皆様おはようございます。
昨日の東京は、肌寒い1日でした。コートを着ている人もたくさんいらっしゃいました。
今日からは、また日中暖かさが戻ってくる予報のようです。
さて昨日は、もやもやと記憶の中にあって、間違えて覚えていたお菓子の正体が判明しました。
それは、ニッキ餅といって、岐阜県の揖斐で食べたものでした。
もう15年くらい前になります。回転寿司で働いていた私は、なぜか、旅先の道中見つけた、岐阜県関市の金物屋で包丁を買うようになりました。
そのあたりでは、赤くて小さなかわいらしい電車が走っていました。しかし、いつの日か廃止になってしまいました。そこで、ある時、残っている揖斐の方の鉄道に、乗ってみることにしました。
黒野という、田園の中の駅からとても古くて電車に乗り換えました。その電車は終点まで、現代の電車とは違った斜め方向などにゆらゆらと揺れながら、田んぼの中を走ってゆきました。暑い夏の日でした。
この電車はクーラーがありませんでした。けれど、運転席の隣の、つまり車両の正面の窓ガラスが空くようになっていて、走行中は解放されたその窓から心地よい風が入ってきました。それは、クーラーでは感じることのない気持ちよさでした。
そして終点本揖斐駅につき、駅前目に入ったのがニッキ餅のお店です。店に入るとウインドウにはからの見本箱が並んでいました。
営業していないのかと思ったら、店員さんがいて、頼んでから餅をこさえてくれました。
帰りに1個つまみ食いすると、柔らかくてとてもおいしい餅でした。良いものを買ったと思って次の日埼玉の実家に持っていきました所硬くなってしまいました。基本的に当日食べきるもののようです。(焼けばまたおいしくなるらしいです。)
この頼んでから作り出すというのが衝撃的で、気になっていたのですが、記憶の中の商品名が「揖斐まんじゅう」に変化していたので、ネットの検索にヒットしません。
けれど昨日たまたまgoogleマップで駅だったあたりを捜索し、そこにあった馬淵菓子店を検索し、再び記憶を取り戻すことができました。
ある方のブログを頼りにすると、2011年位まで営業しているようです。まだ健在だといいなあ。
今日は、よみがえったニッキ餅の記憶についてお話ししました。
それでは、皆様お気をつけてお出かけください。
長年愛用している関の包丁。切れ味が長く続く。
これを買った金物屋さんも、ネットで調べるとインテリアショップとなっている。とても気になる。