すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

憎っくきエソの天麩羅です

2013年11月27日 | 日記
昨夕釣ったエソ、80cmもある大型ですから利用せぬ手はありませんね。
でもエソの持ち帰りは女房に禁止されているのです。
すり身にするのが面倒だからと !

ですから私がすり身にまでするという条件でお許しを得ました。
昔は私が魚の捌き方を女房に仕込んだのですが、今でははるかに手早く始末してくれます。
だのに仕方なく私がやりましたが・・・。

大きいので小骨の太さも半端ではありません。
ある程度は包丁で取りましたが・・・。
棘抜きも使って苦労しました !

「いつまで掛かっているの ! 」と、とうとう女房に叱られてしまいました。
なんとかフードプロフェッサーに入れるように切り身にまではしましたが・・・。
後はお手上げ、女房にバトンタッチです。
釣りをするより疲れましたね。

蒲鉾にするにはその後すり鉢で丁寧にするのですが、今回は薩摩揚げ。
人参やピーマンなど野菜のミンチ状にしたものを混ぜ、卵と小麦粉少々、それに醤油や砂糖・酒で味付けして後は形を作り油で揚げていきます。

美味しそうでしょう !
愛犬マロンも大きな薩摩揚げを三個もぺろりと食べてしまいましたが、まだ欲しそうにしてましたよ。
でも太るから駄目ですよ !

カマスの泳がせ  エソの来襲に遭いました。

2013年11月27日 | 日記
今週いっぱいは強風の為舟を出せそうもありません。
でも昨夕から夜半にかけ少し風も弱まるとの予報。
北西の風だし風裏に当たる港の前は意外と静かです。

それではちょっとでもと波止の近くに今集まっているカマスを釣って、それを餌に大物を狙ってみる事にしました。
波止からも何人かの釣り人が竿を振りカマスを掛けています。
一番下に錘、その1m程上にトリプルフックを付け投げ入れて、錘が底に着いたら大きくしゃくると群れのカマスが掛かって釣れるのです。

私も波止の前に錨を入れ同じようにまず数匹のカマスをゲットしました。
時には魚探に上から下まで塊のような群れが通り過ぎるのが移りますから、舟の下に投げ入れるだけで簡単に獲れるのです。

それからちょっと沖合に錨を入れ直しカマスを泳がせます。
そこはちょうど瀬が落ち込んでいて魚道になっている為大物たちが良く釣れるのです。
カマスのしっぽに針を掛け、トリプルフックを背中に掛けると底に向かって泳いでいきます。
もちろんリールはフリーにして後は魚が底付近に到着するまで自由に泳がせるのです。

錘などは付けていませんから道糸を少しづつ引っ張りながら群れの方へと逃げていきます。
さすがに糸を引っ張っていますからよろよろと弱った魚が落ちてくるように見えるのでしょう。
餌だと気づいたフィッシュイーター達がそれを襲うという訳です。

このポイントは水深35m前後、糸を60m程も出すと底に着いたカマスは動かなくなります。
糸が出なくなったら30mほど巻き上げて再び泳がせるのです。
今まで少しづつ出ていたラインが急に走り始めます。

イーター達が待ち構えて咥えた瞬間です。
ラインの走りが止まり餌を十分に飲み込んだ頃を見計らいやおら合わせを入れて巻き始めるのです。

今までこのポイントでは青物や大鯛・ヒラメなど、25cmを超えるカマスを飲み込むほどの大物たちをゲットしてきました。
今夕も期待して数度の仕掛けの上げ下げを繰り返しました。
するとやっぱり来ましたね。
しかも巻き上げて落としたすぐでしたから、上の方で喰ったのでてっきり青物と思いましたよ。

でも意外と抵抗なく、でも重い手応えで揚がってきたのはなんと巨大なエソでした。
80cmほどの巨体でカマスを一飲み、トリプルフックをのどの奥深くに掛けていたので外すのにてこずりましたよ。
口からナイフで腹を裂いて外しましたが、気付いたらあちこち手を傷つけています。
鋭い歯に気を付けてはいたのですが、判らないほどの小さな傷口からはしばらく血が止まりませんでした。

すぐに仕掛けを再投入しましたが次に釣れたのもエソ。
最近エソが大繁殖しているようでこれではどうしょうもないと錨を揚げました。
でも凪いだらもう一度挑戦してみようと思っています。

もちろんエソは持ち帰りましたよ。
私を傷つけた罰にミンチにして天麩羅や鍋で腹の中に収めてやります。
一匹でも充分夫婦二人で楽しめる身が取れそうですから。

帰り着いてもまだ出血が止まってなく、血まみれて写真を撮るのを忘れてました。
今度料理になった奴でも撮る事にしましょう。