昨日のブログ記事に対して下記のようなコメントを戴きました。
ありがとうございます。
失礼ですが、ちょっと認識の誤りが。
ドイツは確かに「国内の」原発は廃止する方向で動いています。
ただし、国が総力を挙げて推進している太陽光発電には環境による、冬の電力不足が指摘されていて、現在どうしているかというと
「フランス及びチェコ共和国の『原子力発電所』で」
生み出された電気を輸入しています。
完全に縁が切れたわけではなく、また国内で補え切れないから陸続きの他の国から購入しているのです。
http://www.spiegel.de/international/germany/solar-subsidy-sinkhole-re-evaluating-germany-s-blind-faith-in-the-sun-a-809439.html
日本は困ったからといって他の国から電気を買ったり出来ません。
本当に電気を止めて問題がないかを慎重に考えるべきでしょう。
その上で止めるべきだと考えます。
<コメントに対する返信>
まず、認識の誤りがあるというご指摘ですが、ドイツの電力実情については、ご説明のように、足りなくなった電力を隣国のフランスやチェコから買電していることは、ネットの情報などで認識しております。
ドイツでは現在も9基の原発が稼働していて、ドイツ全体の電力供給の約2割はまだ原発に依存しているそうです。
原発以外から得られる電力(火力・太陽光・風力など)では、現時点ではまだ足りない訳ですから、国内外の原発から得られる電力を使わざるを得ないのがドイツの現状です。
しかし、9年後には現在稼働している9基の原発も運転を停止し、17基の原発全てを廃炉にするという方針は変わっていません。
ですから、長くても9年後にはドイツは全ての電力を原発以外の手段で得られるようにするために、現在国を挙げて取り組んでいる訳です。
ご指摘の、「何らかの事態で電力不足に陥った場合、ドイツは隣国から電力を輸入できるが、日本の場合はできない」ということについてですが、それはドイツを参考にすべきです。
日本も脱原発を宣言し、過渡期に足りなくなる電力はロシアなどの近隣諸国から輸入するシステムを早急に構築すべきです。
(原発事故以来、ほとんどの原発が止まっていたにも拘わらず、深刻な電力不足には陥らなかった事実は極めて重たいです)
要は、原発に頼らない社会を構築するために、日本がドイツのように国を挙げて取り組めるかどうかに、日本の未来、ひいては地球の未来がかかっていると考えます。
原発をゼロにしたら即、電力料金が値上がりになり国民の負担は増えますし、電力会社の経営そのものが立ち行かなくなるかもしれません。
原発が立地している自治体や地域住民も困ることになるかもしれません。
しかし、この先原発を稼働し続け、使用済核燃料を増やし続けることはもう無理なんです。
そのことは、福島第一原発事故でよ~く分かったはずです。
苦しくても、今やらないとダメなんです。
子供や孫の世代にツケを回す訳には行きませんよね。
1年2カ月ぶりに本日から原発の稼働がゼロになりました。
ドイツのように政財界が強力にリーダシップを取り、国民を納得させることができれば、本日から未来永劫に渡って原発をゼロにすることは可能です。
日本はそれができる国だと信じています。
またコメントを戴けましたら幸いです。
これを機に、この問題をご一緒に考えて行きませんか?
よろしくお願いします。
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ありがとうございます。
失礼ですが、ちょっと認識の誤りが。
ドイツは確かに「国内の」原発は廃止する方向で動いています。
ただし、国が総力を挙げて推進している太陽光発電には環境による、冬の電力不足が指摘されていて、現在どうしているかというと
「フランス及びチェコ共和国の『原子力発電所』で」
生み出された電気を輸入しています。
完全に縁が切れたわけではなく、また国内で補え切れないから陸続きの他の国から購入しているのです。
http://www.spiegel.de/international/germany/solar-subsidy-sinkhole-re-evaluating-germany-s-blind-faith-in-the-sun-a-809439.html
日本は困ったからといって他の国から電気を買ったり出来ません。
本当に電気を止めて問題がないかを慎重に考えるべきでしょう。
その上で止めるべきだと考えます。
<コメントに対する返信>
まず、認識の誤りがあるというご指摘ですが、ドイツの電力実情については、ご説明のように、足りなくなった電力を隣国のフランスやチェコから買電していることは、ネットの情報などで認識しております。
ドイツでは現在も9基の原発が稼働していて、ドイツ全体の電力供給の約2割はまだ原発に依存しているそうです。
原発以外から得られる電力(火力・太陽光・風力など)では、現時点ではまだ足りない訳ですから、国内外の原発から得られる電力を使わざるを得ないのがドイツの現状です。
しかし、9年後には現在稼働している9基の原発も運転を停止し、17基の原発全てを廃炉にするという方針は変わっていません。
ですから、長くても9年後にはドイツは全ての電力を原発以外の手段で得られるようにするために、現在国を挙げて取り組んでいる訳です。
ご指摘の、「何らかの事態で電力不足に陥った場合、ドイツは隣国から電力を輸入できるが、日本の場合はできない」ということについてですが、それはドイツを参考にすべきです。
日本も脱原発を宣言し、過渡期に足りなくなる電力はロシアなどの近隣諸国から輸入するシステムを早急に構築すべきです。
(原発事故以来、ほとんどの原発が止まっていたにも拘わらず、深刻な電力不足には陥らなかった事実は極めて重たいです)
要は、原発に頼らない社会を構築するために、日本がドイツのように国を挙げて取り組めるかどうかに、日本の未来、ひいては地球の未来がかかっていると考えます。
原発をゼロにしたら即、電力料金が値上がりになり国民の負担は増えますし、電力会社の経営そのものが立ち行かなくなるかもしれません。
原発が立地している自治体や地域住民も困ることになるかもしれません。
しかし、この先原発を稼働し続け、使用済核燃料を増やし続けることはもう無理なんです。
そのことは、福島第一原発事故でよ~く分かったはずです。
苦しくても、今やらないとダメなんです。
子供や孫の世代にツケを回す訳には行きませんよね。
1年2カ月ぶりに本日から原発の稼働がゼロになりました。
ドイツのように政財界が強力にリーダシップを取り、国民を納得させることができれば、本日から未来永劫に渡って原発をゼロにすることは可能です。
日本はそれができる国だと信じています。
またコメントを戴けましたら幸いです。
これを機に、この問題をご一緒に考えて行きませんか?
よろしくお願いします。
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