東京女子医大はもはや名門とは言えないと思う。
コロナ患者を受け入れているのは国立大学附属病院と都立病院が中心です。
私が入院した東京医科歯科大病院も3号館の建物をコロナ病棟として受け入れている。
医師と看護師をコロナ対応に引き裂かれているので一般病棟もA棟を閉鎖して
入院患者を半分に減らす等の影響も出ている。
コロナ病棟では通常介護士が行う業務まで看護師が負担する重労働とのこと。
(入院中に看護婦さんから直接聞いた話です)
仕事が増えた分給料が増えればいいが
一般患者が減り病院としての経営は赤字となり医療従事者の給料もカットされ
その結果が大量の退職者を出すきっかけとなったらしいが
東京女子医大が特化しているのは労働組合の影響でしょう。
医療従事者は奉仕の精神が根底にあるので尊敬するが
給料をカットされるから退職されては残されたスタッフの負担が増えるし
医療従事者としてはどうだろうかと思う。
民間企業では派遣切りが行われている状況下では我儘に聞こえます。
スクープ!東京女子医大で医師100人超が退職 一方的な経営陣の方針に抗議の意思表示か
東京女子医科大学の3つの付属病院で、100人を超える医師が3月までに一斉退職したことが、独自取材でわかった。辞めた分の補充が間に合わず、各病院は大幅に医師が減少した状態で、4月からの新年度を迎えているという。新型コロナ第4波を迎える中、東京の医療体制にも影響を及ぼしかねない。
昨年、「夏のボーナス支給ゼロ」に対して、看護師約400人が辞職の意向を示した混乱に続き、今回は医師100人超の一斉退職という異常事態。
医師たちは、なぜ東京女子医大を辞めなければならなかったのか?
名門ブランド医大の内部で起きた、深刻な問題の真相に迫る──。
100人以上の医師が次々と辞めていった
「若手医師たちから、もう辞めたいと言われた時、引き留める気にはなりませんでした。ここに残っても状況が良くなる保証は何もありませんし、私も若ければとっくに辞めていましたから」
電話から聞こえてくるベテラン医師の声は、疲れ切っていた。
医師が次々と辞めていくとの情報が寄せられて、筆者が複数の東京女子医大・関係者を取材したところ、尋常ではない数の医師が一気に辞めることが判明した。
東京・新宿区に位置する東京女子医科大学病院。「本院」と呼ばれ、国内最大規模の1193床、医師数は831人と公表されている。この本院に勤務していた内科の医師、約170人のうち50人以上が、今年3月末までに退職した。
内科の3割以上が去ったことで、残された医師は当直業務が一気に増えたという。当直後、そのまま翌朝からの診療を担当するので体力的な負担は大きい。これが長期化すると、通常診療にも影響がでてくる可能性が懸念される。このほか、外科の医師も10人以上が辞めている。
東京・荒川区にある、東京女子医大の東医療センターは450床。医師数258 人の2割にあたる、約50人の医師が退職した。
東医療センターは、足立区に新しい病院が建設され、今年度中に移転する予定だが、働く医師が足りなくなる事態も懸念される。
千葉・八千代市にある八千代医療センターは、501床で医師数233人。救命救急センターなど、地域の重要な拠点病院だが、ここでも相当数の医師が退職していた。(3病院の病床数と医師数は公式HPから引用)
東京女子医大3つの附属病院を合わせると、実に100人以上の医師が減った計算になる。今年度に採用した医師は、この数に到底及ばないという。