す み と も

お気楽 日記です

   シャボン玉

2011-05-10 21:27:00 | 日記
シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こわれて消えた
シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
産まれてすぐに こわれて消えた
風、風、吹くな シャボン玉飛ばそ

この歌は野口雨情が、幼くして亡くした我が子を思って書いたものだそうですが、私にとっては、家族との思い出の歌です。  素敵な詩ですね!

「松ヤニを入れるといいんだぞ!」と、ばかりに、父が作ってくれたシャボン玉液で、この歌を歌いながら遊んだ子供の頃。

あの頃のシャボン玉液は、石鹸を削って、作ったのですから、今のシャボン玉のようには膨らまなかった!
屋根まで飛んだ!なんて・・・ 滅多にないことでした。

今は、便利になって、よく膨らんで高く飛ぶ 出来合いのシャボン玉液が、売っています。
そのシャボン玉液で、遊ぶ子供たちは、「シャボン」が、石鹸だと言うことも知らない子が多いそうです。

でも、この震災にあった子供達は、色々な事を知った筈! こんな破壊の中でも壊れることのない絆、家族の大切さなど・・・ 体験から発する子供たちの言葉にハッとさせられます。   

みんな、素敵な詩人です。

避難所の玄関で、シャボン玉を飛ばして遊ぶ子供達の映像を見て・・・・

“シャボン玉 天まで飛ばそ 夢乗せて”

http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/shabonda.html