【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

【投稿】新悶絶体験記

2019年04月27日 21時45分18秒 | ゴルフ





5月に送ってもらいました新セットですが、

先日ようやくドライビングレンジで試し打ちが出来ましたので、

開封からドライビングレンジでのフルショットまでの時系列で、

第一報を報告します。






・宅急便の段ボールから出して触った第一印象は、

ヘッドのすさまじい重量とシャフトのぐにゃぐにゃ感、

アドレスしただけで顕著なトウダウン、

ヘッドを見ながら体を回すと、

左回転でヘッドが前に出ていくのがありありと視認できるほど。



・前のセットでCPM100台に慣れた身にも、

「これで大丈夫か?」と不安がよぎるほどの違いを感じました。



・まずは、庭で10mほどのアプローチでの慣らしを開始。

ヘッドを振るような小手先の操作をすると、

ヘッド重量が足かせになり、

超軟体シャフトによって打撃力が全くボールに伝わらない。

この部分は前のセットより、さらにシビアになっていると感じました。



・逆に言えばシビアではあるものの、

クラブからのフィードバックは明確なので、迷いようがない。



・トップから左先行、

グリップ先行でやれれば問題は解決、

しっかりボールがつぶれるようになる。



・特にLWには感心しました。

ロフト60度なのに10mアプローチで

「ボールのつぶれ感」を感じることができる。

すごい。



・数週間、上記10mアプローチで慣らしたのち、

昨日初めてドライビングレンジに行き、

8番で数10mアプローチ→フルショットに入る。



・はじめのうち、ひっかけ気味の球ばかりが出るが、

トップからの始動をグリップ先行/左腕先行を意識し、かなり修正。

・8番である程度打てるようになったので、

その後、番手をとっかえひっかえで全クラブの慣らしを開始。



・どれも簡単に打てる。「ボールの上半部をさらっていく感じ」が簡単にできる。



・前セットで「飛ばない」「ダフリ」を散々繰り返したのが嘘のよう。



・特にウェッジがフルショットでもすごい。



・力感は前セットの半分とは言いませんが2割減、3割減で同距離を作れる感じ。




・課題として残ったのはティーアップしている1Wで、

この一本だけ煽り打ちの癖が顔をだします。

昨日の練習では修正できず次週以降に持ち越しです。

地面からボールが浮いている分、「さらっていく」感じがうまく作れないからでしょうか。



総じて、前セットからの大幅な進化を強烈に実感できるセットとなっており、

この後が非常に楽しみになってきました。



上述しましたが、前セットよりも間違った動きにはシビアですが、

シビアであるだけに覚えるのも早いと思います。

それと、オートマチック感は半端ないです。

もう少し慣らしを進めてからコースで試します。



追って報告続けます。
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パターストロークの極意 ✋L型ブリストルパター

2019年04月27日 20時41分46秒 | ゴルフ



ショットも同じですが、パターストロークの基本は
ボールという重量物を
『自分の望む通りの方向や距離に
 移動させてあげること』です。
特に距離が重要です。



ボールというのが球体であるがゆえに
 回転という転がりが発生するのであって
その転がり/回転にばかり意識を持って行ってはいけません。

よって
パターヘッドを真っ直ぐ動かす というのは
打ち手の目線から見て
ヘッドが真っ直ぐ動くことを優先させるのではなく、
やや上から下方向の斜め直線になりますが
パターヘッドが 地面に対して概ね平行に
同じ姿勢のまま インパクトを迎えられる区域と作ること です。


打ち手の目線で
ボールの打ち出す方向ばかりを気にして
パターヘッドを真っ直ぐ引いて 真っ直ぐ出した としても
そのストロークでは
ヘッドが上下に円を描いてしまうため

 ☆インパクトロフトが均一性が生まれません
 ☆ヘッドとボールの当たり所が毎回上下にズレます
 ☆必要以上の回転がかかるため ブレーキがかかりやすくなります

一般的なショルダーストロークがこれに該当するのですが
この打撃方法では 基本 ショート します。
ショットもそうですが、ショットもパッティングも
方向は距離と一体のものです。
その方向に打ち出すのには 打つ距離が設定されており
それよりも 毎度 ショート
 しかも そのショート具合が毎回バラバラ なのでは
思った方向に打てたとしても、
その方向の意味はなくなってしまいます。





人間ですから ミス、ミスヒットは生まれますが
始めから 距離が安定しない方法、打撃法を採用しては
方向の概念もおかしくなり
 距離と方向ともにガタガタに狂ってしまいます。


確かに 昨今の見た目は大きいが 中身はスカスカの
軽いヘッドを使うと 弾いて打ちたくなる気持ちは分かりますが、
しっかり重たいヘッドのパター(L型ブリストルとか)を
使っているのなら まずは安定したロフト
安定したヘッドの高さ変化を追い求めるべきです。

その上で動作論として どうすればいいのか
という事になると
刷毛塗…を誤解している方もいるとは思いますが、
体重移動を主にして打たない方が良いと思います。
体重移動は 体の構造上
体の身の部分が背骨を軸として向きを変えた時に
発生する、体の回転の派生効果 と言うか
体の回転そのものともいえる行為です。

パターには体の回転は必要が無いので
体の回転の無い 体重移動だけ という行為は
スイングを行う時に
体の回転 と 体重移動 が分離した別なモノ
になる可能性があります。



では どうするか?


グリップの移動量 = ヘッドの移動量
これを心がければ
距離感のコントロール(管理)がずっと楽になります。

それは直線の移動スピードで済むからです。

多くの人が苦労するのは
肩を揺さぶるとか 『振り子』のストロークは
グリップの移動量 移動方向や移動速度 ではなく
『シャフトの角速度』
シャフトの角度が変える速度で距離感をコントロール
しようとするから難しいのです。
と 同時に シャフトの角速度運動は
その角度とイコール分 ロフト角度も変化するので
出る球が ロフトによって微妙に異なります。

角速度 → ボールの直線移動速度
角速度運動 → ロフトの変化

という二重の曲芸で
パッティングをコントロールしようとしているのですから
そりゃあ イップスになります。
運動のベクトルが似ていない と言うだけで
難しいのに、 それに円運動を加えるのですから
殆ど奇術に近い方法なのです。

✌ 自分の目にだけ ヘッドが直線に動いているので
 錯覚してしまいますが、そのパターヘッドを真っ直ぐ
 動かすのに 円運動を取り入れてしまったのでは
 本末転倒だと…気づくといいのですが…。



出来るだけ 肩を揺さぶらず
腕~上腕をフリーにして
利き肘の曲げで  クラブを持った左手を引いて
利き肘の伸ばしで クラブを持った左手を押してあげる
というのが ずっとずっと簡単です。

ヘッドを動かそうとせず
グリップが動いたから その分ヘッドが動いた
という形を グリップというもので具現化しているのです。

刷毛塗の腕の部分だけを抽出する形ですが
このストロークだと
まず パターヘッドを動かす方向と
自分が動作する方向が一致していますので
(グリップを動かす方向)
本当の意味での 『方向性』を自分で管理できます。
  同じ方向に動くからです。

そして グリップを動かす速度がイコールヘッドの動く速度です。

ロフトやパターヘッドの上下変化がとても少ないので
慣れてくれば そのグリップ速度がそのまま
距離感として身に付きやすくなる訳です。


振り子に振って 円の角度速度を距離感として
身に着けるよりも格段に簡単に思えるでしょ?


市販のパターだと辛いでしょうね(*_*;
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