本当は土曜日の材木市場に行ったついでに足を延ばしたかった。
仕方が無いので日曜日、バッテリーもフルチャージしてある80ccのバイクで
20回程キックペダルを踏んで
いざスタート
あれ?ブレーキが効かないぞ!
どうやらエア抜きをしないとダメらしいのでバイクは諦めた。
江戸川で生まれ育った私にとって海と言えば九十九里浜。
夏になると家族で海水浴に行った思い出
高校生の頃はサーフボードを抱えて電車で通った
今回の震災では津波の被害を受けてしかも大きかった。
車で1時間もあれば行けるのに県外ボランティアを受け付けてくれず
そんな経緯があって私は南三陸町に向かいました。
昨年の夏、電動アシスト自転車で往復した白里海岸に行った。
軽トラックの荷台にクロスバイクを積んで海を眺める。
これより太平洋沿いに北上してみた。
季節外れの海水浴場は誰も居ない寂しい海
放射能を恐れて観光客も来ない…
そんな予想は外れて家族で水遊びをしてたり
サーフィンをしてる人、釣りに来てる人
千葉の海は賑やかでホッとしました。
ここは津波でえぐられて土を盛り工事中でした。
車で行けるところは車で行き、時々荷台の自転車を下ろして走りました。
蓮沼海岸付近から南側の海岸線を観る。
同じ場所から北側の海岸線を観た。
防風林は枯れているし、田畑は海水に浸かって塩害で放棄された処もあった。
別荘は壊れたままの状態で放置されているwww
防波堤の役割を果たしていた波乗り道路終点より北側では
まともに津波の被害をあちこちに観た。
さて、いよいよ津波で多くの家が破壊され、犠牲者を出した旭市に入った。
サーフ・スポットでもある旧飯岡町は海岸に沿って町並みが拡がる。
海岸線に沿って県道が走り街が形成されているだけに…
軽トラックを停めた付近が最も酷いみたい。
自転車で走りながらも、地元の人に話を伺った。
「失礼な事をお聞きしますが…」
10mを超える津波の恐怖などを語ってくれました。
木造家屋は基礎部分を残し流出し、鉄骨造の建物はパッと見は何ともない
でも内装材は失って使用出来ない建物だったり…
テレビで報道されなければ自分の目で見ればいいんです。
この記事を通じて支援を呼び掛けている訳ではありません。
津波被害を受けた街は人命救助や応急処置が済むと
忘れられた存在になってゆく。
被災地の復興が進んでいない事を知ってほしいのです。
思い出の多い千葉の海がこんな姿になっていることが悲しい。。。
行きは高速道路を利用したが帰りは銚子経由の国道356号線で
利根川に沿って帰ります。
銚子市内の国道脇にあるラーメン とん太で昼食。
銚子と言えば醤油が有名なので注文したのは
チャーハン+こく味噌ラーメンのセットでした。
醤油を作る土地では味噌も作る。
個人的にはこの味噌の味が絶品でした!
食後は近くのGSで燃料満タン。
大した出費ではないけど傷ついた街の近くでお金を使うのも
復興に繋がると思います。