SASHIY エイガニッキ

メモ書きです、遊び心です、それでも、力です、どこにも、どちらにも、収まりつかない、思いです、可能性です、

SASHIYエイガニッキ

2020-06-13 11:25:28 | 日記

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅨ「不屈の男たち」を見る聴く、
  ロデオ、スターだった主人公、既に若くは無くて、故郷に戻るのだ、自然、田園、風景、懐かしい屋敷、床下の銃、今もって、隠されていた、そこに今の屋敷の持ち主の老人が、果たして、この地で、如何に、そこに現れた若いカップル、美貌の妻、主人公は直ぐに惹かれて仕舞っていないか、夫の男はロデオに興味が、なかなか筋も良い、妻と二人は、地道に働いて、己たちの土地が欲しいのだと、しっかり者の妻、だが、その土地を買う金が想うように溜まらない、何処か、一攫千金の夢を見ている夫、主人公こそ、これまで、自由に、気ままに、競技に参加して、賞金で生き延びて着た、スターとして皆から慕われ、金と女と酒と博打と、その日その日の気楽な暮らし、果たして、気楽か、いつも、怪我と死の恐怖、忘れんが為の酒、女、しかし、夫は、金に心が動いたか、現代人いうものは何処か、いつも、こんな危ういロマンに捕らわれて、一攫千金、妻は溜まらずに、止めるのだが、夫は土地を買うためなのだと、このままでは何時までも土地が持てないと、主人公は、夫の指南役、賞金の半分を手に為る約束、妻からすれば、夫は結局、主人公に利用されたのではとの思い、妻の言葉も聴かず、主人公と共にロデオ競技に向かう夫に、結局、ついていくしかない妻、競技から遠く離れて、旅に出た主人公、今また競技に向かって、やって来たロデオの競技場、出場する者たちの溜まり場、キャンピングカー、主人公の昔なじみの老人、足を引きずって、大きな怪我をしたのだ、その娘、組織のボスの男、その愛人のショーの女、夫を競技に送り出す妻たち、何処か荒っぽい世界、男たちはトランプ博打、カップルの妻はショーの女のキャンピングカーに、語らう二人、何も知らない、初めての妻に取っては、優しい相談相手、ショーの女は外に、そこに主人公、彼はこれまで散々色事にも手を染めてきた、現れた主人公とシャワーの為に残った妻、そこにボス、愛人の前に主人公が居るのに嫉妬、愛人に語りかけようと奥に、愛人では無かった、主人公に嵌められた、笑みで去って行くボス、覗かれて叫びの妻、こんな荒っぽい世界に、妻はついていけるか、競技の初日、夫は、多様な競技に参加、なかなかの成績、こぶの在る牛に乗る一番の荒っぽい競技、初めてでは無理と聞かされても、夫は参加してしまう、それでも、乗りこなして、早速賞金、大金が手に入った、これには夫ばかりではなくて、妻も笑みで迎えて、しっかり約束の金は主人公に、笑みの主人公、賞金を手にした者がおごるのが決まり、夫は皆と酒場に、かくて、競技の旅が、怪我の傷のある男、惨い顔、その日の競技で失敗して死、嘆きのその妻、誰もが、何時こんな運命に、不安な妻、早く帰りたい、が、夫は、死した男のキャンピングカーを買って、一向に辞める気など無い、何とか、土地を買う金が貯まるまでと、我慢する妻、離れて見詰める主人公の視線、夫は、今や、スター街道まっしぐら、女たちもついてくる、賞金、酒、女、心配な妻、主人公は、こんな場を、間を待っていたのでは、二人を連れ出して、こんな怪しい世界に連れ込んで、当然に夫は酒と女と博打の世界に、残された妻、何とかものに出来る、今や、傲慢夫、嫉妬とも、怒りとも、溜まらず着飾って酒場に出掛ける妻、美しいのだ、見詰める主人公、妻は、何とか夫を止めたい、納めたい、しっかり貯めてきた金、土地も買える、既に土地を買う事に決めた、手配もしているのだ、聞き入れない夫、間に入る主人公、詰る夫、何も出来ないで、俺の賞金で食っている癖にと、主人公は殴り着ける、皆は白けて去って行く、主人公と妻、あんな夫は捨てて、二人で新しい始まりをと、主人公はそれを狙っていたのでは、だが、この妻は、これまでの女と違う、こんな危うい世界で暮らす女では無い、恋した男と、地道に生きる女、愛するが故に、この女は、この世界に連れ込めない、次なる競技会、主人公は自ら参加するのだ、誰もが止めるのだが、暫く競技に出ても居ないのに無理だと、主人公の覚悟に、誰も止められない、いよいよ出走、見事にこなして、流石は歴戦の勇士、誰もが見詰める中、こぶ牛、落下、牛に襲われて、助け出されるのだが、駆け寄る妻と夫、主人公は外に連れ出され、競技は淡々と、続くのだ、怪我人が出ようが、死人が出ようが、競技会に終わりはない、主人公は、夫に、身をもって示したのだ、スターでも、何時かは終わるのだと、映画後半の、主人公のアップ、画面から歪み飛び出さんばかりのアップ、女のアップ、夫のアップ、切り返し、映画が、壊れそう、切り返し繋ぎが、危うい、ショットの破れ、繋ぎの破れ、アップの揺らぎ、いや、はみだし、主人公の死、理解する妻、理解する夫、夫のエントリーの呼び出し、だが、夫は妻と共に、帰るのだと、競技場の出口のゲートを出ていく二人、怪我の老人と娘も、二人に問いかける、一緒の土地で働かせてくれと、受け入れる夫婦、レイの、飛び出す、若者、無謀な若者、身勝手な、おろかしい空回りの若者、此処では、主人公が身をもって、最後まで、かくて、見せ付けられた者たちは、戻っていく、戻るのだ、帰るのだ、始まりに、土地に、だが、ビジネスは、ショーは、資本主義は、何時だって、危うい暴走に誘い続ける、競技会場、女たちの観覧席、不安、喜び、そして、移動し止まることのない生活をするキャンピングカーの世界、酒場、女、博打、音楽、リズム、狂気、乱痴気騒ぎ、一方に地道と云う名の権力、お説教、お題目、そればかりで、生きていけるか、どっちが正しいのでは無い、この両者を、狭間を生きるしかないのが、現代なのだ、私たちなのだ、資本主義を生きるとはこの事なのだ、安全地帯は何処にもない、

 


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