
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

<漢検1級 27-③に向けて その52 >
●「故事ことわざ事典」(新文学書房 定本版 守随憲治 監修 昭和58年出版)を再度読み返してみた。今年の3月に、同辞典中の主要な故事ことわざは、成語林や広辞苑と重複しないように整理して開示してありましたが、今、改めて読み返してみると、載せておくべきだったと思われるものがまだまだありました(ざっと70個ぐらい)。そのうち、何らかの形でご案内します。
●「古代史」カテゴリーを開始・・・「古代史」関連の記事を時々記載していきます。漢検に飽きたわけではありませんが、窮極の目的と云うか趣味として古代史が好きなので(特に中国の古代と日本(倭国)の縄文・弥生時代からAD700年ぐらいまで)。もともと、漢字の学習も、古代の文献がもう少しまともに読めないかと思ったのが一つのきっかけではありました。徐々に比重は古代史関連のブログに変わっていくかもしれません(^^;)
●次回27-③の目標・・・気力ないといったら励ましてくれる方もたくさんいらっしゃるので、一応、「199点」を目標に設定!!今回と同等のレベルの出題だったら、(200点満点をとっても面白くないので)当て字をわざと間違えて199点にとどめる・・・ナンチャッテ(^^) まあ、悪くても190点台、良ければ前回と同等のレベル(195~199点)を維持したいですね。
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●「鼎鐺玉石」の鐺(トウ、ソウ、あしながえ、くさり、こじり、こて)・・・「こじり、こて」は邦語(だから、音熟語はなし)
・ネットでは、「鐺」が使われている、この四字熟語、「テイトウ」と「テイソウ」が半々ぐらいですね。
・漢検四字熟語辞典では「テイソウギョクセキ」・・・「「テイトウ」とも読む」とはなっていない・・・。
・色々と、辞典を調べると、どうも、「トウ」「ソウ」に音による意味分けがあるみたい・・・。
(漢検漢字辞典第2版では、音読み分けナシ。熟語は「酒鐺」←読みはナシ)。
「トウ」:くさり、鐘や太鼓の音などを表す
「ソウ」:3本足のかなえ、あしながえ、なべ・かまの類 大字源・大漢和・漢字源ともに、上記のような使い分けになっているようでした。
・だから、前にもどこかで出題した「鐺缶」・・・これは「ソウフ」でOK。
・でも、広辞苑や他の国語辞典などでは「酒鐺」や「茶鐺」は「シュトウ」とか「チャトウ」となっている・・・燗鍋とか茶がまとかの意味・・・
・上記の音読み分けからしたら、これ、「シュソウ」とか「チャソウ」とかの読みのほうが適切ではないかと思うけど、もう、こういう読み(「・・トウ」)で定着しちゃってんでしょうね・・・だから、漢検も読みを触れなかったりして(^^;)
・ホント、漢字の読みっていい加減ですねえ。・・・・こういう規則性のないのが一番困りますねえ。
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