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新年初の道議会水産林務委員会 栽培漁業の推進、資源増大魚種の活用などに取り組む

2022-01-16 21:27:47 | ニュース

 新年初の道議会水産林務委員会(佐藤禎一委員長)が12日開かれ、令和4年度予算・3年度補正予算の概要について説明を受けた。
 まず佐藤委員長が「昨年は赤潮被害などの一方で、低迷していた水産物の輸出がホタテを中心に回復し、前向きな1年でもあった。新年は新たな栽培漁業の推進、資源が増えているイワシ、ブリの活用など積極的に取り組み、課題解決に力を入れたい」と述べ、佐藤卓也水産林務部長が「昨年の本道漁業生産は数量では前年並みの約110万㌧、金額ではホタテの回復で前年を500億円上回る2,500億円を見込んでいる。9月に発生した赤潮は複数年の被害が続くと予想され、発生原因の究明、モニタリングのほか、漁業者をしっかり支えたい」と挨拶した。
 国費の水産公共予算(北海道分の補助・直轄)のうち、水産基盤整備は237億1,600万円で、補正を加え367億7,200万円と前年度に比べ155.1%。海岸(農業・建設含む)が同じく15億5,300万円で207.1%、農山漁村地域整備交付金(農業含む)は91億7,700万円で98%だった。

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