引継ぎ

　引継ぎ
やっとこの機会が訪れた。
なんとかこの一年を過ごしてきた。
今の仕事が本当にこの先定年まで続くことになったら、
正直、仕事を替わるしかないと思っていた。
そんな矢先、部署変動の話が入ってきて、正直「ヤッター」。
この仕事から逃れられるんだと思うと、今は少し気が楽になってきた。
これからこの仕事を担当する人には本当に気の毒だとは思うけど、
そんなことは知ったことではない。
ともあれ、ここから他にいけることだけで、今は満足することができる。
もっとも、次の部署が平穏で楽ではないことは承知の上であるけれど、
今よりは少しはマシだと思う。

所謂、勝ち組の企業を支えている本当の原点は、夜も寝ることさえできない
平社員がいるからだ。
押しつぶされ、踏まれ、傷つき、ヘトヘトになってもしがみつかないと
生きていけない末端の社員の存在を承知している企業のトップは正直あまりにも
むごい人間ではないかと思う。
この先、本当にあるべき姿があるんだろうか？
切り捨てられた多くの人間の魂は決してその先の道を安楽なものに
することを許さないのではないか。
今のままで、本当にこれから先頭に立つ企業として成り立っていくんだろうか？
多くの屋台骨を支えている小さな企業がおぼれていくと同時に、
足元から崩れ落ちていく大企業の驕りが、いつかツケを払わされる時が
やがて訪れるような気がしてならない。
その時、追求してきた理想が本当はまったく別なところにあったことに
気づくとにななるが、そこから元に戻ることは難しい。
上を目指すのではく、足元の本当に地に付いたものこそが人間にとっては
最も必要とするお金では買えない大切な物であることに気づくことが
できる日が訪れるんだろうか？
いや、やがて足元から崩れていく音に慄き、自分の目指している世界は
空虚で味気の無い意味のないものであることに何時か知らされる時が
近いうちに訪れるような気がする。

GWの過ごし方

　ＧＷ・・。
26日～5日まで連休。
２６日　一日中バイト、帰宅7時
２７日　午前中は家の家事、昼からおばあさんと買い物　帰宅１６時
２８日　一日中バイト、帰宅７時
２９日　午前中は家の家事、昼からおばんさんと墓参り、買い物。帰宅１６時
３０日　８時半～１５時までおばんさん宅の片付け。　
　　　　軽トラックで４回分のごみを処分した。　帰宅１５時３０分。
１日　　朝、家の家事。　それから子供の本棚を製作。ベニアなど買い物して、　　　　　製作終了１８時。
２日　　朝８時３０分～おばあさん宅の片付け。　多分、終わるのは夕方だろう。
３日　　子供の本棚製作。　午前中で終了予定。　午後からおばあさん所。
４日　　やっと、一日中休める。
５日　　結局、のんびりできたののは昨日と今日だけ。　明日からは仕事だ。

ＧＷの過ごし方。
意外と忙しいほど、時間は長く感じる。　のんべんだらりんと過ごすよりも、
時間を持てた気がする。
少なくとも、毎日早寝することができたのは、何よりだ。
時間もったいないと感じるより、やりたいことを今やることが第一だ。
そうでなければ、時間は無限に必要になる。
ただただ、ぼーと過ごす時間にはそれほどの意味なんてない。
なぜなら、時も思考も流動しているから。
人がいつか死ぬことを考えると、今、目の前にあるこの時間を今自分が
思っているような過ごし方をできるかどうかで、一時は無限につながっている
とかんがえることもできるんだろうと思う。