仕事から8時30分過ぎに自宅に戻り、「ただいま~」と言って靴を脱ごうとした時に、緊急電話の呼び出し音。
あわてて画面を見ると、今一番重篤な患者さんからです。
『はい、緊急1番です!どうされましたか?』
緊張した声で呼吸おかしいと言ったそばで、娘さんの叫び声が聞こえます。
受話器を取り落す音。
きっと、彼は旅立ったのだと、すぐにわかりました。
すぐに行くことを伝え、そのまま玄関でUターンをすることとなりました。
息を切らせ、3階まで駆け上り、ドアを開けると、家族のすがるような瞳。
動かない胸、触れない脈拍、開いた瞳孔。
そして、あの時家族で確認したパパの心臓はもう、なにも伝えてはくれませんでした。
医師の到着はまだかかりそうです。
「脈拍もふれませんし、瞳孔も開いています。そして、心臓も止まっています。
もう・・旅立たれたようです。」
そして慟哭や後悔のなかで2時間を過ごし、帰宅したのです。
心も体も今は疲れてしまいました。
今日はもう…限界です。
明日、気持ちも整理してみようと思っています。
もう、今日は眠ることにします。
朝まで、何もなく眠れますように。
あわてて画面を見ると、今一番重篤な患者さんからです。
『はい、緊急1番です!どうされましたか?』
緊張した声で呼吸おかしいと言ったそばで、娘さんの叫び声が聞こえます。
受話器を取り落す音。
きっと、彼は旅立ったのだと、すぐにわかりました。
すぐに行くことを伝え、そのまま玄関でUターンをすることとなりました。
息を切らせ、3階まで駆け上り、ドアを開けると、家族のすがるような瞳。
動かない胸、触れない脈拍、開いた瞳孔。
そして、あの時家族で確認したパパの心臓はもう、なにも伝えてはくれませんでした。
医師の到着はまだかかりそうです。
「脈拍もふれませんし、瞳孔も開いています。そして、心臓も止まっています。
もう・・旅立たれたようです。」
そして慟哭や後悔のなかで2時間を過ごし、帰宅したのです。
心も体も今は疲れてしまいました。
今日はもう…限界です。
明日、気持ちも整理してみようと思っています。
もう、今日は眠ることにします。
朝まで、何もなく眠れますように。