薄暗くなった玄関に、頬かむりをした知人が、細長い包みを抱えて現れた。
「これ、俺が掘った自然薯だ。食べてくれ。」
自慢そうに差し出された包み。
一メートル以上もある自然薯が二本、菰に巻かれていた。
まさに“自然薯堀り藪の匂いを持ち帰る”・・・だった!
その彼も・・・もういません。
今、我が家は、栽培種の『自然薯』の種芋を植え付け、食べています。
“自然薯の名だけ頼りの芋をすり”
「これ、俺が掘った自然薯だ。食べてくれ。」
自慢そうに差し出された包み。
一メートル以上もある自然薯が二本、菰に巻かれていた。
まさに“自然薯堀り藪の匂いを持ち帰る”・・・だった!
その彼も・・・もういません。
今、我が家は、栽培種の『自然薯』の種芋を植え付け、食べています。
“自然薯の名だけ頼りの芋をすり”