Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ。

小さな頃は不信の私が、今は何とか立派な信徒へ

2020年09月25日 15時58分54秒 | 日蓮正宗総本山富士大石寺・御宗門・その御教え・教学・信行学
 小さな頃の私は、信心などどこ吹く風、不信心な子供だった。
 母と一緒に、あれは多分川崎市にいた頃の日蓮正宗創価学会時代の座談会。会場宅の家の前には提灯が下がっていた。
 子供の私は、子供同士で騒ぎに騒ぎ、余りお祈りしたり中心者の話を聞いたりはしなかった。
 私は最後にどこかのおばあさんに話しかけられ、「そんなにつまらないかねえ。もう少し大きくならないと分からないかねえ。」と言われ、私は少しも悪いとは思わなかった。
 その後、小学校を転校し、福島に来るが、暫くは私のわんぱくも続いたが、何か人生の妙というか、小学四年の頃には大分落ち着いてきた。担任の先生が「〇〇(私の名前)は本当に大人しくなった」と言って、私が両手を膝に置き、黙って先生の話に耳を傾けているのを見て、そう言った。
 福島での教育は、私の乱暴乱雑な性格を直すのに役立った。先生方は、生徒一人一人を実際に見て、育てていた。福島の豊かな自然も、私のような騒がしい性分の生徒を、まるごと包み込み、豊饒な精神へと育て上げた。
 私は社会科や国語科、理科が得意だった。特に社会や国語は、人の話を聞く訓練になり、為になる話が多く、道徳教育に近いものがあった。
 高校では、倫理の時間が丁度宗教がらみの時間であり、これがその後の私の宗教選択の意味で決定づけた。
 今は日蓮正宗の末寺で一時間以上読経唱題含めても人のお話を聞くのが苦にはならない性分となった。性格も年々、丸くなり、心も広くなったと感じる。
 子供時代は大変手を焼く子供でも、周りの大人、自然環境、時間が解決する。
 樋田さんの動画で、最初は何も分からなくてもいい、とにかく御宝前(お仏壇)の前に座る事!そのうちに意味が分かってくる、の意味が甚深と染み渡る。
 それもこれも、「山川草木悉有仏性」と、皆、どんなものでも仏性を持っているという仏教の御教えに心を預けて安心立命を頂いているお陰である。

日如上人猊下様、「御指南集二十六」を読む

2020年09月17日 21時23分42秒 | 読書・本を読む事への楽しみ誘い。日蓮正宗御本。その他一般著作物電子書籍・辞書類
 日蓮正宗総本山第六十八世御法主日如上人猊下、「御指南集二十六」を今日、読み切った。
 猊下様はいつも言うように、噛んで含めるように易しく平明に言葉を述べられ、明年の御命題、「宗祖日蓮大聖人御生誕八百年、法華講員八十万人体勢構築」へと向かう私達信徒に向けての慈悲の言葉が縷々、話されている。
 中でも、最後の方のページでは去年の九月に亡くなられた日顕上人猊下の御事績が述べられ、私達日蓮正宗信徒にはお馴染みの「広布唱題会」「支部総登山」が日顕上人の御発案であり、その他、宗祖日蓮大聖人第七百遠忌をはじめ、地涌六万大総会、宗旨建立七百五十年慶祝特別大法要等を奉修されるとともに、奉安堂建立、客殿再建をはじめ山内の整備を計られた。著作も多数、と甚深の御慈悲を賜られた、宗内の大偉人であることが窺がい知れる。
 私達の日蓮正宗は、宗祖日蓮大聖人、第二祖日興上人、第三祖日目上人以来、以後、現第六十八世日如上人猊下様に至るまでの長きにわたり、法水写瓶(ほっすいしゃびょう)、法灯連綿と続き唯授一人血脈相承の、素晴らしい歴史を誇る宗派である。総本山富士大石寺には三大秘法の戒壇の大御本尊がまします。こんなに有り難い宗団が日本国に存すること自体が奇跡だと思う。

邪宗邪教の害毒はコワイ

2020年09月13日 10時19分36秒 | 邪宗教キリスト教一神教・邪教占い・統一教会・神社神道・新興宗教・神様系・等々邪教
 私が十数年位前、今の日蓮正宗じゃなく、キリスト教に盲信していたとき、私はうちにある仏壇が目障りで仕方がなかった。うちにキリスト教以外のものは置きたくないという考えに支配されていた。
 ある日、私は何を思ったか、仏壇に手をかけ、「何だ、こんなもん」と言い、仏壇を倒して壊そうとした。すると母が急いで仏間に駆け寄り、「何をするの、止めてちょうだい」と言って、仏壇と私の間に割って入り、仏壇を守った。
 私はそれきり、仏壇から手を放し、仏壇は無事、何事もなく済んだ。
 邪教の害毒は、正法を誹謗し、正統な教えから遠ざかっているため、全く自分が見えずに異常な行動を取る。私はすんでの所で謗法、悪行をしてしまう一歩手前まで行ってしまった。
 悪を諫める母がいてくれて本当に良かった。
 その頃聞いていたキリスト教番組では、仏教などでは、祈りを荘厳、豪華に見せるために線香を焚いたり、色々美化してごまかしている、と言って、ちょうどお盆かお彼岸の時期の放送で、その話者も高齢で、この年になると線香の匂いがするとその誘惑に負けそうになる、などと言って仏教を軽蔑していた。
 キリスト教の祈りは、まずもって無味乾燥であり、効き目も全くなく、祈っているだけで本当に虚しくなる。おまけにキリスト教以外の宗教を、何の科学的、比較宗教学的に考察して批判するんじゃなくて、意味もなく非難する。
 私のキリスト教を盲信した数年間は、二重人格・偽善者の衣を被った、正に地獄界の世界をさまよう時間の浪費だった。
 しかし、変毒為薬、毒を変じて薬と為すで、日蓮正宗に生まれ変わった私にとって、同じキリストで悩む人々の気持ちに寄り添う契機となるものだと信じている。

令和二年九月、広布唱題会に参詣

2020年09月06日 11時20分00秒 | 日蓮正宗総本山富士大石寺・御宗門・その御教え・教学・信行学
 今月の広布唱題会に参詣してきました。総本山では猊下様が、末寺は我ら信徒が一時間、お題目を唱題する。
 皆さん一生懸命に唱えていて、私も一緒に唱えました。命の洗濯となりました。
 創価学会を脱会した私から見れば、日蓮正宗の方が活動が活発な感じがします。一か月の日ごとの行事はほぼ埋まっています。創価では、皆で会館でひまそうな動画を見るくらいしか能がない。どっちが本物かは、本物は日蓮正宗に決まっている。
 来ている人の顔色をみても、創価の人は絶望したような、のっぺらぼうの顔つきをしている。日蓮正宗の人は、皆希望に満ちた、笑顔がみえる。
 創価学会は、衰退するのが定められた運命なのかも知れません。

日本の子供は心が不幸、日蓮大聖人の色心不二の仏法哲学

2020年09月03日 12時54分26秒 | 日蓮正宗総本山富士大石寺・御宗門・その御教え・教学・信行学
 国連児童基金(ユニセフ)が行った調査によると、日本は世界で身体的健康では一位だったが、精神的な幸福度で37位と、いじめや自殺率の高さなどから、参加38か国中最低レベルだったという。
 経済面では恵まれているが、心が不幸。ここでも日蓮大聖人の言う、「色心不二の仏法哲学」から言うと、日本は「色」の唯物論的世界が優勢で、「心」の唯心論的世界観が不足気味である。これら二つの二大潮流を超えて、統合し、束ねた思想哲学が、大聖人様の「色心不二の仏法」なのだ。日蓮正宗が多くの国民に信じるに足る宗派だと認識されるには、時間が掛かるが必要な事だ。
 この間隙(かんげき)を縫って、キリスト教などの唯心思想の代表的な宗教が流行るかも、と想像したが、日本は大乗仏教の国であり、仏教の内道を捨て置いて、外道のキリスト教の入り込む余地はないので、あんまり関係はないか、と思う。
 心と物(体)。唯心と唯物。対立から融合、和合へ。色心不二の仏法哲学は時代の趨勢、行方を見守っている。