ロクテはクリスマススペシャルと称して3週間オフ無しだそうです。。
ロクテはオリンピックで勝つ為の手段を選んだのでしょうね。
こんなにやればそう簡単に「負ける訳にはいかない」でしょう。
さて、「クオリティ」の話をすると、「努力感」の事に偏りがちになりますが、クオリティはそれだけでは有りません。
例えば、50*40(1'15) EZ/HARD by1t
1)泳ぎも悪く、タイムも悪い
2)泳ぎは悪く、タイムは良い
3)ハード時の泳ぎは良く、タイムも良いが、イージーは泳ぎが悪い
4)ハード時はタイムも泳ぎも良く、イージーも泳ぎが良い
大きく区分するとこんな感じでしょうか。
1)から3)は良く目にします。笑
クオリティで考えると3)がハイクオリティのイメージが強いですが、更に4)が存在します。
イージー時のフォーム、更には「考え方」まで言及してしまいます。
「さっきのハードはここをミスしたから、次はこうしよう。」といった事を考えたりしているか?という事です。
決して「早く終わらないかなあ。」と考える事ばかりではいけません。
レースも然り。
レース・タイム・アヴェレージも大切ですが、レース・メンタル・アヴェレージが大切です。
本番が弱いのではなく、普段が弱く、本番が強いのではなく、普段が強いのです。
そもそも強い弱いとは何か?という話になりますね。
ベストが出て他人に負ければ「本番に弱い」のでしょうか?
そうではないです。
ベストを出して他人に負ける事は「相手が今の自分より強かっただけ」ただそれだけです。
気分が良いときは「頑張る」気分が乗らないときは「頑張らない」は狙った時に結果は出にくいでしょうね。
というのも、狙った試合は「緊張感」を伴うからです。
緊張感は普段の自分でいさせてもらえません。
気分が乗っても乗らなくてもきっちりとやる事をやる選手は「強い」訳です。
松田選手はきっちりやっています。
「自分ではやっているつもりでいたが、ロクテはそれ以上やっていた。」とは松田選手。
競泳をやる以上、ベストを出しても負ければ悔しいですし、面白くなくなります。
したがって行き着く先は「相手よりトレーニングをやっている」と信じて疑わない事です。
これは「自分自身」にしか分かりませんし、「自分自身」には「嘘」はつけないのです。
物理的な比較は分かりやすいのでこれが一番の方法ですね。
例えば相手が10,000m泳いでいるなら、自分は10,100m泳ぐ、とか。
相手の平均タイムが25秒なら、自分は24秒9で泳ぐ、とかです。
これらは疑いようのない事実ですからね。
もちろん、学生の本分は「学業」ですから出来ない事が多いですので、あとはやはり「中身」の問題になります。
結論、質と量を二本立てで行う者が強い、という事です。笑