競泳空想科学

聞いたことがある。
人間が思い描いたことは実現できると。
あとは行動するだけだ。

逞しさを育てたい

2012年05月12日 | 水泳
今日は梅村杯でした。
長水路大会でしたが、久しぶりに風の強い中でのレースでした。
我々コーチや役員、保護者の皆様は肌寒い思いをしながらレースを観戦したり、運営したりでしたが、何よりも選手自身が悪戦苦闘していた事でしょう。
最近では全国的にアウトプールでのレースが激減しているので、戸惑う事が多いかもしれませんね。
全国大会を開催するレベルの空調も整ったプールで泳いでも、アウトプールで泳いでも、JOや全中、インターハイ、日本選手権などの標準記録が変わる事はありません。
と言う事を教えてあげれたら、と思います。
去年、海外のレースでスタートの合図が早くて、出遅れて負けたレースがありました。
その組の8人全員が遅れた訳ではありません。
遅れた者が負けたのです。
ランキングでは勝っていても、適応出来なかったので負けたのです。
今日のレースで草薙チームの知世はベストで泳いでいました。
無風ではありませんでした。
私の時代は当たり前のようにアウトプールでした。
全国中学のレース前に一言コーチからアドバイスを頂きました。
「プールの水を手で触って、冷たい!と思ったら、このレースは勝った!と思え。」
との事でした。
理由は「冷たいのならば、全員冷たいんだ。あとはその環境をプラスに捉えられるか、マイナスに捉えるか、だけだ。」との事。
お陰でそのレースは優勝する事が出来、今でもこのエピソードを思い出す事となりました。
今回のこういった外部環境をアイテムに変えることが出来れば、まだまだ私達は強くなれる。
逆に外部環境のせいにしていたら、いつまでたっても成長する事が出来ない。

先日、山田さんとお話させてもらった時も、アメリカでは、海でも普通に練習しますよ、鍛えられます!と言ってましたからね。笑

2016 「See You Again」

2015「繋心」

2015「HAC」

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