【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

アマチュアゴルファーにまず必要なのは『体を痛めないスイング』です

2019年02月09日 16時34分00秒 | ゴルフ
ゴルフショットは
そりゃ 遠くへ飛んだ方がいいし
弾道の真っ直ぐと言う意味でなく
望んでいる目標方向に真っ直ぐ行った方がいい



…だろうけれど
体を痛めてしまうスイングではまるでダメだ!

ゴルフを楽しむ多くの人は
おじさん世代であるし、
ゴルフは娯楽であって、部活じゃあない。
ゴルフは練習も楽しいけれど
スイングをメインテナンスするための
必要以上な練習頻度や量…
ということは
 そのスイングは既に壊れている という事。

あまりに多くの人が
ゴルフのスイングの為に
ゴルフのスイングを維持するために
本末転倒な練習で体を壊している。



体を壊すパターンは二つ

①上を向いてしまうことによる体幹の故障

最近のスイングはインパクト時に
両かかとが浮いて 上に蹴っているのばかりで
この手のスイングの主流が続くと
いずれ ゴルフショットでアキレス腱を切る人が
出てくるだろうねー😱


ボールを打つはるか前に 体の左サイドが右サイドよりも
高くなってしまい、ショットや動作の進行方向 右→左
が高くなっており 結果上に向かって打つような形。

ダウンスイング インパクト直前では
インパクトに向けて
左サイドは左上方にボールから離れつつあり
右サイドはボールに向かって近づきつつある。
☞左サイドはボールから離れるので
 ボールを打つ為に、空振りしないために
 左肩や左腕、左グリップだけを
 そこに残す。

この行為が左の首を痛めたりの原因となる。

また、体が上を向いて
体重が右の腰につぶしたまま
素早い運動をする為、
背骨や腰の故障の原因となる。




②手を返すスイング、フェースターン(カイナさばき)をする為、肘や手首を故障。

ここまでこすってると
こんなに振っても ここにボールがある
ボールの速度が遅すぎますよね
ドライバーでロブショット打ってるようなもんだわ


手を返す、フェースターンをするスイングは
よ~く考えてみると
ヘッドをたくさん動かしているようだけれど
そのヘッドをたくさん動かすため、
グリップを止めなくてはならないので
その 動いている部分と止まっている部分に負担が多い。
支点になるのが左ひじや左手首だから そこかな。
体の姿勢によっては右ひじを痛める人も多いでしょうね。
特にパワーやスピードのある人はそうかも…。

特に、腕力で飛距離を出したいタイプのゴルファーに多く
このパターンは 振れば振るほど
それと同じだけ「止める」という相反する行為をするので
痛めてしまう。

このスイングのもう一つの迷路は
殆ど例外なく このスイングでは「ボールをこする」
ちゃんとボールを捕まえ、上から打てるのなら
ヘッドスピード 36ms でも 220ヤードは
(ドライバーでの例)
楽々打てるのに、こすってスピンばかりかけ
高さばかりを打ちだすので
このスイングで220ヤード打つのには
少なくとも 40msを超えるヘッドスピードが必要になる。


フェースターンでボールを打つのには
そのフェースターンを成功させる必要もあるが、
その言葉の通り フェース(打面)ターンさせるので
ボールの飛ぶ方向も毎回動くので
それを使えるショットにするのには 練習の量も頻度も必要。
その練習の量と頻度がどんどん自分の手首や肘を蝕む。
そして このフェースターン打法の問題なのは
使えるショットを覚えても やはり練習の量と頻度が
ないと コースでは役に立たない。

飛ばすためには スイング全体を速くしないとイケナイし、
それに応じたフェースターンの速度が必要で
「真空斬り」するのかという速度で振らないとイケナイね…。



そして 最大にフェースターン打法、
    オンプレーンスイングの欠点
オジサンゴルファーがそれに挑んではいけないのは
フェースターン打法でボールを捕まえるのには
フェースを閉じる→左に向けないとイケナイ。
左に向けてインパクトすれば ひっかけ になってしまう。

その引っ掛けで左にOBしないため
より アッパーに上に向かって振りぬく為
今度は体がのけぞり、腰や体幹を痛めるスイングになって行く。

も、ひとつ言えば
フェースターンの成功は引っ掛けで
それを目標方向に行かせるため
ドライバーの場合 ボールを左に置き
クローズスタンスに構え
より上に向いて ひっかけを狙うので
それが成功せず スライスになった時に
よりスライスはきつく
弾道は高くなり、より飛ばないスイングを作る。

その迷路を楽しんでいるのなら




 言う事は何もないけれど・・・ね
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スイングプレーンは左右ばかりではありません。

2019年02月08日 22時50分03秒 | ゴルフ


ちょっと頭の体操をしてみましょう。

❶ロフト10度の45インチのクラブ
❷ロフト10度の35インチのクラブ
❸ロフト10度の55インチのクラブ



❹ロフト55度の45インチのクラブ
❺ロフト55度の35インチのクラブ
❻ロフト55度の25インチのクラブ

この4本を用意したとします。
シャフトは同じもの・硬さも同じ
ヘッドの重量は長さに応じて合わせたモノとします。

👉ロフトは
 ボールの打ち出し角度とスピンの量に作用します。
 当たり前…ですが、
 ロフトが小さいほど 打ちだしは低く、スピンも減ります。
 その分、ボールの速度は速くなります。
 ロフトが大きいほど 打ちだしは高くなり、スピンも増えます。
 移動角度もあるので(より斜めに移動するので)
 水平距離という意味では
 かなりボールの速度は遅くなります。

ボールの打ち出し角度 という意味では
静止画像などで見る ヘッドの姿勢…
地面に対するヘッドの姿勢は大きな影響を持っていますが、
ことスピン量に関しては
動いてきた道のり、ヘッドの軌跡にに対する
フェースの上方への開き=ロフト角度 ということになります。


よって 左右方向に対する ヘッドの開き
⇒進行してきた道のり、軌跡よりも開いていれば
右回転・スライス回転が増えていくのと同じで
左右方向に対するスクエア
はロフトにとっては0度の存在です。
フェースが開いているのと同じ作用がロフトにはあり、
それが縦方向のスピンになるのです。



👉クラブの長さは やはり
 ボールの打ち出し角度に大きく作用し、
 ヘッドのロフト角度を決める軸になります。
 クラブの長さが長くなると
 ボールに対し、ヘッドの入ってくる角度が緩くなるので
 打ちだし角度が取り易くなります。
 クラブの長さが短くなると
 入射角度がキツクなり、打ちだし角度が低くなります。


❶ロフト10度の45インチのクラブ
❷ロフト10度の35インチのクラブ
❸ロフト10度の55インチのクラブ


そのロフト通り、その長さ通りにショットしたとすると
❶はほどほどの高さにでて ロフト10度なりのスピンです。
❷は打ちだし角度が取れず、キャリー(着弾点)で言うと
 100ヤード行くか どうか、わかりません。
 長さなりにヘッド重量は整えているので
 ❶のクラブと同じ飛距離を飛ぶ力は蓄えていますが、
 空中を飛ぶ❶に比べると、地面の摩擦抵抗は大きく
 最終距離は数割落ちてしまうでしょう。
❸は打ち出し角度は❶より高くなります。
 ただし スピン効果は減る可能性が高いので
 長さが増えた以上のヘッドスピードがないと
 ただ高いだけの失速する弾道になる可能性が否めません。


❹ロフト55度の45インチのクラブ
❺ロフト55度の35インチのクラブ
❻ロフト55度の25インチのクラブ

❺は普通のサンドウエッヂです。
 それに比べると ❹は入射角度が緩いので
 より打ち出し角度が高くなり、コトと場合によっては
 ボールが捕まり過ぎず、打撃の破壊力がボールに伝わらない
 俗に言う「抜けた球」になる可能性も否めません。
 ポッコン とその場で跳ね上がり、ボールも遅く
 緩く遠くに飛ばないショットになる可能性があります。
 
 それとは逆に❻は入射角度がキツイので
 より低く飛び出ます。ボール速度は一番速いですが、
 スピンが入り過ぎる可能性があるので
 飛ぶわけではありません。



以上のことは何を言っているのか というと
インサイドアウトとか、アウトサイドイン と同じく
スイングの弧を手先で好き勝手にしてしまうと
同じロフト、同じ長さの筈のクラブを持っていても
全く違う球質・飛距離・弾道を打つことになってしまうのです。
そうすると そのクラブのロフト角度、
そのクラブの長さ、
という物理的な確定条件である筈のモノが
意味を成さなくなってしまうのです。

 よくお考え下さい。
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クラブ... 知ってて損をしないマメ知識

2019年02月08日 10時37分42秒 | ゴルフ
ゴルフ用語って 結構 沢山ありますよね

ウエッヂのバンス なんてのもあります。

バンス って かなり誤解されている部分が
有るんですけど 正しく理解して 正しく使えば
非常に有難い 存在 効果なんです。

最近では サンドウエッヂなのに

6度とか 殆ど バンス角度の無いものもあったり。。。

バンスの意味 クラブの使い方
分かっていたら こんな便利なモノ
減らしたり 無くしたり しないと思うんですけど
残念だな~ って思います。

最近では ハミングバードのお客様には
殆どいらっしゃいませんが
以前は。。。
 「ボールが上がってしまって 飛ばないので
  ロフトを立てて下さい。」
って 軟鉄のアイアンを持ち込まれる方が
多くいらっしゃいました。

確かに ライロフトマシーンを使えば
機種によってはステンレスヘッドであっても
勿論 軟鉄鍛造ヘッドも ロフト角度 ライ角度は
いじれます。



例えば 30度の5番アイアンがあったとします。
5番アイアンであっても バンス角度は存在します。
専門用語かも知れませんが スクープになっている
アイアンバンスは存在しないと言っても
良いかも知れません。
その 5番アイアンに 5度位のバンス角度が
付いていたとしましょう。

これを 飛ばない 上がり過ぎる と
2度ロフトを立てて 28度にしたとしましょう。

と 同時に この5番アイアンの バンス角度は
3度に減ってしまっています。

分かりますか????

ですので この5番アイアンは
確かに 計測上は 28度になってしまいましたが
使用上では やはり 同じ30度に変わりはないのです。

イメージがし難いかも知れませんが
バンス角度は そのクラブの長さや用途によって
設定されています。
ヘッドの入射角度 が イコールと言っても
良いかも知れません。
サンドウエッヂのバンス角度を選ぶ 目安には
自分の「入射角度」があるとも言えます。
正しく 上から入れて来れる人にとっては
バンス角度は あれば あるほど 便利で
寝かして コスリ打ちをする人には 少ない方が
良い・・・(というか 選択の余地が無い...)

バンス角度は インパクトロフトを安定させますし
ウエッヂなんかにとっては インパクト時や
設置時の安定 支えにもなる訳です。

単純に考えれば ロフト角度からバンス角度を
引いたモノを インパクト時の 地面に対する
ロフトと考えるコトが出来て

☆30度のロフトの 5度のバンス
☆28度のロフトの 3度のバンス
インパクトロフトは 変らないモノになるのです。

分かります?!

蛇足ですけれど
弊社のアイアンは 一般の販売されている
アイアンのバンスよりも 幅も角度も
大きく設定されているので
表示上のロフトは寝ているのですが
実質上は殆ど同じとも言えるのです。


シンプルな構造のウエッヂなんかは
バンスに幅があって バンス角度もしっかり
している方が 格段に 安定していて
使いやすいんですけど
現在の プロも含めたゴルフ界は
正しく ゴルフクラブを使うコトに誘う用品
には 興味が無いと言うか 余裕が持てていないのが
少々 気になるトコロです。


ただ 専門的に言えば
バンス回りがしっかりすると 低重心になり過ぎてしまい
ウエッヂとして 距離コントロールがし難くなる
ケライは否めんので 上手に 製品ロフトと
組み合わせねばなりません。

バンス回りのデカい 低重心 深重心
そして ハイモーメントの60度ウエッヂ
は非常に使い難くなってしまうモノです。

ちなみに ハミングバード で言う
使いやすい ウエッヂ とは
 思い描いた距離が そのまま表現出来る
と言うことで 色んな球が打ち分けられる
みたいな 美辞麗句ではありません。

色んな球が打ち分けられる人は
練習も豊富、技術も豊富なのですし
僕の考える クラブの扱いとは対極にいますので
別にクラブを選ぶ必要はないような。。。
どのクラブを使っても 結局 クラブの性能を
無視して 利己的に使ってしまうので
機能、性能云々は意味がないような・・・
 そんな気がしますがね
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第2回ゴルフスイングセミナーにて

2019年02月07日 19時58分43秒 | ゴルフ
第2回ゴルフスイングセミナーにて






(投稿) スイング大改造セミナー

その名のとおり、大改造がありましたので書かせて頂きます


2回セミナーを受けさせてもらって
各パーツというか、スイングを形成する部分は説明もらいました


それを踏まえてボールを打ちながら感じたことを書いたのですけども
今回は動画補講がありましたので、その2としてその内容をご紹介です

まずは自分の動画を撮ってもらいます
その場で編集してくれますので、それを分析していきます

多くの場合、ここで愕然となると思います
わたしは自身の動き(感)と映像との違いにショックでした(笑)
自分を見たくないという場合は強制しませんが

大改造

を望むのであれば、避けては通れないものです

で、その後先輩動画を見せてもらいます
単純にはその差、違いを見つけていくのですけれども
かなりのショックを受けた後ですので、さらなるショックは覚悟しておきましょう


しかし照らし合わせていくなかで必ず気づきがあります

そういう意味では何回かのセミナー後に動画講習を受けた方が効果的かも


ああ、あのアドバイスはこういうためのものだったのか
とか
この部分を修正しない限り、この動きはできないな
とか
セミナーを受けているのといないのとで理解度が変わってくると思います

そこで今回得たモノは、、、


「天と地がひっくりかえる程のスイングです!!」


これまで〇〇から離れていたグリップが近づき
開いていた体が向きを保ち
クラブ姿勢の変化が少なくなり
ボールをつぶせる準備が整いました♪

それに伴い、頭の中でばらばらだったアドバイス内容が見事につながり、、、

もうね
その時は興奮収まらない自分にちょっと恥ずかしくなりました(笑)


それは付け焼刃のものではなく
その場しのぎに当てるだけのものでもない


「根本原因をつきとめる」

根っこのものでしたから少々ご勘弁ください
(その時の店主は完全に呆れ顔でしたが、、)


繰り返しになりますが
「HBSスイング大改造セミナー」
恐るべし!
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ゴルフ/最大の慣性モーメント

2019年02月07日 19時56分42秒 | ゴルフ



ゴルフクラブ、特にクラブヘッドの進化は
慣性モーメント増大の歴史とも言えます。



近年、ルールの設定によってその拍車に制限がかかりましたが
ドライバーヘッドの大型化
アイアンヘッドの中空化やキャビティ化の
目指すところは その「慣性モーメント値」を増やすことを
主の目的としています。


メーカーのカタログや雑誌などでは
慣性モーメントの働きを簡単に説明するために
慣性モーメントが大きい=スウィートエリアの増大
という表現を多く使いますが
現実には少々異なります。

慣性モーメントは
その運動を持続し続ける力
その姿勢を維持する力
を指します。

ボールという質量は
クラブ、クラブヘッドの移動にとっては
その運動を阻害する要因になります。
その姿勢を阻害する要因になります。
関係モーメントの値が大きいと
その阻害要因のボールの質量を負荷として受けても
そこまでに続けていた運動を持続しようとする力
そこまでのクラブヘッドの姿勢を
維持しようとする力が強くなります。

フェース面上のどこかにボールを当てる
というものとは微妙にニュアンスが異なります。

ですので 当てるところがどこかに存在し
そこを目標に動かすことが慣性モーメントを活かす
方法ではなく、
出来うる限り ある一定の変化の少ない移動
ある一定のクラブヘッドの姿勢を続けることの方が
その効果を活かしやすくなります。


当てる場所ありき でスイングするものと
運動の持続、姿勢の持続ありき でスイングするものでは
クラブの扱い方は異なってくるでしょう。

慣性モーメントは質量の総合形態です。
同じ質量のモノであれば 重量の配分が
外側に広がっているものの方が大きく
同じ形状のモノであれば 質量そのものが
その慣性モーメントを大きくします。

よって ヘッドの大きいモノ、質量が重たいモノは
慣性モーメントが大きくなりますので
ヘッドをターン クラブヘッドの姿勢変化が激しい
使い方と相性が悪くなります。
フェースターンは姿勢だけでなく、運動の方向も
それをしないものと比べると激しく
それを嫌う大きな慣性モーメントクラブでは
やはり相性が良くありません。

慣性モーメントはミスによる方向だけでなく
飛距離増大、飛距離の均一化にとっても
とても大きな助力になりますので
それを利用した方が打ち手としては明らかに楽で
慣性モーメントをどう上手に利用するかが
アマチュアゴルファーのとって
練習(訓練)頻度やメインテナンスを減らす
体に優しいスイング論になって行きます。

もうすこし具体的に言えば
慣性モーメントを利用するスイングは
 ゴルフクラブ単体を動かすのではなく
 クラブヘッド単体を動かすのではなく
 クラブを持った自分が動くことが
 慣性モーメントを活用する最大の方法 です。
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L型ブリストルパター使い方イメージ

2019年02月06日 23時47分28秒 | ゴルフ




パターはよく「オーバースピンを掛けろ」と言われます。
  …順回転のことですね

では、逆に球体を逆回転かけるように
パターで打ってみて下さい。

出来ますか?

出来ませんよね。



巷でよく言われる ショルダーストローク
肩の振り子をすれば、過度のオーバースピンが
かかります。

ボールにも自重があります。
45g位です。
芝の上では、ボールはその自重で軽く沈んでいます。
肩の振り子のストロークでは
ボールをアッパー気味にとらえることになりますから
ボールには下方向 地面よりも下方向に進もうとする
ベクトルが掛かってしまいます。
すると ボールの沈んでいる芝の壁に一度あたり
ボールは跳ねることになり、打撃のエネルギー(距離感)も
打ち出しの方向もズレルことになります。

ボールの外周は 約13.5センチです。
ボールが一回転すると 摩擦を除くと
 13.5センチ前進することになるのですが、
良いストロークとは
ボールが一回転するのに それよりも移動する
例えば 1m35センチ 移動するのに 10回転
ではなく、8回転とか、9回転するような
そんなイメージの方が良いと思います。


車のドラッグレースと同じで
順回転であったとしても、過度なモノは
やはり抵抗(摩擦)になります。
特に初期段階では…。
順回転しているのに 移動していない
ホイルスピンになってしまったり します。

距離感の基本は水平移動させる距離です。
ボールを打ち出す方向に対し
なにがしかの円の動き、曲線の動きを必要以上に
入れれば ボールには必ず無駄な回転が付きます。

市販のパターでの ボールの転がりを見ていると
初期のボールのスピードは速いのに
距離が届かない というコトが少なくありません。
難しく考えることはありませんが、
ボールが地面を転がす限り、オーバースピンは
当り前にかかるので 無駄なスピンは掛けようとせず
打ち出したい方向に対し、極力 ヘッドの円運動を避け
水平方向に動かしてあげることです。

そうですね、イメージからすると
丁度 冬季オリンピックが目の前にあるので
カーリングが近いかも知れません。
あの球?(なんて言うか知りませんが)が移動する
そのスピードと同じく、投げ手が移動すること
そしてリリースしてあげる
そんな感じが良いのではないかと思います。
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スイング用語◆クラブは丸く振れ か?

2019年02月06日 23時44分44秒 | ゴルフ
他のスポーツでどうなのかは分からないけど
ゴルフで言うところの 「打つ」とか、「振る」と言う言葉の
動作の源は 腕さばき と言うニュアンスがあるみたい ですね。

打つという行為そのものが腕の動き
と言うニュアンスが強いところが
スイングのメカニズムを狂わせ、クラブの機能を曇らせる。
多分、スイングの迷い、悩みは
そんなところが始まりのような気がする。

ピン と来ないゴルファーは多いからも知れないけれど、
打つという行為は「体を回す」「体の向きを変える」
と ほぼ同意語。
体を回すことが打つことそのもので
ここを勘違いしては、一番初めのボタンが掛け違いされてしまう。


それを大前提に考え
お客様の質問に答えてみたいと思う。

「スイングは円のように振れ」 なの?
「クラブは丸く振れ」 なの? 

と言う質問を頂きました。

これにお答えするのは難しくはないけれど、
それぞれのゴルファーは自分にピンとくる言葉を
当然 ピックアップしていくので、どうしても
誤解が生まれ、矛盾が生じてしまう。

そうこの質問、半分正解で、半分間違い

スイングの最中、断続的に体の向きを変えているので
それを第三者の立場で見れば
斜めの土星の輪のような円に見える。

しかし、この「結果」は クラブを、クラブヘッドを、
単独で動かしているのではなく、
クラブと打ち手の関係はあまり変わらず
体の向きを変えているから であって
クラブを、クラブヘッドを振っている のではない。
前傾姿勢はあるけれど、人間は体の向きによって
クラブを横方向、多少斜めではあるが水平方向に
移動させているに過ぎない。
動かしている と言うよりも移動させている方が
ニュアンスとしては正解だと思う。

それが「丸く振れ」「円のように振れ」の正体で
クラブを単独で動かさず、自分が向きを変えれば
それが生まれてるのだが、多くのゴルファーは
クラブを「振ってしまう」

補足ではあるが、クラブ、クラブヘッドの作り出す
遠心力は その運動に対し、クラブを外にはらまそう
外に引っ張る力である。
それは クラブを動かしていこうとする方向に対し
ほぼ90度以上反対の力の方向で
スイングに遠心力を一切使わない、利用しない
とは言わないが、基本 ボールを打つことの
ボールを飛ばす破壊力の源には成り得ない。
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コスリ球 スライス脱出作戦!

2019年02月05日 20時36分46秒 | ゴルフ
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1962902.html
手で振るスイング、手で弧を造ってしまうスイングの
大きな欠点の一つに
①コスリ球抑制
②スライス抑制
この二つが相反してしまうコトです。

手で弧を造る・手で振る…と言う根本原因を変えず
場当たり的ですが、コスリ球を抑制するには
👉ハンドファーストが必要となります。


しかし 逆に 手で弧を造る・手で振る…と言う根本原因を変えず
場当たり的ですが、右回転を抑制するには
フェースを左に向けないといけませんから、
👉ヘッドファーストが必要になります。


ロフトを立てようとして ハンドファーストを強めると
よりスライスが強くなってしまうので 断念することになり、
その折衷案のような場所を探すことになるのです。
別な言い方をすれば ハーフコスリ球/ハーフスライスを打つか、
右を向いて 左曲がりが入らない『引っ掛け』を打つか
いずれがであろう

行き着くところ、スイング矛盾のループです。



自分で試してみると良いですが、
グリップの移動よりも ヘッドの移動を多くすると
クラブを両手で持っているという制約のため、
振れば振るほど 左手の長さが邪魔になります。
そう言う人ほど インパクトは左手を伸ばすモノ
 と信じているので
左サイドをひっつらせるように上げるしか逃げ場がなく、
右サイドは下がり ロフトは増えます。


ゴルフスイングの場合、
体の回転でクラブを動かしてなくとも
アドレス等の制約によって
左サイドが上がれば、体は開きますので
ヘッドの軌道はインに切り込み、
より多くのヘッドの向きの閉じが必要になる
という ループが生まれる のです。


手で弧を造るスイングでは
手で操作するヘッド軌跡・ヘッド姿勢によって
ヘッド軌跡・ヘッド姿勢に一番大きな影響を与える
体の姿勢が毎回変化してしまうため
基準が生まれず、前回のショットが役に立ちません。
前回のショットがフック気味だったのに
今回のショットがスライス といった具合に
全方向の広角度ショットが可能になってしまいます。
野球だったらいいんですけどね…。

このやり方で 安定して同じ球を打つのには
ちゃんと体の回転なりにクラブを動かす打法に比べ
10倍~100倍以上の練習頻度と練習量が必要になり、
しかも 影響を受けても 体が上を向かないよう
体が開かないよう 一番速度を速くしたいインパクトで
体を止めますので 負担もすごい…。
それを職業にしている若手プロでも
30歳の時には満身創痍になるほどです。



コスリ球・スライスというのは
イコールでないところが辛いところではあるのですが、
クラブの、ヘッドとグリップの相関関係で
ヘッドはその重さ分 遅れるもの
意図的に遅らせる必要はありませんが、
「重量物であるヘッドは動きたがらないモノ」と言う認識が
必要になります。

「インパクトは遅らせっぱなしのまま迎えろ」

遅れるとフェースが開く(右を向く) というのが
一般的な共通理解(間違っていますが)だと思うのですが、
そもそも その考えは
クラブ(シャフト)を回すこと から始まっています。
(ヘッドを回転させること)
クラブヘッドは 複合した角度で構成される道具 ですので
ヘッドを回転させることは
✊打つ距離を決める
✊出るボールの「上下左右」の角度を決める
✊距離にも高さにもつながりますが、ボールの回転量を決める
という大切なモノ(ほとんどですね…)です。

ヘッドの重さ分、ヘッドはグリップよりも遅れますが
それをロフトの立ちに変える と言う発想に変えていく
必要があると思います。


ロフトの立ちであれば
フェースの開きと違い、復元させる必要がないので
そのクラブの長さとヘッドの重さから
一定の幅でインパクトを繰り返し迎えられる
可能性が高く、ヘッドの重量が利用しやすくなります。

ヘッドの遅れがフェースの開き であると
それを復元させるには
ヘッドの重さが邪魔になります。
ヘッドの重さが多いほど開きやすく、
かつ 復元が難しい…。
(復元する、開きを閉じるにはグリップの移動を抑制しなければ
 なりませんが、重いほど遠心力が掛かり制御は難しい)
 しかし、ヘッドの重さを軽くすれば飛ばない
と言う矛盾から抜け出せません。
ヘッドを軽くしたとしても、結局 その分振る必要が
出てくるので 解決方法がありません。

ヘッドの遅れをロフトの立ち に変えると
復元の必要が無くなり、
ロフトを立てる(地面に向け気味にする)
と言う行為は 左サイド・左グリップの低さ が
必須ですから、体重移動もし易く、回転もし易くなります。
そのクラブ姿勢から、ヘッドの重さによって
よりグリップの移動が促進されるので
ロフトの立ちを維持し易くなりますし、
重さによって クラブそのものの移動が促進されるので
重さと速さが仲良しの関係になります。

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第2回 ゴルフスイングセミナーにて

2019年02月05日 20時08分24秒 | ゴルフ
第2回 ゴルフスイングセミナーにて
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このイメージが手打ち/手振りを作ります

2019年02月04日 23時05分43秒 | ゴルフ
からだの回転でクラブを動かそう
 と思っているうえで 決定的な失敗 につながるのは
 クラブが円を描く/反転する と考えているコトです
もしくは クラブが反転、180度ターンする と考えているコトです。

このイメージを持っているコト
 ☟ が原因です。



どう言うことか というと
その動きを クラブ無しで再現するのは難しくないでしょう。
ところが それをクラブを持ってすると クラブの重さ によって変化が現れます。
変化 ではなく、もちろん違いがある! のですが…。

クラブ無しでも 腕をぶらぶら からだの回転で振ろうとすると
腕は運動とその重さ分留まり、からだが先に回って
からだが止まり始めてから はじめて 腕が動き出す ようになるでしょう。
それと同じです。



👈このスイングイメージでは永遠に手振りから脱しません


からだの回転を正しく実行するには
クラブの重さ、運動で増えるクラブの重さ を
一切 無視・・・捨て置く必要があります。

✋特に長い棒の先端に重さのあるその形状は
その重さがあるので 『無視』→動かそうとしない をしっかり行わないと、
からだの回転 ではなく、
クラブの回転ばかりを意識することになり
クラブの重さによって 逆にからだの回転が阻害されます。


特にダウンスイングでの話になりますが、
からだが動き始めると、クラブ、特にヘッドの重さが増えます。
その重さはそこに留まろうとするチカラです。
ですので クラブはより自分に近い方に
巻きつくような形になっていくでしょう。

そして そのまま 左向き まで行うと
自分の体は 180度ターンしても
シャフトのターンは90度程度で終わります。



ゆるゆるクラブをさせてやってみてもいいかも…です。

ボールを打つ というコトを考えず、クラブを持って素振り。

ダウンスイングで 体の回転に対し
クラブヘッドは置き去り、無視しておくと
すんなりをからだは ボールと正対する正面を経て
左向きになります。

一方 クラブ、シャフトで円を描くこと
クラブ、シャフトを180度ターンさせる
ヘッドを動かそうとすると さっきの腕振りと同じタイミング
正面を向けず、いきなり左向きになり
からだが止まる・体の動きがおさまり始めてから
腕やクラブを振ることになる(振り遅れ) のを感じると思います。

クラブヘッドの重さは放っておけ です
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