はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「告白」

2009-09-17 13:11:28 | 本・映画・ドラマ
湊かなえさんの「告白」を読みました。

2009年の本屋大賞を受賞されているということで、読んでみることにしたのだけれど、
おもしろくて、途中で読むのを止められなくて、一気に読み終えてしまいました。
・・・それくらい、惹きつけられて、おもしろかった。
テーマは、とても重いんだけれど。

読み終えて、ぞくっとするくらい怖かった・・・というのが正直なところ。
一言でいえば「復讐」の恐ろしさなんだけど。

校内で一人娘を亡くした教師が、娘の真相に気付き、
娘を殺した生徒に復讐をするというお話。
その教師の視点、何人かの生徒の視点、生徒の母の視点と、
いろんな人の視点から書かれた章で形成されており、
何故、そんな事件に至ったのか?を考えさせてくれる小説だと思う。
近頃多い、少年犯罪をテーマとしているから、重く暗い雰囲気ではあるのだけれど、
読む人をこんなに惹きつける本は、滅多にないような気がする。

犯罪の素は、やっぱり、“愛情不足”なのかなぁ?とも思えるし、
必ずしもそうでもないのだろうとも思う。
(愛情不足の人がみな犯罪を犯すわけじゃないし)

復讐というのは、こんなにも恐ろしいものかと・・・怖くなった。
でも、復讐しても、心が救われるわけじゃなし・・という気もするのだけれど。

湊さんの本は、初めて読んだんだけれど、他のも読んでみようと思う。
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本「犯罪小説家」

2009-09-16 11:22:49 | 本・映画・ドラマ
雫井脩介さんの「犯罪小説家」を読みました。

タイトルからして、この人が犯人なんだろうなとは、想像しつつも、
最後の最後まで、どんでん返しがあるかも?と思ったりしつつ、
犯人がわからないまま、最後の最後までぐいぐい読めてしまったのは
すごいなぁ~と、感心してしまいました。

頭で理解するのではなく、感覚として強烈なインパクトがあると、
無性に書きたくなって書けるという感覚は、経験はないけれど、
なんとなく理解できるような気がする。

ネットの自殺サイトから発展した犯罪・・・という題材に、
興味をそそられたのかもしれない。
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初めてのサッカー観戦が楽しみ(^-^)

2009-09-16 00:28:14 | 日々あれこれ
サッカーの試合を見に行きたいなぁ~と、前から思っていた
できれば、中村俊輔選手が出る試合を。
でも、サッカーの試合は一緒に盛り上がれる人が居ないと、一人じゃつまんない
だろうなぁと思い、今まで行けずに居た。

今度の10月10日に、横浜で日本代表×スコットランドの試合があって、
そういうチケットってとっくに売り切れているのかと思っていたら、
先日の深夜のサッカー番組で、「発売中です」って言ってたので、
あれ?まだ売り切れじゃないのなら、行きたいなぁ~と思い始め、
思い切って、友達に、「行かない?」と聞いてみたら、
「行ってもいいよ~」って言ってくれたので、早速、チケットを買ってきました

俊輔選手が出るかどうかは、わからないけれど、
もし、出なかったとしても、代表戦だから、十分わくわく楽しめそうで、
今から、とても楽しみ
もちろん、出るなら、気を失いそうになるくらい、テンション上がっちゃいそうで
怖いけど(爆)

サッカーの観戦を楽しむ方法~なんてのも、ちゃんと知らなくちゃ(^^ゞ
それと、せっかくだから、横浜で遊んでこなくちゃ
と、わくわく気分、上昇中~。

つきあってくれる友達に感謝しつつ
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旅行が当たった♪

2009-09-15 23:39:13 | 日々あれこれ
以前は、応募してなかったから当たらなかったのかもしれないけれど、
4年くらい前から、毎年、1回ずつ、日帰り旅行が当たっている。
スーパーの片隅に応募箱が置かれていたり、
本屋さんに、応募箱が置かれていたりする、
たぶん、そのお店と、旅行会社の共同企画の日帰り旅行。
もちろん、当たった本人は無料でご招待なのだけれど、
友人を誘って一緒に参加する場合は、一人9800円・・・などと書かれている。
当たった人の多くは、友人を誘ったりして、複数人数で参加している
ようなので、元が取れているのかもしれないけれど、
私は、一人でも平気~なので、大抵一人で参加する。
だから、私を当選させても、儲けにならないので、申し訳ない気さえする^^;;。

連れて行かれる旅行は、好きではないのだけれど、
只だし、ぼ~っとバスの窓から風景を眺めていると、
連れて行ってくれて、お昼を食べさせてくれ、温泉などにも寄ってくれる。
もちろん、行きたくもない、お土産物屋さんにも連れて行かれるが、
ま、その間さえ我慢すれば、手軽に旅行気分が味わえるので、
たまには、そんな1日もいいか~と思ったりもする。

それが、この秋は、2つも当たり、驚いている。
1つは、靴屋さんで応募したもの。
もう1つは、映画館で応募したもの。
おそらく100%の確率で当たっているから、もしかしたら、
応募した人全員、ご招待・・・なんてことになっているのかもしれないけれど(^^ゞ

でも、当たるなら、日帰り旅行じゃなくて、
現地で全て自由行動の海外旅行が当たらないかなぁ~~~~なんて
願っている。
海外旅行なんて当たらないよ・・・って思ってたのだけれど、
知人に、2人も、当たった人が居るのだから、当たらないというわけでは
なさそうだから。

そんな贅沢なことを考えずに、ぷち旅行気分を、楽しもう~と思う(^^ゞ
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マンドリンレッスン笑い話^^;

2009-09-13 12:55:45 | マンドリン
演奏会も近いので、弾けないところを重点的にレッスンしてもらおう~と
張り切って、レッスンに出かけた

たら~っとゆったり連続してトレモロを弾くのはまだマシなのだけれど、
アップテンポの曲を、ピッキングと、短いトレモロが混ざって弾くところが
どうしても、うまく弾けないので、その練習方法を、教えてもらって弾いていた。
トレモロを短く切って、弾く練習。

おかげで、多少、リズミカルに弾けるようになった。
あとは、練習あるのみ!・・・だと思う

教えてくれている先生が、
「もう少し抱え込むようにしっかり押さえて持つ方が、左手が自由に動くように
なるので、左手のポジションを変えて弾く場合にも対応しやすくなるかも」
って言われ、持ち方を、あれこれ工夫していた。

「猫背になりすぎない感じで、もう少し背筋を伸ばして、胸をマンドリンに
乗っける感じ」
「こんな感じですか?」
「そうそう」
「マンドリンの丸みとお腹の丸みが反発しあうから、胸で押さえる
のが大変だったり(笑)」
「ん~、私なんて、胸がないのに、お腹が出てたりすると、反発するは、押さえられないわって、悲惨じゃないですかぁ~」

なんて言って、しばし、大爆笑

あ~いや、持ち方は、重要なのだろうから、笑ってないで、きちんと
弾きやすい持ち方ができるようにならなくちゃいけないんだけど

でも、だいぶ弾けるようになってきているので、
レッスンは、そろそろ卒業かなぁ?
と、冗談かもしれないけれど、言ってもらえたのは、嬉しかった(^^)

ますます頑張らなくちゃって気持ちになれる


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弦移りがなめらかにできない

2009-09-12 20:31:28 | マンドリン
ICレコーダーに、自分が演奏するマンドリンの音色を録音して聞いてみた^^;
これは、客観的に自分の演奏の欠点を知るいい手段だと思っている。
なんせ、弾いてるときは、弾く方に神経が集中しているから、
自分の奏でる音を注意して聞くことができないから^^;

楽譜にスラーの記載があるところでも、弦を移る場合、音が途切れて
滑らかになっていないという事実に気付いてしまったので、
今日は、ひたすら、トレモロで弦が変わるときも、同じ弦で弾いているように
音が途切れないで弾けるように、練習していた。

コツみたいなものがあるのだろうか?
それとも、“なめらかに”と意識して弾く練習をするだけでも、
改善されるものだろうか?
う~ん、とりあえず、練習してみて、また、しばらく経ったら、
録音して聞いてみるしか、今のところ、いい方法、思いつかないなぁ^^;

演奏会まで、あと3週間。
今は、ベストを尽くしたい(^-^)
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本「IN」

2009-09-12 15:13:20 | 本・映画・ドラマ
桐野夏生さんの「IN」を読みました。

まだ読み終わったばかりで、いろんなことが、わ~っと胸に迫ってきて、
よく消化できていない気もする。

タイトルは「IN」で、章のサブタイトルが、
淫・隠・因・陰・姻 そして、最後にINと、全部韻を踏んでいるということに
まず驚いた。

恋愛関係もしくは結婚関係など男女の関係における、“抹殺”がテーマだったの
かなぁと、感じている。
相手のことを許せれば、憎しみなどもなく、すんなり忘れることができる。
つまり、自分の中から、相手の存在を抹殺できる。
でも、愛が深ければ深いほど、憎しみという形に姿を変え、自分の中には、
相手がいつまでも居座り、忘れることはできない。
自分の中から、相手を抹殺する(忘れる)ことなどできるのだろうか?

その業の深さみたいなものを、延々と読んでいたような気がする。

私には、憎しみが残るような恋愛経験はない。
なので実感として、わかることができなかったのだけれど、
人生が、憎しみという洞窟に閉じ込められたようなものなら、
とても恐ろしいと思う。
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携帯の金額にげげ^^;

2009-09-11 19:09:32 | 日々あれこれ
電気、ガスなどの公共料金は、相方さんの口座から引き落としになっている。
しかし、何故か、携帯の料金だけは、私の口座から落ちるようになっている。
元々、個別に引き落としていたのだけれど、家族割なんてのができたときに、
一つにまとめたのが、何故か私の方になってしまっている。

当時は、私も、相方さんと同じくらいの収入があったので、
“まいっか”くらいの感覚だったんだけれど、
7年前、殆ど収入がなくなったのに、相変わらずそのまま運用している。
収入がなくなってすぐ、
「口座変更しようよ~(あなたのに)」と訴えたら、
「お金、ないの?あるでしょ?(退職金が)」と言われ、
事実、ないわけじゃないので、返す言葉がなく、今に至るのである。

でも・・・お金は減る一方。
だって、収入がないんだから、当たり前だっての^^;。

8月の使用料金が、いつもの4~5倍の金額だったので、ぎょっとした。
で、相方さんに文句を言った。
でも、何も言わず、1~2時間経ってからようやく、
「あ~、8月の休み中に、海外に出張してる人に、何度も電話したからな」
って言ってた。
そういう仕事の電話って、必要なんだろうから、会社の携帯借りれないのか?と
いつも思う。
出張に行く機会があるたびに、電話料金が跳ね上がり、なんとも・・・
腹立たしいような気持ちになる。
なんで、そのお金を私が払わなくちゃいけないわけ!?と思うからだろう^^;

せこ~い・・・って思わないで欲しい。
だって・・・収入ないんだもん

こうなったら、口座変更要求を再びするしかないかなぁ・・・って思うこの頃。
だって・・・私は、メールくらいしか携帯使ってないんだもん(苦笑)。

おっと・・・愚痴ってしまった
大変失礼しました。

結婚した最初のお財布事情が、そのまま尾を引いてしまっているのだけれど、
みんなどうやって、うまくお財布を一つにしているのかなぁ?
というのは、大いに謎である。

ウチは、いまだに、外食すると、
「おごってくれる?ごちそーさま」などと言っているのである^^;;
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トレモロでリズミカルに・・^^;

2009-09-09 00:26:18 | マンドリン
演奏会まで1ヶ月を切り、かなり練習に熱が入るこの頃です。

1ヶ月前に比べると、ずいぶんマシになったような気もするけれど、
まだまだ、テンポが速い部分は左手の指が動かなくて、
スピードに乗れず、置いていかれてる感じが強い。

それと、リズミカルに弾かないといけないところを、
ピッキングで弾けば、軽やかに弾けるのに、
トレモロとピッキングを混ぜて弾くと、ちっともリズミカルじゃなく、
重い~~~~~って感じにしか弾けない
もちろん、トレモロとピッキングを混ぜずに、トレモロだけで弾いても、
ちゃんと譜面どおりの音の長さで、刻めているのか・・・大いに疑問が残る^^;;

弾き込んでいくしかないのかもしれないけれど、
あと1ヶ月足らずで、どこまで弾けるようになるのか?と思うと、
ちょっと怖くなる。

元々、カラオケなんぞでも、アップテンポの曲は苦手で、
スローな歌ばかりしか歌えない私^^;;;
なので、元々リズム感ないのかも?と、不安になったりもする。

マンドリンを始めた頃、教えてくれていた先生が、
「左手は、練習すれば、必ず動くようになる」って言ってたので、
練習あるのみ!って思っているけど、
弾くリズム感は、右手に大きくかかわっているので、
身体に憶えさせるくらい、弾きまくるしかないのかなぁ。

こんなに下手っぴで、演奏会なんかに出て、迷惑じゃないのかな・・・と、
弱気になってしまう気持ちを、頑張って奮い立たせているこの頃^^;。
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本「アマルフィ」

2009-09-08 14:08:26 | 本・映画・ドラマ
真保裕一さんの「アマルフィ」を読みました。

映画「アマルフィ」を見たばかりだったので、
本は読まなくてもいいかなぁ?とか思ったのだけれど、
あとがきに、
「この小説は、映画の当初のプロットを基に仕上げてあります。
 最初のアイデアが捨てがたかったためであり、映画とは違う点もいくつか
 あります。小説と映画、どちらも楽しんでいただけたら幸いです」
なんて書かれていたので、ちょっと読んでみるか~と思って、本を手に取った。

映画での犯人は、小説には登場しないし、小説の犯人も、映画には登場しない。
柱となる大筋は、変わらないが、犯行の動機なども違う。
こんなにも、最初の案から、映画を作る過程において、ストーリーというのは
生き物のように変わるものなのかと、驚いた。

そんな風だったので、映画を見た直後だったけれど、本も、とてもおもしろく
読むことができた。

私には、殺したいと思うほどに憎い人が居ないことを、幸せだなぁとしみじみ感じつつ。

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