3月11日の震災はこちらにも大きな影響が出ていました。
心的な被害です。
恵里奈の実家は何度も映像に写し出された気仙沼です。
恵里奈自身ご家族や地元のことを考えると好きな水泳を諦めようとしたそうです。
私には恵里奈の心の痛みは想像は出来ても本当の痛みは理解できません。
インカレが終わり代表入りを目指してとても良いトレーニングを積んできてきた矢先の不幸な出来事でした。
今回の日本選手権も辞退。
1ヶ月が過ぎて少しずつ歩み始めました。
ほんの少しの歩みですが大きな一歩となりました。
地元に帰ったときの話をしてくれました。
水泳に戻ろうと思ったきっかけの話もしてくれました。
またみんなで進んでいこう。
富山君と恵里奈と侍に来ました。
沢山食べたので少し多めに泳いだ方が良いかもね。笑
(泳いだ後、梨穂とプールサイドを歩いていました。)
侍のすぐそばの桜並木を見に行きました。春の来ない冬は無いです。
日本人は四季を感じることが出来るから強いのかも知れませんね。
富山君もお別れです。国体は優勝しかない!
富山君は2009年に代表入りをしました。
その時は肋骨に痛みを感じており、泳ぐかどうかを自分で判断せざるを得ませんでした。
その時の判断は「泳ぐ」でした。
見事代表入りを果たしましたが、この時泳がなければもちろん代表はありません。
人生は自分自身で切り開くものだなあと実感した試合でした。
富山君のおかげで私も沢山の良い想い出が出来ました。感謝です。
いつでも戻る場所はありますからね。
また後輩達の顔でも見に来てアドバイスでもして上げてください。
小島コーチ、何卒富山をよろしくお願いいたします。