湊かなえさんの「告白」を読みました。
2009年の本屋大賞を受賞されているということで、読んでみることにしたのだけれど、
おもしろくて、途中で読むのを止められなくて、一気に読み終えてしまいました。
・・・それくらい、惹きつけられて、おもしろかった。
テーマは、とても重いんだけれど。
読み終えて、ぞくっとするくらい怖かった・・・というのが正直なところ。
一言でいえば「復讐」の恐ろしさなんだけど。
校内で一人娘を亡くした教師が、娘の真相に気付き、
娘を殺した生徒に復讐をするというお話。
その教師の視点、何人かの生徒の視点、生徒の母の視点と、
いろんな人の視点から書かれた章で形成されており、
何故、そんな事件に至ったのか?を考えさせてくれる小説だと思う。
近頃多い、少年犯罪をテーマとしているから、重く暗い雰囲気ではあるのだけれど、
読む人をこんなに惹きつける本は、滅多にないような気がする。
犯罪の素は、やっぱり、“愛情不足”なのかなぁ?とも思えるし、
必ずしもそうでもないのだろうとも思う。
(愛情不足の人がみな犯罪を犯すわけじゃないし)
復讐というのは、こんなにも恐ろしいものかと・・・怖くなった。
でも、復讐しても、心が救われるわけじゃなし・・という気もするのだけれど。
湊さんの本は、初めて読んだんだけれど、他のも読んでみようと思う。
2009年の本屋大賞を受賞されているということで、読んでみることにしたのだけれど、
おもしろくて、途中で読むのを止められなくて、一気に読み終えてしまいました。
・・・それくらい、惹きつけられて、おもしろかった。
テーマは、とても重いんだけれど。
読み終えて、ぞくっとするくらい怖かった・・・というのが正直なところ。
一言でいえば「復讐」の恐ろしさなんだけど。
校内で一人娘を亡くした教師が、娘の真相に気付き、
娘を殺した生徒に復讐をするというお話。
その教師の視点、何人かの生徒の視点、生徒の母の視点と、
いろんな人の視点から書かれた章で形成されており、
何故、そんな事件に至ったのか?を考えさせてくれる小説だと思う。
近頃多い、少年犯罪をテーマとしているから、重く暗い雰囲気ではあるのだけれど、
読む人をこんなに惹きつける本は、滅多にないような気がする。
犯罪の素は、やっぱり、“愛情不足”なのかなぁ?とも思えるし、
必ずしもそうでもないのだろうとも思う。
(愛情不足の人がみな犯罪を犯すわけじゃないし)
復讐というのは、こんなにも恐ろしいものかと・・・怖くなった。
でも、復讐しても、心が救われるわけじゃなし・・という気もするのだけれど。
湊さんの本は、初めて読んだんだけれど、他のも読んでみようと思う。