不景気な時代になってきた。
アメリカの金融危機の波が押し寄せてきて、いよいよ日本どころか、世界的な
不況の時代が始まる。
これからもっと大きな波が押し寄せてきて、2009年はどんな年になるのか不安で
無い人は居ないだろう。
先々月から残業カットが続き、来年から子供達の学費などが大幅に上昇する
時期でもあり、収入が減り、支出が増えるという最悪の状態がくる。
アルバイトや妻の仕事量を増やすだけでは追いつかないことは必須だ。
そうは言っても、だからといって、進学を断念させるはの意思に反する。
僕も貧しい家庭に育ってきて、できれば、行きたい大学もあったが、当然のように
進学なんて到底夢の出来事だっただけに、子供達には希望する道を
歩くことができるように援護することは親の意思でもあり、子供の意思でもある。
人生をここまで生きてきて思うのは、精神力を高めることこそ、不安や不平に
打ち勝てる唯一の力なんだと感じる時がある。
何よりも、生きていくことへの意欲や推進力は何か特別な幸運に恵まれない限り、
自分で得なければならない物であると悟ることになる。
こうした不況の時代の中では、生きることが大変辛いことだと感じる事の方が、
生きていて良かったと感じることよりも大きく精神に圧し掛かってくる。
辛いと感じる重圧を押しのける心を保つことは決して簡単なことではないし、
単純に何かのキッカケだけでは得られないような気がする。
それは人にはそれぞれの背負っている荷物の大きさや、種類が異なっていて、
スイッチを切り替えるのとは違って、いろんな繋がりを総合的に精査した結果が
ある種の結論(不安を取り除くことができる未来)に到達できなければ、
重圧から開放されることはないだろう。
開放されることはできないかも知れないが、一時ぐらいは忘れることは
そんなに難しいことでもない。
身近な友達や家族との会話や、ペットや趣味に打ち込んでいる時間、
読書、TVなど楽しい時間をできるだけ作って、一時を過ごすことは
一時の苦しさや、重圧から開放される。
現実はそこにあって、向こうが見えないかもしれない。
暗闇のトンネルから抜け出す兆しが見えない時代かもしれない。
それでも、時が過ぎ、時代が過ぎ、いつしか振り返った時、意外と
楽しい時間が沢山蘇る。
人間は本来、記憶を浄化して、自分にとってある意味都合の良い断片、
幸せな時間の欠片を留める機能が脳にはあって、生きることへの推進力を
蓄えるようにできているとも考えられる。
だから、こんな不況な時代でも時が流れるのを待ち、自分の中の記憶が
苦しい中から幸せを感じることのできる断片を脳に刻みつけてくれることを
信じて、きっと何時か自分の生きてきた道を振り返るとき、笑顔で見つめること
ができるんだと思い続けてこの先を歩いていくしかないのかもしれない。
アメリカの金融危機の波が押し寄せてきて、いよいよ日本どころか、世界的な
不況の時代が始まる。
これからもっと大きな波が押し寄せてきて、2009年はどんな年になるのか不安で
無い人は居ないだろう。
先々月から残業カットが続き、来年から子供達の学費などが大幅に上昇する
時期でもあり、収入が減り、支出が増えるという最悪の状態がくる。
アルバイトや妻の仕事量を増やすだけでは追いつかないことは必須だ。
そうは言っても、だからといって、進学を断念させるはの意思に反する。
僕も貧しい家庭に育ってきて、できれば、行きたい大学もあったが、当然のように
進学なんて到底夢の出来事だっただけに、子供達には希望する道を
歩くことができるように援護することは親の意思でもあり、子供の意思でもある。
人生をここまで生きてきて思うのは、精神力を高めることこそ、不安や不平に
打ち勝てる唯一の力なんだと感じる時がある。
何よりも、生きていくことへの意欲や推進力は何か特別な幸運に恵まれない限り、
自分で得なければならない物であると悟ることになる。
こうした不況の時代の中では、生きることが大変辛いことだと感じる事の方が、
生きていて良かったと感じることよりも大きく精神に圧し掛かってくる。
辛いと感じる重圧を押しのける心を保つことは決して簡単なことではないし、
単純に何かのキッカケだけでは得られないような気がする。
それは人にはそれぞれの背負っている荷物の大きさや、種類が異なっていて、
スイッチを切り替えるのとは違って、いろんな繋がりを総合的に精査した結果が
ある種の結論(不安を取り除くことができる未来)に到達できなければ、
重圧から開放されることはないだろう。
開放されることはできないかも知れないが、一時ぐらいは忘れることは
そんなに難しいことでもない。
身近な友達や家族との会話や、ペットや趣味に打ち込んでいる時間、
読書、TVなど楽しい時間をできるだけ作って、一時を過ごすことは
一時の苦しさや、重圧から開放される。
現実はそこにあって、向こうが見えないかもしれない。
暗闇のトンネルから抜け出す兆しが見えない時代かもしれない。
それでも、時が過ぎ、時代が過ぎ、いつしか振り返った時、意外と
楽しい時間が沢山蘇る。
人間は本来、記憶を浄化して、自分にとってある意味都合の良い断片、
幸せな時間の欠片を留める機能が脳にはあって、生きることへの推進力を
蓄えるようにできているとも考えられる。
だから、こんな不況な時代でも時が流れるのを待ち、自分の中の記憶が
苦しい中から幸せを感じることのできる断片を脳に刻みつけてくれることを
信じて、きっと何時か自分の生きてきた道を振り返るとき、笑顔で見つめること
ができるんだと思い続けてこの先を歩いていくしかないのかもしれない。