昨日、自宅から車で40分ぐらいの「道の駅」へ、注文していた日本茶(100g×10)を受け取りに行った。
お茶を買うのに、わざわざ40分もかけて行くのは、一つはお茶が地場産で値段の割においしいからであり、一つは気分転換のドライブであり、同時に道の駅近辺の風景を楽しむことを兼ねてのことである。(娘も気に入ってくれているので半分ほどは娘に)
この日の天気予報は「曇り」だったので、道の駅に寄る前に「月見の森」というハイキングコースを歩いた。
歩き始めた時はおあつらえ向きの霧雨で、霧雨に濡れた緑の中を歩くのは、癒やし効果満点で気持がよかった。
(緑のシダがきれいだった)
わたしはこの時期の雨の中を歩くのは、風情があって心地も良いので好きである。
日射しの中を日傘さして歩くのと比較すれば、雨降りのときの肌に感じる空気のやさしさは格別で、全身雨に濡れたくなる位だ。
(月見台。ここは愛知県の西のはずれに接する三重県だが、視界がよい時には真西に聳える名古屋駅セントラルタワーが近くに見える)
(月見台からの眺め。今日は遠くは何も見えない。白く光って流れているのは揖斐川)
(コース途上に咲いていたササユリやアジサイも目を楽しませてくれた)
こうして、湿った山道を2時間ほど歩いた後、道の駅に寄り、そして途中にあるホームセンターにも寄って買い物をした後、家に帰って驚いた。
玄関に入って靴を脱いだら白い軍足(作業用靴下)が血に染まっていた。
「なんだ、これは?」と思った瞬間、ヤマビルだと気がついた。それだけではなく、後ろを見ると、ズボンも両足の膝から下の何か所かが赤く血に染まっていた。ズボンを脱ぎ、足を洗おうと風呂に駆け込めば、鏡に映った自分の首すじにも赤い血の跡が広がっている。
道の駅でお茶を受け取り、ホームセンターでも買い物をしたが、こんな姿で何も知らずに買い物をしていたことに気付いてまた驚いた。
ズボンの後には気づかないにしても、首筋にひろがった血の跡は丸見えだ。欲しいものがどこにあるかと二人の店員さんに聞き、またレジもしているが、誰も教えてくれなかったし、私を見て怪しむような気配も感じなかったが、気持ちが悪くて、見て見ぬふりをしていたのだろうか。
ヤマビルは吸う時に麻酔剤が出るらしく、蚊に刺された時とは違って、吸われてもまったく気づかない。その点はありがたいのだが、気づかないぶんたっぷり吸われるせいか、血がなかなか止まってくれないのが困る。結局、首筋2か所、左足5ヶ所、右足3ヶ所、合計10ヶ所もバンドエイドを貼ることになった。
久しぶりだから、梅雨時の山道はヤマビルがいることをすっかり忘れ、家に帰ってはじめて気づく鈍感さだったが、忘れていたことが返ってよかったと云うべきかもしれない。おかげで、楽しいハイキングができ、帰宅してびっくりという、ハプニングのおまけつきとなったのだから。
でも何だか知らないうちにこんなことになってたら私だったら大騒ぎしてそのまま最終回をむかえそうです(笑)
麻酔を効かせながらだなんて恐ろしい犯人ですね┐(-。-;)┌
お疲れ様でした。
山ビルはたっぷり吸血したら、コロンと下に落ちてしまうのでしょうか・・・
そうですね。女の人なら、自分の身体や衣類が、知らぬ間に血で赤くなっていたりしたら、
気持ち悪がって、卒倒する人もいるかも知れませんね。(笑)
出かける前に家内を誘いましたが、何か用があったようで、一緒に行かなくてよかったと思いました。
私は、山にいるヒルだから勝手にヤマビルと言っていますが、正確にはヤマビルと言えるものかどうかわかりませんが、長さは1㎝で、胴体の太さは2ミリ程度の小さなものです。その割に吸引力はあるので、引きはがそうと引張っても、胴体が伸びるばかりで引き離すのも厄介です。
私にとっても久しぶりのヤマビル体験だったので、気付いたときはまさにホラー体験のようでした。
そうですね。気持ちよかったハイキングから、帰ってみれば、まさにギョ!ギョ!ギョ!でした。
私がヤマビルと言っているのは、長さが1㎝、太さが2ミリ程度の大きさです。
そして、大きさの割に吸引力があるらしく、前回の経験では、途中で気づいて、ヒルをつまんで引き放そうとしても中々離れず、面倒になってそのまま登山を続け、山を下りてから、根気よく引きはがしました。
その経験からすれば、血を吸っても大きくなっていたようには見えなかったし、自然にコロリと落ちることもなかったように思えます。
今回は、吸い着いていないか調べましたが、1匹もいなくて、自然にコロリと落ちてくれたのか、私も好くは知らないので、聞かれたのを幸いに、これから調べてみようと思います。
それと前回は上半身を中心に責められていたので、頭上から落ちて来たと思っていますが、今回は、膝から下を責められているので、下から這い上がって来たと思います。
まあ、色々で、話に聞けば気色悪く聞こえても、実際に経験すると、こんなこともあるのかと楽しいです。
コメントありがとうございました。
時間が掛っても道の駅を訪ねるのも好きですね。
県内の北の方に行くと風景もよく道の駅を楽しみに
出掛けたりします。
↑こちらも見晴らしが素敵ですね。
道の駅と休暇村に宿泊するのも好きです。
愛知県の知多にある休暇村はまだ制覇(笑)していないです。
夫の希望なのですが・・・!
道の駅は旅気分にさせてくれる、そんな雰囲気があっていいですよね。
我が家では子供の小さい頃は、海水浴で海辺の民宿、
子離れしてからは、山小屋でしたが、
これからは、休暇村に泊っての旅がよさそうですね。
いいことを聞かせてもらいました。
知多の休暇村ですか。それも良さそうですね。
わたしはそちらの方面へ所用で行くことがあっても、行楽で出かけたことはないのですが、
海や、温泉もあり、海の幸もあるので良い処だと思います。
わたし自身は知多半島から近い篠島(伊勢湾に浮かぶ島)で、
1泊したいなと思っています。
書いているだけで、なんだか楽しくなってきました。
コメント、ありがとうございました。