誤作動パニック

　図書館の１室でサークルの定例会を開いていた時の出来事。
　急に「ゴォ～」と天井から訳の分からない音が響き出した。

　人の声も聞こえない程で不気味さに皆で顔を見合した。
　「この音は何、どうしたの？」不安で会は中断状態になる。

　緊急事態発生？北朝鮮のミサイルではないが恐怖にかられる。
　立ちあがって机の下に潜ろうとしている人もいたようだ。

　ざわついていると男の人が様子を見てくると部屋を後にした。
　戻ってきて原因判明で落ち着いた。特殊機械の誤作動らしい？

　時期が時期だけに良からぬ連想もしておびえたがが笑えぬ話。

古切手

　役所からの書類を送り返すのに８２円切手が必要となった。
　生憎、買い置きが無かったので古切手帳から拝借する事に。

　息子たちが小学生の頃に切手に興味を示した時期がある。
　すると子煩悩の夫が切手発売の度に買い与えるようになった。

　毎回一人５，６枚ずつで貯まる一方、その内子供は飽きた。
　今も２冊の切手帳がそのまま、主の居ない机に並んでいる。

　以前「切手買います」の業者に売りに行ったら額面よりも安値！
　損する事はない、勿体ないから私が使おうと思っている。


　６０円が多いので不足分は足す。みっともないが仕方ない。

日本のお酒

　夫が「今度は日本のお酒を買って欲しい」と言いだした。
　何の事かピンと来ないのでいろいろ質問してみる。

　「〟日本のお酒〝という銘柄なの、どこの会社の品？」
　はっきり答ないのでしつこく聞くと相手は怒り出した。
　
　外国のお酒など買った覚えはないのに日本のお酒とは？
　「なら一緒に酒屋に行こうよ」と夫を連れ出した。
　
　店内で目を輝かせあれこれ迷っている夫を見て分かった。
　今まで飲んでいたお酒は飽きたから違う銘柄にして欲しい？

　こんな調子で振り回される。腹立しいやらおかしいやら。

数独難問に挑戦

　今日は新聞の休刊日だったので朝の１時間が空いた。
　退屈しのぎに一昨日の豪語を検証してみようと思いつく。

　「数独なら解けない問題はない、必ず出来る」と書いた。
　自信ありげな物言いをしたが本当かと心が揺らいで来た。

　新聞に出る問題は全部解けるが、他ではどうだろう？
　PCゲームで数独超難問コーナーがあったので兆戦する事に。

　１問１時間程かかったが解けた！　理屈は同じと認識する。
　後はタイムを競うのだろう。この点での自信はない。

　今日は１問だけだったが、後日また別問題をやってみよう。

網戸朽ちる

　隣の家が建って何年が過ぎたか、最近は年数がはっきりしない。
　１０年位の気がする？その隣家と我が家は２mも離れていない。

　窓越しに丸見えになるので向き合う所はカーテンで遮っている。
　窓を開ける事もないから網戸があっても使ってないのと同じ？

　掃除をしていて何かがぶら下がっている気配なので窓を開けた。
　すると網戸が大破して紙切れみたいに枠にぶら下がっている。

　取り除こうとしたら堅い筈の金属網が綿以上に柔らかい感触！
　触ると同時に崩れ落ちた。紙でもあれほどボロボロにならない。

　長年の雨風で朽ち果てたにしても、あまりのもろさに驚いた。

ささやかな自慢

　土曜日は新聞にパズルが載るのでそれを楽しみにしている。
　何種類かのパズルの中で必ず挑戦しているのは数独。

　８１個の枠に１から９までの数字を入れて縦横を完成させる。
　最初は市販の本で練習をしたのだがそれが５年位前の事？

　毎週の問題はレベルが３から５と異なるが今では全部解ける。
　解く時間差はあるが、ここ数年では解けなかった問題はない。

　時々弟が「解けた？」なんて聞いてくるが「できたよ」
　コツさえ掴めば必ず解ける！　私のささやかな自慢かな？

　最近は解けた喜びよりも解けて当然、ヤレ出来たと思うだけ。

ガクッの気持ち

　出先で和式トイレに入り、用を足して出ようとしたら立てない？
　踏ん張りが利かず立ち上がる事が出来そうにないので焦った。

　今まで何の触りもなく当たり前に出来ていた事なのに何時の間に？
　便器前のタンクに繋がる金棒をつかんでそれに助けられて立った。

　脚の筋肉が衰えた証拠！　相像もしてない事態に驚きおののく。
　そう言えば母が80歳過ぎた頃から和式トイレを避けていたっけ。

　その時は大変さが分からなくて「不便ね」で済ましていた。
　自分の番になって分かるとは想像力に欠けていたと反省する。

　とに角ショックでガクッときた。洋式は楽だが脚が弱るようだ。

映画を観に行く

　この夏はちっとも良い事がなかったように思う。
　気晴らしに「一日の王」さんお勧めの映画を観に行った。

　ブログ「一日の王」さんの映画評は詳しく的確と感心している。
　「ワンダーウーマン」製作費１億５千万ドルかかっている超大作。

　最強スーパーヒーロは女で監督も女、興行成績抜群のヒット作！
　超美人が女を武器にして戦うのではなくて鍛えた体で戦闘する。

　格好良さにうっとりするが、あくまで非現実的であくまでも娯楽。
　映画ならではの迫力があり見ごたえはあったが感動とは別の物？
　
　お客は２名、暗闇の中で相手が男性だったので入口近くに座った。

難解すぎる

　うっかりしていて図書館が4～13日まで休館なのを忘れていた。
　手元に読みたい本が無いので以前放り出したままの本を読もうか。

　「スペイン戦争・アナキズムの墓場」長年放置していたのがある。
　高校時代の親しい友人の翻訳物、送ってくれたものの難しすぎる！

　頂いた時は丁度、夫の介護が大変だった事もあって根気もなかった。
　後で読もうと本棚に置いたまま。今なら腰を据えて読めるかも？

　それで読み始めたが政治なのか哲学なのか筋が無いから当惑する。
　私の頭脳で読みこなすのは無理そう、何回も読まないと駄目そう？

　今回も途中でギブアップ、翻訳した物をもう１回噛み砕いて欲しい。

捨て猫

　私は元来薄情なのか動物が苦手で飼った事はない。
　悪い事をしたと思うが子供たちにも飼育は禁止していた。

　情操教育には良いらしいが口きかぬ物の扱いが分からない。
　それにペットの毛に対するアレルギーも拒否理由のひとつ。
　
　動物嫌いは相手にも通じるのか犬などにはよく吠えられる。
　川のガードレールに「捨て猫禁止」の貼り板が設置されている。
　
　しかし効果なく子猫がよく捨てられて私の車の下に居たりする。
　憎い訳ではないけれど、可哀そうだけどエサは絶対与えない。

　するといつの間にか居なくなるが又、新入りがうろついている。

果物嫌い

　ディ職員が夫を送ってきた時、私はコーヒを飲んでいた。
　「もし時間がおありならコーヒ飲まない？」と誘ってみた。

　「５分位なら大丈夫です」と気持ち良く上がってくれた。
　果物のゼリーがあったのでコーヒと一緒に出した。

　ところが「果物嫌いなんです。遠慮します」と横に除ける。
　「果物はどれも全部だめ？」と聞くと頷く。信じられない！

　男性には果物嫌いの人は居るようだが女性では珍しい？
　甘い物苦手の人はざらだが、うら若い女性なのに不思議。

　それならとお菓子を出してあげるとニコッとしていた。

歳を感じる時

　７０歳を過ぎた頃から急に年齢を意識しだした。
　体力的な衰えを感じ体が自由にならなくなったから？

　年齢的には誰がどう言おうとお婆さんに間違いない。
　しかし心の中では口で言う程、年寄とは思っていない。

　外観は決して若くはないが心は若い頃とあまり変わらない。
　成長していないと言う事か、それとも本質は変らない事？

　そんな事を考えながら窓ガラスを眺めると汚れに気付く。
　一昔前ならサッと掃除をした筈だ、それが億劫になる。

　自己防衛力が働いて無理は禁物とセーブしてしまう。

処暑（しょしょ）

　処暑はふり仮名をつける程でもないが今時分を指す用語。
　暑さが少し和らぐ頃の事で、日本の季節を表す７２候の一つ。

　９月に入ったかと思うと急に涼しくなった。台風の影響もある？
　朝夕は半袖では心もとない。朝の風や夜の虫の声に秋を感じる。

　朝、ディに行く夫を送りに外に出ると空気は澄んで空は真っ青。
　田では稲穂が豊かに実り、辺りが黄金色っぽくなりつつある。

　「秋だねぇ、過ごしやくなるね」そんな会話を夫と交わした。
　今年の夏は猛暑のせいか私がバテてしまって色々不安だった。

　体調不良だと碌な事を考えない。まず元気を取りもどしたい。

佐藤愛子さん

　佐藤愛子さんは誰もが知っている９３歳の現役作家。
　今が旬とでも言えそうな程のご活躍ぶりに感心している。

　朝日新聞の「人生の贈物」欄でこれまでの事を語っている。
　残念ながら今日でその記事は終り、明日からは別の人になる。

　写真から拝見するとふくよかで大変若々しく表情も豊かな人。
　前向きな生き方が容姿にも表れているのか溌剌としている。

　自然体で生きているそうで堂々としている所がすごい！
　とても９０過ぎの人には見えない！見習いたいお手本の人。

　５０年位前にハチローではない兄さんに会った事がある。

古い記事

　月日の経つのは早いもので気付くとブログを始めて１０年目。
　よくぞ毎日綴って来たと我ながら感心するやらあきれるやら。

　GOOブログでは毎日アクセス数と読まれた記事名が表示される。
　その古い記事を読み返す。これが懐かしいと言うか変な気持ち。

　記事のタイトルを見ただけでそう言えばと思い出す内容もある。
　反面「何を書いたのだっけ？」と首をひねるのもある。
　　
　誤字あり意味取り違えの駄文ありで我ながら恥ずかしい！
　でも懐かしい。１０年一昔と言うがつい昨日の事に思える。
　惰性で綴っているとも言えるが今は書かないと１日が終らない。