百歳に向かってもう一度 歩いて世界一周 12月3日 晴れ
信毎に初の《大昆虫食博》ざざ虫漁など解説 の記事が載っていた。
地域の食文化を見詰め直す狙いで、海外の昆虫食についても紹介されているが、戦争中での話。終戦直前ともなって、兵隊が消耗して不足となって、昭和19年には19歳で徴兵検査が行われることになった。
私は栄養不良気味で、本来ならば丙種不合格になるところ、第3乙種等という等級が設けられて合格となった。歩兵には向かないとして衛生兵で入隊した。そして「鍛練班」という別格の班に組み込まれた。
鍛練班というのだから、大いに鍛えられるのかと覚悟したが、この班はひ弱な兵隊の集まりで、特別の栄養食が出されたのだ。それが「どきょう」と呼ばれた《蚕の蛹》だった。それまでは『肝油最中』も出たようだが、製糸工場から毎夕トレイで配達されてきた。
食器の盛られる飯の量が少なめなので、私は《どきょう》の特配は大歓迎だったが、《どきょう》の苦手な者や全く手の出ない者も結構いた。お陰様で鱈腹頂頂いた思い出がある。
百歳に向かってもう一度 歩いて世界一周 12月3日
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日数「日」 |
総歩数 |
総距離(m) |
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1 |
23,640 |
14,184 |
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今 月 |
3 |
67,094 |
40,256 |
22,365 |
今 年 |
331 |
51,770,017 |
3,834,609 |
15,640 |
3205年から |
4,640 |
74,625,553 |
50,629,332 |
16,083 |
70歳の誕生から |
8,142 |
156,356,501 |
108,047,184 |
19,204 |
北太平洋アリュウシャン列島ダッチハーバーよりアッツ島に向かってあと1,372,668m