![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/67/d8a1c55751554568dc6f54e7fa4a50e2.jpg?1700747730)
永青文庫に行ってきました。
以前行った時、やたらと坂道がキツかった記憶があって、どうするか悩んでいたところ、目白駅からバスなら大変じゃない、と教えてもらいました。
試したところ、ホントだった!!
何故に、違うルートを通っていたんだろう?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ed/bfba8ce4c09529d1bd5bca09a30be392.jpg?1700748021)
というわけで、永青文庫、ですよ。敷地の玉砂利に足を取られますが、坂に比べればなんてことない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/5e/033a02c99a64c98bb2815cb34acfcd5d.jpg?1700747557)
今回のメインは『長谷雄草紙』細川さん家の秘蔵の御品。重要文化財だそうです。
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館内、写真不可なので、外側の写真しか無い…。
長谷雄草紙、平安時代の公卿で漢学者の紀長谷雄が、鬼との双六に勝って女の人を貰うんだけど…という不思議なお話。
そんなに長くないからなのか、一挙に全巻公開。
太っ腹企画、有難い。
解説も丁寧で、わかりやすい。自分では気付けないツッコミどころも面白かったです。
鬼が、死人の良いところだけを集めて作った美女、顔が見えないようになっていても、美人の気配がある。描き手が上手なんですね。
長谷雄、どれだけ美人であっても100日っていわれたんだから、せめて99日は我慢〜とかでなく、あっさり80日って駄目すぎないか?
そもそも!鬼は何故に長谷雄に双六勝負を挑んだのか、謎が多いですが。
気になる人は見に行って〜。
絶対に楽しいですよ。
長谷雄草紙だけでなく、蒙古襲来絵詞の模本が白描本と比較ができたり、信貴山縁起絵巻の模本の部分(面白い場面)展示があったり、御伽草子があったり。
良いもの見せてもらったなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/54/b6b45fe7590dc9924674322c48e873ad.jpg?1700749720)
お庭の紅葉は、もう少し先のようです。ライトアップの企画もあるようですよ〜。
長谷雄草紙の展示は12月3日まで。オススメです。