カメラでお寺の同信の方の写真を撮ると、必ずそれをその方に贈る事を信条としている。その方の笑顔が見たくて、無料で配っている。
同信の方も、そんな、と言って気遣ってくれるが、私は余計な心配は要りません、と言って配る。
高齢の方ほど喜びの度合いが強い。大変喜ばれる。私も非常に嬉しくなる。
私が撮った写真が縁で、その写真を通して話に花が咲く。このひと時が楽しい。
皆、フイルムカメラだった時代は、カメラを手にして写真を楽しんだが、今のデジタルカメラ全盛の時代は、カメラが難しくなり、カメラを持つ人も少ない。携帯電話のカメラが関の山だ。
よって、写真を撮られ、それを贈られた時の喜びは、何物にも代えがたい。
最初は、うちにあるパソコン付属のプリンターで出力していたが、次第に街の写真屋さんで現像してもらうようになった。
しかし、最近、近くのスーパーにあった写真屋さんが撤退してしまい、私は困り、別のちょっと遠い店を候補に挙げている。写真屋さんをこんな風に、廃業に追い込んでいるのは、自宅のプリンターなんだなあと思うと、写真屋さんを大事に守りたいと切に思う。
とにかく、写真が趣味です、と言える位、腕前を上げてゆきたい、と思っている。