カタログギフト

　何と呼ぶのか正式には知らないが「カタログギフト？」の話。
　結婚式の引き出物や葬式の香典返しに好きな物を選ぶ方式。

　あれを貰うと私は目移りしてなかなか決められないので困る。
　後で見直すつもりでそのまますっかり忘れていたのがあった。

　ふと思い出して同封葉書を見ると「有効期限４ケ月」とある。
　半年以上経過している。「無駄にした！」と悔やんだ。

　でも忘れる人など珍しいとも思えないので問い合わせてみた。
　駄目で元々、低姿勢でこちらの情報を伝えると嬉しい返事。

「大丈夫送りますよ」ホッとしたがあきらめる人も多いのでは？

郵便物の遅配

　今年の年賀状は８日過ぎに受け取ったのが数枚あった。
　「遅過ぎるのは儀礼的な返礼？」と良い気持ちはしなかった。

　しかし今日会った人が私の出したのも８日過ぎに届いたと言う。
　そんな筈はない！その人へは元旦の昼過ぎに投函しているのに。

　郵便局の集配に不手際があったとしか思えない？
　郵政民営化になってからサービス低下をしばしば感じる。

　ポストの集配時間が場所によっては１日１回も珍しくない。
　以前は２．３回はあった。そして１両日中に確実に配達された。

　最近は日数も不確実で当てに出来ない。宅配便の方が断然優勢！

神の授かり物

　４，５日前から親指に痛みを感じて日毎にひどくなっていく？
　家事をするにも差しさわるので近所の整形外科に行ってきた。

　予想はしていたがものすごい混みよう、覚悟して待っていた。
　「まあ可愛い、何か月？」華やぐ声が聞こえるので振り向く。

　赤ん坊を抱いた２０歳位の女性を患者たちが取り囲んでいる。
　私の位置からも赤ちゃんが見えた。壊れそうなくらい小さい。
　
　未熟児で生後１ケ月とか、手足の指などは綿棒のような細さ。
　天使のように可愛い。神様からの授かり物、預かり物かも？

　私の診断結果は関節炎、テーピングと湿布で様子を見る事に。

お土産二重取り

　朝、弟から「お裾分けを持って行くから」と電話がかかる。
　埼玉の義兄が東北旅行先からお土産を送ってきたそうだ。

　「そっちには届かなかったかい？」「いいや何も…」
　必ずしも両家に届くとは限らないので申し出を受ける。

　ハタハタ寿司やキリタンポなど秋田の食べ物を半分っこ？
　翌日、思いがけず我が家にも福島からの宅急便が届いた。

　中には喜多方ラーメンや漬物などが数種類詰まっている。
　二重取りになるから今度は私が弟に分けなくちゃあ。

　義兄は１週間ほど東北を巡って来たとの事、気配りに感謝！

新都市探検

　ここ１０年位前から今治市は新都市開発に力を注いでいる。
　市内の西部地区に住宅地を含む街が誕生し道路整備も進行中。

　それまで全く馴染のない所で以前は一帯が山だった気がする？
　整備地区になってから新しい道路もどんどん出来ているようだ。

　大型イオンモールも建設中とあって見学がてらドライブしてきた。
　岡田監督率いるサッカーチームもここを根拠地にしているとか。
　
　道路も建物も一帯全部が新しい作りなので同じ市内とは思えない。
　この道はどこに出るかなと探検気分でうろついてきたがまだ迷路。

　将来この地が発展するのかどうか？期待するより他なさそう。

運命？

　寒中見舞いを出した人から久しぶりに電話がかかって来た。
　彼女は約１０年間、旦那様の看病をして昨夏に看取っている。

　「ご苦労様でした。ゆっくりしてますか」と私は尋ねた。
　すると「今は姑が重篤で入院中、目が離せない状態」と言う。

　その前は舅を看取り、その後夫に続いて姑までと続いている。
　「次から次と休む間もなく大変ね、貴女も気を付けてね」

　そんな事ぐらいしか私には言えないが想像するだけで大変！
　「運命なのよ、仕方ないの」あきらめ口調で彼女はつぶやく。

　良い運命なら歓迎だが人が「運命」と口にする時は反対が多い？

押しくら饅頭

　先日の新聞に小豆島の猿山の猿の写真が載っていた。
　寒い時期に猿たちが寒さしのぎに寄り集まっている姿。

　猿の押しくら饅頭とも呼ばれて冬場の名物になっている。
　今日、川べりを覗きながら歩いていると鯉のそれを見た。

　最近あれほど居た鯉の遊泳を見かけないと気にしていた。
　エサ不足でどこか移住地を替えたのかとも思っていた。

　ところがそうでもないようだ。ゴミ貯まりみたいな所にいた。
　ゴミの色に同化した様に団子状になってほとんどが静止状態。

　これも１種の冬眠？生き物の生活の知恵・本能に感心する。

バーゲンセール

　年末に見かけたセータが気に入って欲しいと思っていた。
　飛び上るほど高い物ではないがメーカの定価通りの値札。

　もう少し待てば少しは安くなるだろうと様子を見る事に。
　年明けに覗いてみたら無くなっていたので「しまった！」

　悔しく思いながら見回していると別の場所に飾られていた。
　そこで買えば良いのに、又もやバーゲンを期待して帰った。

　今日は待っていたバーゲン日だったので勇んで行った。
　半額や３割引きが大半の中で目当ての品は値引きしてない！

　３回目の正直、悔しいけど私の負けと思って購入した。

寒中見舞い

　幕の内が明ける８日過ぎに寒中見舞い葉書を投函する。
　喪中で年賀状のやりとりが出来なかった人などに出す。

　喪中葉書は貰いっぱなしでも構わないと言う人も居る。
　私はお慰みのつもりで返礼葉書を書くようにしている。

　それが終わるとやっと新たな１年の門出を実感する。
　去年亡くなられた方や残されたご家族に想いを馳せる。

　長寿を全うされた人も居れば惜しまれる死もあった。
　家族にとっては看取りは大変な事だったに違いない。

　今年はどうか無事に健康で過ごせますようにと祈る。

どうでも良い男

　今日の夫のセータは真紅のバラ色とでも言えるような赤。
　その下のシャツとズボン、靴下までグレイ系で統一した。

　私が準備していた物を素直に着ていたのでおだてた。
　「ほら、ちゃんとすると良い男じゃない、ヨォ～色男！」

　「どうでも良い男～」と笑いながら夫が反論して来た。
　そう言いながらも「この色、ディでも褒めてくれたよ」

　やはり褒められると嬉しいようだ。満更でもない様子。
　孫にも衣装だが夫の場合は服装によってずいぶん変わる。

　むさ苦しい爺さんだったり、紳士になったり七変化する。

歯槽膿漏

　夫婦そろっての歯科受診日、朝１番と２番で予約していた。
　歯はある時期から悪くなると次々あちこちに広がっていく？

　月１の検診で運良く炎症が無い時は歯垢除去などが行われる。
　２日前から前歯ブリッジの上が痛むので今日はそこの治療。

　歯槽膿漏からくる腫れらしくて抗生物質の注入が行われた。
　「約１週間ブリッジを外して刺激しないように」と言われる。

　前歯４本分の歯が無いと発音しにくくてモゴモゴして不便。
　それに見た目が１０オ歳位老けるのでマスクで隠すより他ない。

　歯で苦労するなど昔は想像した事もなかった。過信していた！

ポカポカ新春

　今日は４月中旬の暖かさと天気予報が報じていた。
　確かに暖かい！小春日和で外にいる方が気持ち良い。

　温暖化を心配するが寒がりの私にとっては有難い事。
　夫は今日からディなのでホッと一息いれる事が出来た。

　うるさがる訳ではないがベッタリ居られると疲れる。
　夫も若い職員とおしゃべりなどする方が楽しいと思う。

　夏に驚くほど咲いたハイビスカスに又、大小３個の蕾。
　１輪は明日辺り開花しそうな気配、これも暖冬のお蔭？

　野菜類が安いのは助かる。但し蜜柑などは腐りやすい。

１０年先の姿

　買う物など無かったが夫が退屈していたのでスーパーに行く。
　去年の売れ残りと思う餅等がまだ山積み、処分が気になる。

　１月２月は売り上げが鈍って商売人は大変と聞いている。
　夫の歩調に合わせてブラブラ商品を眺めながら歩いていた。

　前方で６０歳程の男性が「サッサとしろよ！」と怒っている。
　８０前後の女性がカートを杖代わりにして鈍重な商品選び。

　多分親子だ、息子が年老いた親を連れて買い物と見受ける。
　「まだ買うのか！」「だって…」消え入るような老婆の声。

　似たような場面によく出くわす。自分の10年先と重なる？

神社に初詣

　特別な事が無い限り１月２日に初詣するのが我が家流。
　昔、私たちが結婚式を挙げた市内の姫坂神社に詣でる。

　結婚式も１月２日、もう何年が過ぎたのかと考える。
　結婚記念行事はしないが参拝に行くと当日を思い出す。

　本殿までは入口から坂道又は石段のどちらからでも行ける。
　大した距離でなく30ｍ位だが夫と２人の時は坂道を選ぶ。

　一昨年は私だけの参拝、夫は体調不良で留守番していた。
　昨年は夫は杖を付き介助されながらだったが今年は独力。

　「すごい回復力ね」と褒めると「必死だよ」と照れていた。

個性的年賀状

　お正月は年賀状を頂くのを１番の楽しみにしている。
　普段はご無沙汰の人とも旧交を温める事が出来て幸せ。

　特にお歳を召された方から届くと元気な証拠と安心する。
　年賀状はカラフルな絵や達筆な筆字などもあって楽しい。

　送り主の顔を思い浮かべながら飽きる事無く拝見する。
　どれも実に個性的で優劣つけがたい出来映えに感心する。

　家族写真入りのは色々と問題にされるが私は嫌ではない。
　むしろ興味深げに見入る。家庭円満の証拠だろうと思う。

　年々、受け取り数は減少しているがこれは仕方なかろう。