13日家内は肺ガンの摘出手術を受けるため入院し、そしてその翌日、手術も無事に終わった。
家内は民生委員の仕事や、11日には生長の家の講習会があってその準備や推進、家事、畑仕事、そして朝夕の神想観(瞑想)と先祖への供養も欠かすことはなかった。そして、はじめて手術を受けるという不安や心配のそぶりも見せず、いつもと変わることなく元気に過ごしていた。
手術に要する時間は3時間~3時間半とのことだったが、手術前日の看護婦さんの説明にも、にこやかに笑顔で聴いていて、家内のそんな様子を、わたしは感心しながら見ていた。
そして、手術は終わった。
ドクターの説明を受けた後、家内に会わせてくれたが、家内は呼びかける声に返事をするだけの意識はあった。しかし、手術前とは打って変わって、全身麻酔されてベッドに横たわっている家内を見るのは、うれしさよりも、モノ悲しさがあった。
このようなことは私にとっては初めての経験だったが、しかし、例外なく誰もが経験してきた、あるいは経験していくことなのだろう。ある意味では、その分だけは一人前に近づいたといえるのかもしれない。
というわけで、まずは、めでたし、めでたしである。
少しすつ、、日の出がおそくなってきています。
その後、奥さまのお加減は、いかがでいらっしゃいますか?
・・スズキさまも、お元気にお過ごしでいらっしゃいますでしょうか・・?
* * *
一人前・・
大学生になったばかりのころ。
3年生、4年生が、大変に 「大人」 に見えました。
年齢の数だけで考えれば、僅かに、2~3歳、年上なだけですけれど、、
「20歳」 を過ぎている、ということが、とっても、大人に感じられたのでした。
そして、私も、やがて、20歳になり、
20代、ダンナと出会い、結婚し・・
今に至りますけれど・・
一人前って、まだまだ、遠い気がします。
遠い。。遠い・・
この命、終えるまで、あと、どのくらい、学べるだろうか。
あと、どのくらい、一人前に近づけるだろうか。
そして、毎日が、風のように早いです。
* * *
「というわけで、まずは、めでたし、めでたしである。」
とっても、素敵な言葉になって、私のなかで、響きました♪
そっか☆そうだわ☆
悲観している時間はないんだわ☆
うん♪ わたしも、がんばるっ♪
* * *
奥さま、どうぞ、お大切に・・
そして、スズキさまも、どうか、お身体、お大切に・・
Ray
日中はともかく、朝夕は寒くなってきましたね。
毎日病院に通い、年寄り夫婦がデートを重ねています。(笑)
できるだけ歩くようにということなので、家内に付き合って廊下をゆるりゆるりと歩いていると、一人になったときまで同じようなペースでゆるりゆるりと歩いているのに気づいて、思わず笑ってしまいました。
順調に回復していると思いますので、退院も近いと思います。
忙しいのに、気にかけていただきありがとう。
私も高1の時には、先輩がみんな長髪(坊主禁止)ですごく大人に見えました。
男も、女もその辺は同じのようですね。
私などは人前では一人前顔していても、内心は、いつまでも子供だなあと情けなくなることはしょっちゅうです。人の成長ということは、習字やピアノが上達するのとは違って、長い長い時間がかかるのかもしれませんね。
>20代、ダンナと出会い、結婚・・・
いいですねえ。ついに二人の物語りが始まったわけですね。
「あれから40年!」
というお笑いのネタがありますが、
Rayさまご夫婦は40年経たときには、今よりもっと素敵な夫婦になっておられるでしょう。
どうぞ、お楽しみに!
>毎日が、風のように早い
この「風のように早い」といういい方、とてもいいですね。
比喩的にもいいけど、言葉そのものにも魅力を感じます。
それはともかく、家内は順調に回復していますし、家内の病気・入院が、私たち夫婦の絆・親密さを一層増してくれたような感じがしています。
いよいよ師走も近付いてきました。風のように早く。
Rayさまもどうぞ、御身、お大切に。