韓国が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄した。この協定破棄は日本も影響を受けるが、韓国も日本の情報を得られなくなる。韓国は日本側の経済面での優遇策、ホワイト国から外された事に憂慮し、その報復とみられる。日韓のこじれ、対立は経済から安全保障にまで及んでしまった。
韓国は何を焦っているのか。文在寅ムンジェイン大統領の反日政策も考えものだが、徴用工の韓国での訴訟で日本の企業の賠償を命じたのが、日本政府と対立する原因となった。歴史の問題とする韓国。国際法の常識を守れとする日本。対立は根深い。
どちらかが一歩でも二歩でも譲らないと解決できそうにない。韓国の日本への憎悪、恨みは一日では解消できない。まさかと思うが、北朝鮮が日本へ攻めて来る前に、韓国が日本と戦争になるのか、という悪夢も想像してしまう。
韓国の恨みは、それなりに理由があるのだろうが、何も日本と悲惨な戦争をする為にそんなに恨んでいる訳ではなかろう。日韓基本条約で日本から賠償金が支払われ全て解決済み、と言っても納得できない韓国の気持ちもわからないではないが、少しは日本の賠償金も日本側が痛みを伴って支払われたものである事も理解して欲しい。一度は韓国側ももう蒸し返したりはしない、と約束したのだから。
今、韓国では日本製品の不買運動、反日、日本排斥の動きが顕著だ。これは残念な事だ。日韓の両国関係の友好、良好な元の関係に戻る事を期待する。