ピツラディス博士
「アフリカでの生活は過酷です。ケニアの10代の子供たちの最大酸素摂取量の測定結果が証拠です。
少年たちの最大酸素摂取量の平均は1分間に体重1キログラムあたり74ミリリットルです。
これは、オリンピックに出場するマラソンランナーと同じレベルです。
少女たちの平均値は62ミリリットルで、これもオリンピックレベルです。」
中略
ピツラディス博士
「もう一つ"中等度以上身体運動(MVPA)"を紹介しましょう。
一般人や子供が体重を健康的な範囲に維持するためには、1日60分のMVPAが推奨されています。
ケニアの子供たちのMVPAは109~254分までの範囲にあり、平均156分でした。
EU全土でも子供を対象に大規模な研究を行いましたが、彼らの平均は、なんと15分です。
日本も似たような状況だと想像出来ます。
信じたくはありませんが、これほどの差があるのです。」
野球部の学生が4年間での肩の強さを、内野手と外野手で比較したら、外野手は強くなって、内野手は現状維持または弱くなった、という事。
内野手は全力で遠投する事が少ない、外野手はその数が多い。
中京大にナタナンというオリンピック選手が来ていたが、遺伝子で済まされる話ではない。
あの体は普段のトレーニングと食生活の積み重ねの賜物。
しかし、タイの選手の爆発力は見習わなければいけないなぁ。
あの人間の野生が爆発する感じは素晴らしい。
そもそも高校時代までは自転車や徒歩の一日における割合は多かったはずなのだが、車や原付といった便利な乗り物は、それこそ"MVPA"を下げている、いや、もともと"MVPA"にすら届いていないのかもしれない。
トレーニング然り、「呼吸制限をすると苦しい」「グライド姿勢が辛い」「苦手だからやらない」
これらは結局同じ1年間を4年繰り返すだけになるので、やはりトレーニングにチャレンジする、という事をこれからも一番大切にして取り組まなければならない。
頑張ろう!