今日でいよいよ今年が終わる。大晦日だ。 月末のことを晦日(みそか)・晦(つごもり)と言い、年末の最後の晦日なので大晦日・大晦という。「みそか」は三十日の意、「つごもり」は月篭りが転じたもので、旧暦では毎月1日が新月であり、その前日を「つごもり」と呼んだ。
今年最後の月末となり、深夜から神社やお寺に参拝に行く人で境内は人で溢れる状態だろう。 私も若い時には彼女や友達と毎年必ず元旦には初詣に出かけていた。
結婚してからも子供達が幼い頃には子供の手を引き、人でごった返している参道を歩き、本堂前ではすれ違う事さえできない状態の参拝者に混ざって参拝していたことを思い出す。 子供達も大人になり、親とは行動を同じにすることも少なくなり、妻の仕事の関係などもあって、この数年間はそれまで行っていた神社には出かけることが無い。 地元の小さな神社に参拝するのが恒例となり、正月から人混みの中に出かける気力は無くなったのだろう。
私は若い時からNHKで放送される「ゆく年くる年」の新年の番組が好きで見ている。 各お寺、神社での参拝の様子や、深々と降る雪の中に佇む本堂が淡々と映し出されている映像を見ていると、何か心を洗われる気がするのだ。 年末にはいろんなバラエティー番組が放送されているけど、そんな中でも一際静かに映像と微かなナレーションでだけで終始するこの番組は私のお気に入りであるのだ。
今日は大晦日で最後の掃除、洗濯をする心算で、洗濯は終わらせたが、外に干すことが出来ない天候になってしまった。 天気予報でも31日の天候は雨模様だし、実際に雨が降ってきた。 朝は洗濯物を外に干したのだけど、スマホで雨雲レーダーを確認すると15分もしないうちに雨雲が接近するので、早々に家の中にしまい込んだ。
雨雲レーダーの予想通りに雨は降ってきて、家の中に入れたのは正解だったけど、夕方までには乾かないのは確実だ。 大晦日に洗濯物が家の中にぶら下げられているのは気に入らないけど、これも仕方ないだろう。
昨日の夕方は予定通りにランニングを30分程度した。 正味30分の内の10分程度は歩行だ。 さすがに30分間走るのはキツイ。 スピードを上げている訳でもないけど、今までランニングは皆無で、ジムのランニングマシーンで15分程度走るだけだったので、実際の走行はマシーンに比較するとかなり負荷が掛かる。 当然、平坦な道のりだけではないこともあるけど、マシーンとの違いは自分の体重を自力で前へ押しだす必要があることだ。 マシーンの場合には下が動いてくれているので、実際には前に踏み出すだけの運動になっている。それも、体重移動だけだとも言えるだろう。 実際の走行は地面も動いてくれないし、脚に掛かる感触はまったく違っている。マシーンで20分の走行は、実走では10分にも満たない気もする。
昨日の一回だけのランニングだけでも脹脛にはかなり効いている。 やはりランニングを続けることも重要だと実感している。 ジムでは胸筋、肩、三角筋などを鍛える為には大切だけど、下半身を鍛えるなら実走することが一番のトレーニングになるのではないか。 この年末年始にはランニングを欠かさず実行し、その後には腹筋マシーンを30~50回程度実行する。 5日からはジムが再開されるので、しっかりと通いたいと思っている。
さて、今日は夕方から買い出しに出かけるので、それまでに最後の掃除と灯油なども買い置きしておかないといけない。 来年はどんな生活が待っているのか?どんな物語があるのかが楽しみだ。 笑っていられるようにしっかりと自分を鍛えて、自分を信じて、自分に正直に生きていきたいと思う。