冬季オリンピックはロシアのソチで開催されている。 残り2日となったソチオリンピック。
連日深夜にかけてLIVE中継を見ている。 もちろん、2時ぐらいまでが限界ですけど。 バイトから帰宅すると12時35分。
それからビールを飲みながら1時間弱をNHKで観戦。
今回はスノーボード競技での日本選手の活躍が目立った大会だった。 もちろん、ジャンプも葛西が銀メダルだったし、団体も銅メダルを獲得。 フィギアスケートも男子初の金メダルはやはり羽生だった。
ジャンプでは金メダルが確実と期待していた高梨沙羅ちゃんは4位に止まり、ちょっと残念だったけど、やはりオリンピックとはどこか普段通りの実力を麻痺させる何かが潜んでいるのだろう。 フィギアーでの真央ちゃんもやはりショートで15位と考えられないようなミスを連発してしまった。 これは団体戦の新しい種目への対応ができていなかったことも要因の一つだろうと思う。
真央ちゃんに金メダルを取らせてあげたかったな~~。
フィギアーの今回の出場選手の選考で団体のメンバーを決める選考委員のミスでもあるだろう。
団体ではペア、アイスダンスで得点を取れないことは十分に分かっていたからメダルは絶対にないはず。 そこにエースを登場させるのはあまりにも配慮が無さすぎる。 羽生も個人での演技ではフリーで転倒した。
もちろん、それでも金メダルは他の選手も同様にミスを連発したからだ。
特にプルシェンコは腰を痛めて競技を破棄することになったし、試合後には引退表明だった。 これは結果が良かったからこそ救われたのだが・・・。
個人戦だけの戦いだったら真央ちゃんはそこへ向けてベストな状態を持って行くことができたのではないか?
団体戦とは言え、練習とは違うことは明らかで、状態をその時点へ持って行き、さらに個人戦までの間にもう一度状態を取り戻すことはそれほど容易なことではない。
ロシアのアデリナ・ソトニコワ、金妍児なども団体戦での出場はしていない。 個人戦にピークの状態にするために調整していた。
この二人が団体戦へ出ていたらどうだっただろう? 果たして同じ結果が出ていただろうか?
このソチオリンピックが全ての集大成として臨んだ真央ちゃんとしては決して納得できるものではなかっただろう。
もちろん、団体戦への起用が全ての結果の要因だと言うのは言い過ぎかもしれないけど、決して影響は少なくないことは間違いないだろう。 この点に関して、今回の選考委員は猛省して欲しいものだ。 今後の選手たちの為にも本当に実力が発揮できる、本当にメダルを目指す体制を熟慮して欲しいと熱望するのだ。
フリーの演技では6個の3回転ジャンプを決め、トリプルサルトルも決めた。 採点では回転不足が幾つかあったものの、自己最高得点をマークして16位から6位へ順位を取り戻したのはさすがに真央ちゃんだと感心した。
それにしても、ロシアの地元選手はやはり採点に関しても甘い感じは否めない。もっとも、それは何処の国でも同じで、オリンピック競技に限らず、自国開催選手の特権とでも言ったらいいだろう。