すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

ビギナーズラックとは良く言ったものです。

2013年11月23日 | 日記
昨日から同窓生二人が熊本から泊りがけで島にやって来ました。
昨夜は民宿で久しぶりの再会を祝って飲み会。
少し飲み過ぎの処をようやく起きて釣りの準備です。

友人たちは八時ごろ悠然と港にご出勤。
一人は船釣りのベテランですが、もう一人は釣りをすること自体が初めてと言う全くのビギナー。
彼の分まで竿から仕掛け全てを私が揃えての大名釣りです。

まず港の近くの浅瀬で鯛ラバ釣りの講習、どうにか底が取れるようになったので冲のポイントに向かいます。
今日はベタ凪の予報に反して意外に風があり小舟では時々潮を被るほどでしたが、どうにか釣りが出来ないほどではありません。

ビギナーの船酔いが心配でしたが、酔うほどの事もなくなんとかリールを巻き巻きしています。
不慣れなため私の仕掛けと良くお祭りもしましたが、ほどいたとたんに「でも巻けないよ」と言いながら懸命に竿を突っ込ませています。

どうやら魚が食らいついているみたい。
懸命に巻き巻きしてようやく姿を見せたのが六マルクラスの真鯛ではありませんか。
本人もあっけにとられていましたが、自分が釣ったのが信じられないようでした。

大喜びで写真に納まりましたよ。
ビギナーズラックとは良く言ったものです。
今日の釣果はその後また彼が釣ったアラの子(1k位)の他はサバフグやイトヨリなどの雑魚ばかり。
ベテラン二人は何とも言葉が出ませんでした。

一度だけベテラン友人に良い当たりがあったのですが途中で針外れ。
私は一度も良い当たりを捉えることが出来ませんでした。
私は鯛ラバ用の高い竿を買ったばかりなのにまだ魂を入れることが出来ずにいます。

折角遠くから来てくれたのに持たせる土産もなく、フグは食べないよと言う彼らに綺麗に捌いて鍋にして食べてみてと無理やり持たせて帰ってもらいました。

今度こそ良い季節に真鯛釣りを堪能してもらいたいものです。
でもこれに懲りてもう来てくれないだろうな~。