SASHIY エイガニッキ

メモ書きです、遊び心です、それでも、力です、どこにも、どちらにも、収まりつかない、思いです、可能性です、

SASHIY エイガニッキ

2024-12-31 08:00:08 | 日記

CⅩⅩⅩⅩⅣ「大いなる幻影」1999  東京の路地、階段上の部屋、若いチンピラたちが、部屋の中を物色している、物音の響き、部屋から運び出したボックス金庫、階段から落下、カメラは見上げていたが、パンダウンして、階段下に落下した金庫、そして路地、冴えない夜のネオンの下、若者たちが降り立って、運んで、壁にごみを投げつけて、取り散らかして、暴れて、金庫を開けて、札束を奪う、そんな中に主人公のアップ、表情、この物取りの中に、初めから居たのだろうか、通りかかって彼らと出くわしたのか、カフェバー、行ったり来たりの娘、カウンター奥の酒瓶たち、客ともスタッフも、ぶらぶら歩く者たち、主人公は部屋に、窓辺のソファ、座り込む、が、その座っている主人公が、画面から、消えて、同じソファ捕えた固定ショットの中、人物は刈が、ゆっくり消えていく、そもそもの初めから、主人公は亡霊では無かったか、だから、あの若者たちの中に居たのも、紛れ込んだのも、亡霊の紛れ込み、主人公の消えた部屋、郵便局、客、受付の娘たち、出される封書たち、スタンプを押す娘たち、運ばれる荷、ボックスの中に、仕事が終わったか、娘は荷の中の封書を取りだして、部屋に、主人公の居た部屋、消えた部屋、屋上、物干し、持ち帰った封書を開けて、草花の赤い実、ギターの録音の娘、教師役の青年、一節録音が終わると、他の楽器に、ピアノ、戻った主人公、テープを取りだして聞く主人公、窓辺の主人公、座っている、だが、果たして、いるのだろうか、既に死しているのか、亡霊か、判らない、娘との関係は、二人は、ともに、部屋の中に在ることを分っているのか、テントのないトラックの荷台に佇む娘、他の人々も、トラックでの通勤、これはごみの、埋め立てから、町に向かうトラックか、どうやら会社に向かっているのだから、出勤風景、ならば、住んでいるのは、主人公も娘も、戻ってきた屋敷は、ごみ捨て場の近隣、ごみ捨て場の中の幻想の屋敷の中、娘の居る部屋、窓からマンションが、警報が鳴り響く、廊下を男と女が、逃れ、追いかけ、またの日にも、二人の追っかけ、見つめる娘、その見つめる娘を見る逃れる娘、階段下に、そして、娘の住まう部屋に、慌てて、ドアをロックする娘、だが、逃れてきた娘の執拗なノック、開けて中に入れてしまう、男もまた、追いかけてきて、部屋の中、困惑の娘、男は娘を抱いて外に、戻っていく、警報の鳴響く中、この二人もまた幽霊ではないか、あのトラックの通勤者たちも、デモテープを聞かせる主人公、聞き入る、プロデューサーだろうか、友人だろうか、ミュージシャンだろうか、始まりのカフェでの二人、二人は語らい外に、どぶ川の向かいで、若者たちが屯している、また、犯罪か、盗人か、主人公は一人別れて去っていく、残った相棒の、プロデューサーだろうか、金属バットを手に、若者たちは、こちらに向かって進み來る、向かい行く男、怒りの、苛立ちの若者たち、主人公と男と若者たち、握手する四人、和解したのか、車を走らせる主人公、古いお屋敷の前、車を止めて、何やら盗み出して、遁走、相変わらずの、盗み稼業、主人公と若者たちの関係は、だが、これまでの若者と同じグループかどうか、デモテープの男との関係は、果たして、主人公の仕事は、郵便局の娘、封書の振り分け、部屋、だが、マンションの見える部屋と、始まりのソファの部屋は、同じなのだろうか、荷物が片づけられて、襖を黄色と青で塗る二人、黄色の中の丸い白、張り紙がしてあったか、丸く白く切り取られて、横の襖は青く塗られて、あの青は、郵便局で働く娘のチョッキの青、娘と主人公、草原、土手上の高層ビル、土手下から、見上げるカメラ、横移動、部屋の中のサッカーの試合、その応援のドラムの響き、反復される音たち、寝ている主人公、の後ろの画面、競技場でのドラムのバンド、響き渡る同じ音、座って試合を見ている娘、部屋の二人、恋人通し、兄弟、夫婦、娘の持って帰る封書たち、何かの目論見が有るのだろうか、何所か組織からの知らせか、二人の役割は、娘は部屋に張られた地図をはがし、日本列島のない、地図に、描く日本、娘は二人で一緒に行こうと、誘う、トランクを持ち、運び、外に、上空を舞う飛行機、飛行場に向かうか、その最中に、太鼓の響き、応援の人々、巡って、娘を撮り込み、一方には、黒づくめの若者たちの集団、通りを横に広がって、太鼓の行進を止めようと、彼らの面前で止まる楽隊、下がり去っていく、楽隊の者たち、娘は一人、取り残されて、そこに取り囲みの黒づくめの男たち、男たちになぐられ、倒されて、倒れて画面から消えて、だが、男たちは執拗に、殴りつける、盗人仲間の、仕業、デモテープの男と主人公、男は去っていく、後を追い、殴り倒す主人公、これら、若者たち、男との、関係は、仲間なのか、敵なのか、仕業ごとに、倒れた娘を探し出し抱きしめる、死したか、いや、初めから死していたのでは、娘は目を開ける、幽霊だから、抱きとめる主人公、郵便局の娘、働く娘、そこに黒づくめの男たち、若者たち、脚立でカウンター内に入り込み、駆け込み、襲撃、だが、壁際に倒れ、座り込み、マスクを外してしまって、顔を晒した主人公、見つめる娘、互いに、判っていたか、偶然の再会か、壁際の主人公を捕えるカメラ、また消える主人公、壁が残されて、そんな主人公を見つめていた娘、全ては、こんな主人公を幻想として見ていた娘、己の死もまた、散々なるリンチも、娘の幻想、いや、主人公の幻想、そして、二人は郵便局の外の階段に座りこむ、行き場のない、宛のない、希望のない、二人、これが恋、死した二人の恋、死している恋、そんな二人の姿を幻視する私、監督、こんな私たちは、映画に見返されていないか、あなたも、また幻だよと、現実も、映画も、まぼろし、ま、ぼ、ろ、し、大いなる幻、

 


SASHIY エイガニッキ

2024-12-31 07:55:47 | 日記

CⅩⅩⅩⅩⅢ「私の彼氏」1947  ニューヨークのクラブ、深夜、ジャズセッション、歌う主人公、相棒の女が現われて、語らう二人、その後のドラマは、過去の出来事か、いや、故郷に思いを馳せての、語らいで、その後の西での出来事か、クリスマス、クラブのカフェで働く娘、家で待つ子ども、リーダーは、帰っていいよと、笑みで帰り支度の娘、そんな娘を見つめている、クラブのオーナー、店の外に、そこに待つオーナー、誘って、車の中に、娘を送って、部屋の前、語らい強引にキスするオーナー、困惑の、怒りの娘、慌てて外に、部屋の窓から、二階の窓から母を見つめて声を出す少年、クリスマスのプレゼント達も、そのままに玄関に、オーナーが後ろからプレゼントが有るよとばかり、かくて部屋の中、迎える妹、少年、目になぐられた後、喧嘩したのだ、だが、母はツリーを持って現れた、が、これはオーナーのプレゼントではないのか、隣の部屋から、双子を抱えた夫婦が、美貌の派手な娘と冴えない夫、しっかり働いているのだろうか、そんな部屋の中に、主人公がニューヨークからやってきた、久しぶりの再会の姉妹たち、そして、下の弟も、家族が揃ってのクリスマス、主人公は、暫くは、この地で、過ごす算段で、妹はカフェの仕事をしていたが、オーナーの厭らしさに、溜らずに、主人公はならばとばかり、家族を養うには、自分で働かなくては、妹の分も、こうしてクラブの歌手に、直ぐにオーナーは目を付けて、他の娘たちにも、言い寄っているのだが、こうして、西での生活の始まり、そして、そのクラブの中、ピアノを弾く男が、語らって、彼はピアニストとして上手く行かずに、船員として働いて、今は次なる出航前で、こうして日々を過ごしている、バーで再会して、語らって、恋して、だが、何所かピアニストには諦めが、若くもなく、強引に、主人公を抱きとめることも出来ずに、妹娘の夫は、戦傷者、精神を病んで病院に、尋ねた妹、病室の中、だが、外で待つ上官はドアを開けたままにと、様子を見守りたいのだ、笑みで入ってきた妹、語らう二人、だが、夫の思いは、相変わらずに、いやされずに、苦悩の中、苛立ち、妻を詰り、詰め寄って、慌てて上官と医師が部屋の中に、やはり未だ、退院できる様子では無い、悲しみの妻、主人公ばかりか、他の家族もまた、皆、問題を抱えて、弟も、クラブで下働き、娘たちを見つめて、何所かだらしない生活、双子の母も、子供たちは夫に任せて、働きに、クラブに、ここでもまた、オーナーに語り掛けられて、まんざらでもない妻、下の妹は、今だ若くて、夢見る少女、ダンサーをしていなかったか、誰もが、実直な仕事をしていない、主人公が部屋に戻ると、ピアノを奏でている、男、笑み、だが、相変わらずの、二人、主人公も、クラブでの仕事も、どうにか、収まっているが、果たして、オーナーの強引な思惑、所詮遊びに過ぎまいが、己の恋、ピアノ弾きの不安気な姿、オーナーは双子の母との語らい、何所か既に、このむすめとのことは面倒に思っても居るオーナー、下の弟の下働きの男に、娘を車で連れ出せと、好きにしてよいと、笑みの弟は、娘を連れ出して、娘はオーナーの元に行くのだとばかり、だが、弟の誘いと知り、車の中で、苛立ち、止めろと、疾走する車、暴れる娘ゆえに、車を止めて、娘は飛び出していく、車を走らせる弟、だが、走り出した娘の前に、向かいからスピードを上げた車が、衝突、娘の死、双子の父に電話が、慌てて外に、向かいの部屋の、妹二人に子供を頼むと、出ていく夫、悲しみと怒りの夫は、オーナーの仕業と、銃を手に、オーナーを狙って、そこに居合わせた主人公、弟が、娘を連れ出したと知って、オーナーが嵌めたのだが、怒りで現れた双子の父の前に立ち、止めて、隙を見て手にした銃を叩き落として、駄目夫の、頬を散々に、叩くのだ、叱りつけて、涙の駄目夫、かくて、オーナーと主人公の語らい、警察は、弟を犯人扱い、オーナーの狙い、電話するオーナーを止めて、己を犠牲にして、弟を助けるのだ、ピアニストとの恋を諦めて、オーナーに従うのだ、部屋に戻ると、妹の夫が、病が癒えて、戻ってきた、笑みの夫、息子の笑み、ともに外で野球に、窓から見める主人公と妻、笑みの二人、漸く、妹の一人は、収まったか、だが、果たして、この夫の笑みでいつまで続くのか、そして、彼は真っ当に働いて、家族の面倒を見続けられるだろうか、下の妹と、弟は、今だ、幼いままに、かくてピアノ弾きは船に、港に見送りの主人公、男は、最後まで、主人公を連れ出せない、主人公もまた、家族を捨てて、妹や弟を捨てて、飛び出せない、見送り、手を振り、振り返り、涙の、涙の、歩みだ、何とも、このゆっくりとした、歩きの中、涙の、涙の、姿、あまりの美しさの中、苦しくて、苦しくて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


SASHIY エイガニッキ

2024-12-31 07:42:26 | 日記

CⅩⅩⅩⅩⅡ「女であること」1958  美輪明宏の歌、女、おんな、おんな、東京の多摩川付近のお屋敷、娘がバルコニーの鳥かごの前に、郊外の風景、起きだした主婦の主人公、風に怯えて、小鳥に対しても、不安気な娘、食事は終わったのかと主人公、まだですと、一緒にと主人公、部屋に戻り廊下に戻ると既に娘は消えて、夫は弁護士で、彼の弁護している死刑囚の娘なのだ、身寄りがなくて、二人で引き取って、弁護士は、再審の為に働いている、そんな娘にはボーイフレンドが、学生さん、弁護士のお屋敷に住まう、夫婦の身寄りと思ってか、憧れの弁護士屋敷の娘に恋している学生、娘は、父のことは何も語れずに、話せば、青年は去っていくと、全てに不安なのだ、疲れ果てて、病がちでもあって、お屋敷には、世話する使用人の叔母さんと、4人暮らし、夫婦には子供がいまだないのだ、故に、娘を引き取ったのだとも、主人公は友人の個展に、昔の女学校の同級生たち、何所かブルジョアの叔母さんたちの気取り、貝殻の絵が、主人公の過去のロマン、皆が知っているロマン、皆の憧れの青年、そして、主人公と青年の恋、貝殻にまつわって、皆は、主人公を揶揄って、主人公にとっては、既に過去のこと、個展には、主人公の友人夫婦と息子が、個展の主は、そのロマンの人も訪れたと、何とも、何所か困惑気味な主人公、過去とばかりは言えない、思いが残されているのだ、割り切れない表情、これもまた女、大阪の友人の娘が飛び出して、始まりのシーンで、自転車で通りを乗り回していた娘、友人からの手紙に、驚きながら、近いうちに在られると察している主人公、聴かされた夫、また一人娘が増えるかと、私が面倒を見なくてはと主人公、人が良いとも、だが、この人の良さに、皆が甘えてしまうのだが、かくて現れたおてんば娘、果たして、死刑囚の病がちの娘と仲良くできるだろうか心配な主人公、おてんば娘は、何も気にせずに、玄関先の主人公の大切にしている菊も伐ってしまうのだ、平気で夫に語らって、仕事場にもいついてしまって、しかし、可愛い娘に夫もまんざらでもない様子、こうして、自分で蒔いた種ながら、おてんば娘に嫉妬、しかも、死刑囚のためとも、その娘のためとも、このむすめにもまた何所か嫉妬、おてんば娘と友人の息子と連れ立っての観劇、そこで、あの過去の男と偶然に再会、妹の子を連れて、その様子を見てしまうおてんば娘、これで一入、夫に取り入る気を起こさせてしまうのだ、この日、死刑囚の娘は父を訪うて、おてんば娘にも、その旨を話してあまり刺激しないようにと、おてんば娘は夫の仕事を手伝い始めて、相変わらずの燥ぎぶり、死刑囚の娘は、学生と語らって、彼は娘の部屋を見たいと、離れの娘の部屋を訪うて、言い寄って、抱いてしまう、そこに夫の仕事の書類を取りに戻ったおてんば娘、去っていく学生を見てしまう、髪を乱して、現れる娘を見て、察するおてんば娘、有人夫婦の息子は、主人公を誘って、やり手息子は、何所か幼馴染のおてんば娘よりも、年上の美貌の主人公に惹かれて、誘われた舞踊は断って帰る主人公、が、あの過去の男が夫と仕事の取引が、何も知らずに、夫はこの男を屋敷に招いて、大阪からおてんば娘の母がやってきていて、夫の居ない留守に男が屋敷に、こうして主人公と男の再会、おてんば娘の母が、何とか取り持とうと、だが、二人とも、満足に語れずに、が、二人で会うことに、遊び人の男は、よりを戻そうというよりも、昔の好で遊びたいばかり、夫とは、娘たちのこともあって、何所か気まずくて、過去にすがりたいところも有った主人公、だが、遊び人の男は、主人公を知っているので、無理強いはしない、主人公にその気が有ればとばかり、こうして家族は、ばらばらに、死刑囚の娘は飛び出して、学生とともにアパートに、契りを交わしたのだから、結婚するのが当たり前と飛び出した、父のことも話して、が、父のことを話してから、何所か怪しい、結婚話に田舎に戻ったが、なかなか戻らずに、お屋敷に、弁護士の夫に、憧れていたばかりの駄目学生、そこのお嬢様と思い込んでいたのではないか、田舎では、死刑囚の娘など全く相手にされずに、拒まれて、小さな鏡台を手にした娘を詰るような姿、悲しの娘、学生は出ていって戻らずに、おてんば娘は、帰りの車、川縁に降り立って、口喧嘩のごとくの二人、おてんば娘を追っての夫、草むらの中、倒れた娘、覆いかぶさる夫、キスしてしまうのだ、女であることはなかなか大変、そんな女たちに、振り回される男たち、振り回しているようで、結局、何所か女たちに振り回されていないか、おてんば娘は主人公の過去の人を知って、惹かれて、飛び出した、、夫はおてんば娘に、主人公は過去の男に翻弄されて、こんな混乱の中、死刑囚の再審、目出度く、死刑を逃れて、数年の求刑に、笑みの娘、駄目学生から離れてお屋敷に戻って元気を取り戻して、裁判の結果もよくて、笑みの夫、そこに主人公の妊娠、二人の戸惑いも、おてんば娘が飛び出して消えた故に、漸く、和やかに、友人夫婦と息子も現れて、久しぶりの家族の団欒、そこにおてんば娘が雨の中戻った、画帳に書きつけた、叔母様好き、嫌い、叔父様、好き、嫌い、気象の激しいおてんば娘、それでも、可愛い娘には違いないのだ、主人公に取って、過去の男はカナダに転勤、カナダから手紙が、ならば、おてんば娘は今、どこで、誰と、何をしている、叔母様のことは好きよと、そればかりは判ってほしいと、他の誰にも会わずに、雨の中走り去るおてんば娘、さて、ここでは、何時もの川崎の、ちゃぶ台、家族の憩いのテーブルが、ない、始まりの朝食も、夫と娘、主人公は今だ現れず、その後も、テーブルには、人が出たり入ったり、文字通り、おてんば娘の出現、死刑囚の娘の飛び出し、主人公と夫もまた、夫の仕事机の前で、睨み合い、いがみ合い、ゆったりした憩いの場から遠く離れて、ラストの皆が集まって、そこに妊娠の知らせを抱えて戻った主人公、晴れて、目出度し、めでたしの、ところに、おてんば娘がやってきた、妻は皆から離れて、外に、裏口で語らう二人、去っていくおてんば娘のシーンで終わるのだ、最後まで、結局、ゆっくりと、安らうテーブルは無かった、だから、主人公の妊娠も、怪しい、流産するのではないか、夫も、裁判の後、頭の痛みを抱えて、疲れているのだと、感謝の娘の前で、大体に於いて、妊娠は、この死刑囚の娘こそが学生との子を身ごもっていないか、そして、おてんば娘のもまた、カナダに飛んだ男の子を宿していないか、死刑囚もまた、最高裁が待っていないか、危うい、危うい、ロケ地が楽しいです、多摩川、御堀端、裁判所、劇場、クラブ、射撃場、端役だが、友人夫婦の息子もまた、怪しい青年、学生ばかりでは無く、若い男たちも、何とも、だらしない、夫だって、世話になった弁護士の弟子、その弟子の弁護士が、娘との結婚、お屋敷付きで、娘を恋しもしたろうが、お屋敷に、地位に恋してもいたろう、学生と一緒なのだ、学生は当てが外れた、学生もまた夫の事務所で働きたいとも語っていたのだから、おてんば娘の狙いも夫、友人夫婦の息子の狙いも主人公、危ない、危ない、男、おとこ、おとこでもあるのだ、打算、ださん、ださん、女、おんな、おんな、民が女であり、皆が男なのだ、