醤酢（ひしおす）

醤酢に　蒜搗き合てて　鯛願ふ
　　　　われにな見せそ　水葱の羹

「酒の肴は、野蒜の和えたものがあればいいですよ。
どうぞお構いなく、この上鯛の焼き物が少し有れば、
言う事無しです。水葱の吸い物なんかいりませんよ。」

ギャハ！　万葉の人もなかなか言うじゃん。お構いなくって言いながら、体よく鯛を催促しちゃって、ふふふ・・・。

先日、お醤（おひしお）なるのもを戴いた。
子供の頃、お祖母ちゃまが、美味しいと言って食べていた、それだった。

胡瓜につけて、恐る恐る　食べてみた。　美味しい！！！
大人に成らないと　解らぬ味ってあるものですね。(^_-)-☆


“三十度　大風吹いて　五月尽”