お昼休みの途中で会社を出発したので病院には余裕を持って到着した。
予約してあるとはいえ急患が入ると遅れる場合もあるそうだが時間前に検査が始まった。
待合室に置いてある冊子からMRIとCTの違いを調べたが分からず
検査技師から教わった。
機械の形は似ているけどCTはX線による脳内の断層写真を撮影するのに対して
MRIは強い電磁波で脳内の立体画像を作り出す装置でした。
作業用のツナギを脱いでシャツとパンツ姿になり入院患者用のパジャマのズボンだけを履いた。
CTと同じようなベットに横になり耳栓をして頭をパッドとベルトで固定され
所要時間は10分~20分動かないで測定されます。
手には緊急時呼び出しボタンを握らされてます。
目をつぶったまま呼吸が早くなるのは緊張のせいかな?
ピーッ・ピーッと高い音が鳴ったりブーンと低周波で振動したりが続くと
何が起きているのか分からない不安に包まれたがやがて慣れてくると
イビキをかいて寝てしまったようです(笑)
検査後は脳神経外科医の診察を受けました。
脳内の画像だけでなく脳内の血管が平面上に広がる画像もあった。
医師からは「脳梗塞も脳内の血管、くも膜下出血の心配もありませんよ」とお墨付きをもらった。
これで脳神経外科での診察を終えて掛かり付けの病院に戻れる。
ここでは頭のうっ血の原因が脳梗塞によるものではないかを調べてもらうだけの診察でした。
後頭部の痺れは続いているけどMRIの検査が低周波治療器みたいな効果があったと伝えると笑っていた。
「薬、出す?」と聞かれたのでドラッグストアで温熱シートを買って使用してると話した。
「まだまだ若いんだから早く血圧を下げて頑張りなさいね!」と年下の女医さんに言われて複雑な気分だ。
これまでは「もう、そういう年齢になったことを自覚しなさい」と言われてたから。
この病院は待合室でも看護師さんが問診やら脳梗塞の簡単な診断をしている患者さんばかりです。
医師の診察を受ける前に緊急性があるかを確認している。
お得意さんも掛かり付けの病院から救急車でここへ運ばれて生還した程、脳外科のスペシャリストが揃っている。
次にこの病院へ来るのは20年以上先であると願ってます。