絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

麓原会の今後4

2009-12-21 | 日記
以前、麓原会の今後というのを3まで書きました。

ですから、これは4になります。

ここで、一つ麓原会の良いところを上げてみると、私はこのように考えます。

一つは、公募展であるということです。

麓原会は、一般で出品して、二回賞をもらうと会友になれます。その他、賞は1回でも5年連続で入選すると会友になれます。また、10年連続で入選すると会友になれます。
会友になるということは、会のメンバーに入ったということになります。

もちろん、いま上げた条件は最低条件で、その上で審査員会で会友にしても良いだろうという判断がくだされた人が会友に推挙されるわけです。そして、本人が受ければ、会友になれます。

会友になると、その中で上位4人が賞になります。その賞を2回取って、5年以上経過すると、会員になる資格が得られます。そして審査委員会で推挙されると会員になります。

また、会員でも3人に賞が与えられます。その最高賞は古川賞と言いますが、それを取ると次の年からは審査員になるというシステムになっています。

ですから、一般、会友、会員、審査員という風に、階段を上がるようなシステムになっています。

このことが良いことだと思います。

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これは、絵を勉強する上で、とても励みになることだと思います。良い絵を描かないと賞はもらえません。しかも競争する相手がいます。ただ漠然と良い絵を描くというだけではなく、競争相手に勝たなくてはなりません。だから、良いのです。

この階段を上り詰めるには、かなりの年数がかかります。その年数の間は、目標があって、常に次は何を狙うということで、充実感が得られます。

そういうシステムがないと、ただ描いているだけになって、向上心も目標も持てないでしょう。だから、公募展であることはとても良いことだと思います。

今回は、麓原会の良い点を考えてみました。
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麓原会の総会

2009-12-21 | 日記
今夜は、麓原会の総会がありました。

やはり、麓原会が今後どうあったら良いのかという話が持ち上がりました。

10年ほど前に、考える会ができて、色々検討し、新しい取り組みも始まりましたが、そういうことは定期的にやるべきだろうなあと思います。

それで、まずは、会をリードする審査委員の先生方に集まってもらい、意見を聞くことから始めようということになりました。

10年前は、麓原会を考える会という名前で、事務所スタッフとは別に組織を作り、ベテランだけでなく、会に入って間もない人もメンバーに加えて、アンケートを取ったり、みんなの意見を聞こうということを試みました。

そういうことが、また行われることになると思います。時代が変われば、人も変わるので、常にその時代の人たちが現状の問題点を出して、思っていることを出し合って、考えて行くことが良いのだと思います。

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麓原会は、会長がいないので、とても民主的な会なのです。だからみんなで話し合っていくことが大切でしょう。

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ただし、考えることは、会を良くすることです。甘くして、楽になることばかり考えるのではいけないでしょう。麓原会に入って良かったと思えるような会にすべきです。この会は勉強になってとても良いと思えるような魅力のある会にしたいものです。それを頭に置いた上で、会の在り方を考えるべきでしょう。

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ローマ人の物語15

2009-12-21 | 読書
テオドシウス帝が亡くなって、二人の息子に国を分担させました。
しかし、それは、西と東に分裂させようと思ったのではなかったそうです。

それまで、四頭政などがあったように、分担することだったのですが、結局分裂になってしまいました。いま、そこに至る経過を読んでいます。

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しかし、この長い歴史を読んでいて思うのは、塩野さんありがとうという気持ちです。こんなに書いてくれて有難いです。

でも、こんなに書いてあるのに、読めば読むほど、これはこの歴史のほんの一部なのだという気がするのです。もっと知りたいと思うからでしょうね。

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ただ、歴史書というものは、いいなあと思います。

その時代に居た人には、こんな風に時代を見ることができません。

私は、いまローマ人の物語を読んでいて、雲の上からローマを見ている気がします。しかも、何百年も生きてみている感じです。神様でない限り、絶対に体験できないことですね。

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美術部の指導をして、本庄第一高校の美術部の歴史を全部見ているのは、私だけです。生徒たちは、その時代を生きましたが、自分たちの時代しか分かりません。
だから、美術部の歴史を書けるのは私だけです。その意味でピカソがライバルは書いておくべきだと思いました。卒業生の中には、私たちの時代が書いてないと不満に思う人もいましたが。しかし、目的は美術部の歴史を全部書くことではなかったので、それは、別の機会にしたいです。

そうか、このブログに書けばいいのですね。

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私は観音様を描いている時に、この絵は安盛寺さんが続く限り残るのかな?と思いました。そう思ったらこれから先、何百年も後の人たちが見るのかな?と思い、その人たちとお話をするような気持ちになりました。

ミケランジェロが天井壁画を描いて、それを500年後の私たちが見ています。そして、ミケランジェロは何を考えながら描いたのかなと思ったら、私が観音様の絵を描いているのと同じかなと思いました。

もし、雲の上から歴史を眺められるなら、この先の1000年はどのようになるのかを見てみたいですね。




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野菜作り、花作り

2009-12-21 | 日記
今朝は、母を畑に連れていきました。

母の実家が農家で畑があるので、そこを借りて、野菜作りをしています。
母は、その作った野菜を人にあげるのが趣味です。もちろん、食べるためですが、
人にあげて、そのお返しに何かをもらったりして、交流するのが好きなようです。

我が家の庭も以前は花や植木だったのですが、だんだん畑になってきました。
花作りも好きなので、花が咲くと、父が絵に描きます。これはなかなか良い関係です。
しかし、たまに、庭に咲いていた花がないと大騒ぎになることもあります。
父が切り取って、花瓶に入れて絵に描いたようです。無断でやったので、母が怒りました。

せっかく、咲かせたのに、もう少し庭で楽しもうとおもっていたのにということのようです。アトリエでちゃっかり絵のモデルになっていました。

母の実家は沼上なので、畑に行くにも私か父が連れて行かないとだめなので、すこし不便です。しかし、実家の私のいとこが時々手を入れてくれるので、助かっています。

母は、もう一つ我が家の近くにも畑を借りていて、そこでも野菜を作っています。
とにかく畑仕事が好きですね。

それも健康の秘訣かもしれません。今朝は、大根とほうれん草を採ってきました。

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