(2012年7月30日(月)発行)(次回8月6日(月)予定)
さて、今回はトヨタ生産方式の導入の本の4冊目になります。これ以降紹介する本はそれほどページ数が割かれていなかったり、導入のステップが記載されていなかったりします。この本は、項目毎のチェックシート方式で、導入のステップが明確には書いてないように思います。しかし、チェックシート部は約30pにもなり、トヨタ生産方式を理解するのに役立つ本と考えます。一度トライください。
1.タイプ
チェックシート型
2.内容
第2章のモノづくり職場の自己診断の、p36~p67に記載があります。
記載の項目は、
(1)仕掛品の状況
(2)時間当たりの出来高のばらつき
などなど15項目に及びます。著者も少し項目が多いかなとは書かれていますが、それだけ色々な点でチェックができるかと思います。
多すぎれば、自分で選択されたら良いと思います。
3.読書後の感想
トヨタ自動車株式会社でTPS主査という役職を経験され、さらにパナソニック株式会社でも改善活動のアドバイザーを経験されています。自動車と電気製品の製造現場それぞれの豊富な経験を著作にされているように思います。
4.本の情報
タイトル:すぐに使える トヨタ生産方式 導入・実践ノウハウ集
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
価格:2800円
出版年:2011年
ページ数:285p
5.著者略歴
1971年トヨタ自動車株式会社入社。TPS主査を経験。その後、パナソニック株式会社にてアドバイザー。現在、ティー・エス・コンサル(ムダ取り研究所)代表取締役社長。
6.外観
井上三右衛門<三>
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