしていれば 例えフェースターンが残ったとしても
その量も、難易度も、格段に減らせられるのです。
そこを踏まえたうえでの テークバック構築を再考してみて下さい。