しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

進まぬ野良猫の一斉捕獲

2020-11-12 00:10:20 | 日記

昨夜も土手の上で保護団体様が捕獲機を仕掛けて野良猫の一斉捕獲をしてました。

野良猫がやって来ると懐中電灯で追跡するがみな逃げ回る。

二手に分かれての捕獲作戦での成果は1匹だけです。

マニュアル通りに行動していては野良猫を捕まえることは出来ません。

餌やりさんたちは呆れながらも静観してる。

公園の野良猫とは違い土手の上には猫は住んでいないのです。

「捕獲機を仕掛けているので餌をあげないで下さい」と言われ従う。

保護団体の方たちが諦めて撤収したのでいつも通り餌やりを開始すると

いつもの猫たちが集まってきたのです。

餌やりさんたちは口をそろえて

「野良猫にとっての一日一回の食事の機会を奪っては可哀想」

「あの人たちの上からの物言いが感じ悪い」

と評判がよろしくないですね💦

猫が暮らしているのは住宅街なのです。

地域住民が野良猫の不妊手術をせず餌も与えないので

空腹のあまり土手で餌をねだるのが実情です。

お乳だけでは足りない月齢の子猫を引き連れてやってくる母猫はやせ細ってます。

「餌をやるから猫が増えるんだ!」と苦情もあるが餓死させるのは残酷です。

 

今日も実家の猫の餌やりに行きました。

猫って餌をくれる人の声を覚えます。

名前を呼ぶと2匹の猫が駆け寄ってきましたよ。

トラックの下で食べるミーちゃんです。

玄関前ではちゃっくんがFlixのパウチを食べてます。

ちゃっくんの左にある箱の中で野良猫が寝るようになりました。

飼い主の居ない2匹も野良猫と思われているのかな?

 

母が亡くなって間もなく一年になります。

猫を残して亡くなり実家は現在空き家となります。

兄はこの実家を売却するつもりだったので私が相続しました。

「猫はどうするつもり?」と問いたいが口論になるので止めた。

無収入の私が実家を維持できるのも少しばかり遺産が入るから。

せめて2匹の猫が寿命を全うするまでは実家を守ります。

 

土手に首輪をしたまま捨てられた黒猫がいる。

私の憶測では亡くなった親が飼っていた猫を子供が捨てた気がします。

高齢者が残していったペットの処遇は社会的な問題になっております。

クロちゃんは外で暮らした経験もなく一か所に留まり続け怯えていましたが

毎日餌をあげているので今はすっかり人馴れして可愛い。

同じような境遇のピーちゃんと肩を寄せ合うようにいつもの場所でごはん待ち。

この子たちだけでも飼い猫に戻れるよう里親さんを探してます。

 

東京の山谷、大阪の西成(あいりん地区)で暮らす人に炊き出しをするNPO団体

貧困家庭で暮らす満足な食事すらできない子供たちに食事を提供する「子供食堂」

野良猫に餌やりをする人たち

共通するのは「優しさと思いやり」です。

はい、自己満足だと言われても構いません。

 

ただ保護団体さんから「無責任な餌やりさん」と呼ばれると腹が立つ。

自宅や会社に来る野良猫はすべて不妊手術済です。

町会内に同じように動く方がいるので4丁目の土手には野良猫が居ないのです。

町ぐるみで地域猫活動をしないと効果が出ません。

自費で不妊手術するから限りがあります。

募金を呼びかけ助成金を受け取って成り立つ保護団体さんには到底及びませんが…

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする