AP Trainingを取り入れていますが、そのAPとの共同開発で出来たトレーニングシューズだそうです。
雑感1
合宿中に東スイガールズの春佳ちゃんから「どーもすみません」
次いで綾ちゃんから「どーもすみません」
さらにゆかちゃんから「どーもすみません」
そうです、リレーの日本記録の事です。。
しかし3人とも同じ反応とは、恐るべし。
春佳ちゃんに関しては第1泳者で泳げば日本記録だったかもしれませんね。
春佳ちゃん曰く「練習が出来るようになったので安定して記録が出るようになりました。」との事です。
やはり練習ですね。
迷ったら練習です。
トレーニング効果は必ず「時間差」で効果が現れる訳ですから、やる気がある、無いでトレーニングをするのは間違いです。
仮に「今」目標が無く、やる気が出ないとしても練習はすべきです。
のちにやる気が出てきたときに「結果」を求めても、練習をしていなければ「結果」は出ないのですからね。
4月に結果を出したくても今の時期を疎かにしてはまた同じ「結果」しか出ないです。
「学習する」とはそういう事です。
去年の自分、今までの自分を振り返るとどのような「冬」を過ごしたのか。
雑感2
春佳ちゃんが「ヒッコリー」行きたかったと言っていました。
ゆかちゃんが一旦帰省するとの事。草薙コーチにお願いしておこうかな?
そういえば鈴鹿での合宿の話を聞いていたら、思い出してしまいました。。
鈴鹿といえば、そう「鞍馬サンド」です。
ここのサンドは種類抱負ですがやはり奇抜ながらも本当に美味しいと思える
でた!「納豆コーヒーゼリー」!
合宿メンバーに紹介しておけば良かった。。
雑感3
「非才」も佳境に入りました。
良くいわれる陸上の素質の話に迫っている。
あの「アフリカ西部は短距離が強く、アフリカ東部は長距離が強い」の話です。
この有名な話がどれだけ信憑性が無いかを紐解いています。
「むしろ原因を分かりにくくしているのが人種だ」
と述べているのは共感と同時に、今一度見直さなければならない事、さらには指導を見つめ直さなければいけないと思った。
それは何より我々中京大学の室伏先生が世界陸上で金メダルを獲った事で証明しているはずじゃないか。
これを「遺伝」の一言で片付けるのはあまりに失礼ではないか。
どう考えてもあれほど投擲技術を深く掘り下げて考えている人は世界中探してもそうはいないだろう。
練習をやらずに金メダルを遺伝だけで獲ったとでもいうのだろうか。
あまりにも馬鹿らしい話である。
したがってトレーニングとは身体を酷使する事だけではなく、頭を酷使する必要があり、その二つを仮にトレーニングとするならば、いったい誰が強くなるのかなんて「外見の見た目」だけで判断なんて出来るはずも無い。
話を戻すと、「エリート長距離走者たちは子供時代に、他の人より遠くにある学校まで走り、ほとんどは高地だけを走っていた。」という事が分かってきたのです。
高地に暮らしていることだけでは不十分な理由は「ネパール人やペルー人ランナーの世界的ランナーが皆無な事が証明している。
多くのケニア最高の走者たちが通学に凄まじい長距離(1日20km)を走っている。。
雑感4
引率した際に選手との会話の中で違和感を覚えた話
「ドルフィンキックの蹴り初めはすぐにしない方が良いとアドバイスをもらったので少し遅らせています。」
しかし、私の目には蹴り初めが「遅い」と感じていました。
で、よくよく聞いてみると分析してもらったときに「少し蹴り出しが早い」と指摘されたそうです。
この「少し」が曲者だったのです。
その「少し」とは「0.1秒」未満の話だったのですが、意識の中で「遅らせよう」とするあまり「1秒」近く遅らせてしまう。
こういう現象は往々にあります。
「肘を立てなさい」と言っても実は50mのレースではそんなに肘は立っていないのです。
でもこういう事を言葉で伝えた場合、必要以上に肘を立ててしまって、大切なテンポを失ってしまって
「肘を立てたのに、スピードが出ない」という現象が起きてしまう。
すべて表に現れる現象は一つの原因だけではないのですからね。
「タイム」が出ない時に果たして「泳ぎ」だけの問題なのでしょうか?
「体調」「精神面」「環境」など様々な要因が絡み合って「結果」となって現れているのです。
ターンを改善していこうとする時に一番考えなければ行けない事。
それは「素早く回る事」を意識する事です。
「現象」として「素早く回れば」良いのです。
その現象を「細分化」し過ぎる事で出来なくなってしまう事があるのですね。
したがって「素早く回る事」を追求する事で「必要な動作」「不必要な動作」が洗練されていくのです。
この時期オリンピックで勝利を狙っている者が「やる気が無い」なんて口にしている者はいないです。
「素晴らしい取り組みをしている」と周りが認めて初めて少し近づけるのです。
オリンピックだけではありません。
それはどんなレベルにおいても当てはまる事です。
まして「やる気」を出して取り組めばそれはそれは「チーム」にとって好影響を与える事が出来ます。
最後に
「やるしかないのに、そんな簡単なことのわからない人間が多すぎる」
「トライすら出来ないヤツが、やっている人間に何を言えるって言うんだ?」
「ジョーストラマー(ザ・クラッシュ)の言葉」
TVを見ていたらジョーストラマーを取り上げていた番組がやっていて嬉しくてつい。。
低酸素の狙いは生理的な変化を狙うのはもちろんでしょうが、1番は「高強度」でトレーニングが出来る事にあると思います。
ということは、平地でも十分頑張ってトレーニングしたら効果はある訳です。
とはいえ、それがなかなか出来ない、壁を越えられないのが現実でもあるわけです。
同じ練習や似通った練習になった場合、身体や頭の反応は「このくらいでよい」という出力でトレーニングしがちです。
たとえば、50×20回を泳ぐ、といった時に大体パターンが決まってしまいます。
低酸素に曝露することで、平常時と同じ練習ができると、それだけでストレスがかかります。
したがって今大切なのは、キッチリとベースを作るということです。
持久力ベース、筋力ベースが無ければ、低酸素に曝露したとしても、単純に頑張る事が出来ません。
それでは全く意味がありません。
自分がどうなりたいか?をまずは強く願う、強く誓う事が結局のところ一番大切だという事です。
高地だろうが平地だろうが。
10000時間とはそういう時間の事です。
だから、スタートの練習を人よりはしている、と思い込んでるうちは抜け出す事は無理です。
だって練習量ではなく、練習の「質と量の二本立て」が強くする条件だ、ということはほとんどの選手は理解は出来ているのです。
が、実践はなかなかされません。笑