『カナレットとヴェネツィアの輝き』

2024-12-30 23:58:00 | 行って 見た
SOMPO美術館に行った時の話。

『カナレットとヴェネツィアの輝き』
カナレットって知らない画家でした。実は有名???
本名はジョヴァンニ・アントニオ・カナル(1697-1768)
ヴェネツィア生まれでサン・リオ聖堂で洗礼を受けて、同じ教会に埋葬された。
お父さんのベルナルド・カナルと区別するためカナレット(=小さいカナル)と呼ばれるようになった…ということだそうです。

チラシなコピーには『18世紀、ヴェドゥータの巨匠 日本初の展覧会』とある。
ヴェドゥータは『景観画』だそうですよ。


一部撮影可。
一部、だけど、かなりの量。
SOMPO美術館、太っ腹です。
ありがたや〜♪

「サン・マルコ広場」
18世紀の景色なのですが、そうそう。ヴェネツィアってこんな感じ〜と思う。
私が行ったのは20世紀なんですけども。

「カナル・グランデのレガッタ」
描かれているのは、間違いなく昔なんだけど、運河があって、遠くにリアルト橋。
今でも、こんなことをやっていそう…と思える街です。

そして、自分が旅行した時のことを思い出してしまう。
「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会」
同じツアーの子たちが、教会でぼられたと言ってた場所(笑)
エレベータで何度も献金袋?を出されて、上った以上、降りなきゃいけないし。払わないわけにいかないじゃない〜と。
どうするのが正解なの?と未だに思う。
「リアルト橋」
橋の上にお店が並んでいて、ブラッドオレンジを買ったなあ。同室の方は紙パックに入ったちびちびのイチゴを。同じツアーの年配のご夫婦に少し分けたっけ。
あの時、ご一緒した皆さんは、お元気なんでしょうかね。さすがに亡くなってる方も居そう…。
懐かしいなぁ。

カナレットも使っていたという『カメラ・オブスキュラ』も展示されていました。
別コーナーでは、実際にこう使ってこう見える、と中を覗かせてくれます。
親切なスタッフさん(単なるアルバイトさんでは無さそう?)が前に立ってくれて、反転して見える〜を体験できましたよ。
SOMPO美術館、親切…なのかな。自分がラッキー?

今回も楽しかった。
写真の枚数が多くなっちゃったので、upできなかったけど、
各章ごとの解説案内のpopがお洒落だったり、展示の仕切りにデザインがあったり、階段やエレベータの動線案内に絵画の部分が使われていたり、解説文がわかりやすかったり、SOMPO美術館の展示は好きだなあ。
自分的にアタリな企画がもっとあると、もっと良いんだけど、それはそれでお金と時間が足りなくなりますね。
今ぐらいで丁度よいのかも。

おまけ
ゴッホの『ひまわり』
あんまり得意じゃないけど〜外せない、ですね。
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『知の大冒険―東洋文庫 名品の煌めき―』

2024-12-30 21:27:35 | 行って 見た
東洋文庫ミュージアム、今回の企画展が終わったら、来年の冬頃まで長期休暇に入る…というので、見に行ってきました〜。

知の冒険…の入り口♪

一部資料を除いて、殆ど撮影可。
国宝も重文も無造作に(ごめんなさい!)並んでるよ。

1階には東洋文庫の運営側の資料の展示。

モリソン文庫の蔵書票と図書カード。
カンガルーが居るのが楽しい。

個人的に、東洋文庫は東方見聞録のコレクションがスゴイ、と思ってるのですが。
山海経なんかも、こんな本なのか!だし。
右側に居るのは帝江ですよ。
天正遣欧使節記なんて、そんな本あるんだ〜、だし。

まあ、でも。何が何って。
東洋文庫のイチオシはモリソン書庫の三方向本棚…ですよ(断言)

勿論、世界にはもっと大きくて、書籍の数が多かったり、綺麗な図書館&本棚がたくさんあるのは知っていますが。
(ウィーンのプルンクザールは美術館のようだった)

初めて、写真を見たときに、ここ、絶対行く!と血が騒いだし。
初めての東洋文庫訪問のときには、ここに住みたい、とか思ってしまった。
まあ、現実には、殆どの本が読めない(日本語じゃないから)し、アジアの文化はあんまり興味が無いのですが。

お休み前に見ておかないと!と思っちゃうぐらいには好きなんですよね(笑)

12月半ばの見学だったので、クリスマスツリーが飾ってありました。
オーナメントは過去の企画展のチラシです。懐かし〜。

次はまたクリスマスの頃でしょうか。
早く復活してくれると良いなぁ。



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