最近良く読む作家さん、ほしおさなえさん。
このシリーズは心にじんわりと染みるストーリーで、疲れた時には良いですね。
川越を舞台にした小説を書いておられ、大好きな作風です。
これは文庫書き下ろしの「菓子屋横丁月光荘」のシリーズ。
幼い頃に両親を亡くしたことで父方の祖父母のもとで育てられた遠野守人は、「家の声」を聞くことが出来る。
大学院の教授の紹介で川越の古民家【月光荘】に管理人として住みこむことで上手く人と付き合えず頑なだった守人は少しずつ変わって行く。
ほしおさんの「活版印刷三日月堂」シリーズとのつながりもあり、「紙屋ふじさき記念館」で登場した場所や人とのつながりも出てきて面白い。
このシリーズは心にじんわりと染みるストーリーで、疲れた時には良いですね。
実は貴志祐介さんのこれを読んで、あまりのグロさでゲンナリ…。
気分を変えるためにほしおさんを読んだと言う次第(笑)
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