漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

故事成語問題(実力者用)その5

2018年04月21日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・またまた「人生はニャンとかなる」より・・・
賢者は聞き、愚者は語る」(ソロモン)
愚者は己の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶ」(ビスマルク)
・・・レオンの罹り付けの病院には「人生はワンだふる」も「人生はワンちゃんす」も置いてなかった・・・

●一度やってしまえば、もう過去問・・・

1.サイイ以て親を娯しましむ 
2.コウカき、白袴を着る  
3.名を好む人は、能く千乗の国を讓る。苟(も)し其の人に非ざれば、タンシトウコウにも色見(あらわ)る  
4.恋の山にはクジの倒れ  
5.直絃の如きは道辺に死し、キョクコウの如きは侯に封ぜらる 
6.高山シュンゲン草木を生ぜず、松柏の地は其の土肥えず  
7.ケイ、酸くして蚋聚まる 
8.ソコウ終に象牙無し 
9.~10.仁を好みて学を好まざれば、其の弊や愚なり。知を好みて学を好まざれば、其の弊や9.トウなり。信を好みて学を好まざれば、その弊や賊なり。直を好みて学を好まざれば、その弊や10.コウなり。勇を好みて学を好まざれば、その弊や乱なり。剛を好みて学を好まざれば、その弊や狂なり。
👍👍👍 🐕 👍👍👍


(解答)
1.綵衣
2.紺掻(き) *「紺屋(コウや)の白袴」の類。*紺掻(き):(広辞苑)(“こんかき”に同じ)藍色で布地を染めること。また、それを業とする者。
3.簞食豆羹 (孟子)
(参考)「良心は夜気清明の候にあり、真情は簞食豆羹の間にあり(菜根譚)
箪食豆羹: 素朴で清貧な生活を指す。 「箪」は竹で丸く編んだ古代のおひつ 。「豆」は古代の容量の単位。「箪食豆羹」は本来一箪分の食べ物と 一豆分の飲み物を意味する。
*人の良心は夜の物静かな頃にあらわれ、人の真情はわずかな食べ物の間にもあらわれる
4.孔子 *呉音 *恋のためには聖人すら過失を犯すというたとえ。出典・源氏
5.曲鉤
(既出)・チョクゲン(直絃)の如きは道辺に死し、キョクコウ曲鉤の如きは侯に封ぜらる
6.峻原
7.醯 (ブログ既出)*醯は酸いので、蚋がその味を慕って集まってくる意。醯は一種の酢(す)。有徳者は自然、人にに慕われるに喩う。類)「醯酸(ケイサン)は蚋(ゼイ)を慕わず」=酢は蚋を慕わないが、蚋がその味を好んで自然に集まってくる意
8.鼠口 *出来の悪い者が立派なことを言える訳がないということ (ブログ既出)
9.蕩(トウ):とりとめのない結果となってしまうということ
10.絞(コウ):窮屈に首をしめられること。
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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故事成語問題(実力者用)その4

2018年04月21日 | 故事成語類
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・またまた「人生はニャンとかなる」より・・・
賢者は聞き、愚者は語る」(ソロモン)
愚者は己の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶ」(ビスマルク)
・・・レオンの罹り付けの病院には「人生はワンだふる」も「人生はワンちゃんす」も置いてなかった・・・


●一度やってしまえば、もう過去問・・・

1.ガクは内に修むる所以なり。礼は外を修むる所以なり。 
2.言、義に及ばず。好みてショウケイを行う。難いかな。 
3.タンスイの深壑に赴くが如し  
4.ヒサゲの水が湯となる 
5.物のセイキは、亦、自ずから定数あり 
6.エキチ皆然  
7.ジュウショウの下には必ず死夫あり 
8.千日の勤学よりも一時のメイショウ 
9.ガンエンを哀感せしむ 
10.ギョキは都の衣装比べ   
👍👍👍 🐕 👍👍👍

(解答)
1.楽 (礼記)
2.小慧 (論語)*小慧:(広辞苑)こざかしいこと。小才(こさい)のきくこと。
3.湍水 (宋名臣言行録) *民百姓が仁政のところに赴くことは防ぎとめようとしても防ぎとめることのできるものではないということ。
4.提・提子 *嫉妬に狂う様子
5.成毀 (宋名臣言行録)
6.易地 (孟子)
7.重賞 *(広辞苑)②厚く賞すること。
 (ブログ既出)「香餌の下にはケンギョ(懸魚)あり:類:重賞(ちょうしょう・じゅうしょう)の下には必ず死夫(しふ)あり」
8.名匠 (ブログ既出)
9.頑艶 (出典:文選「哀感頑艶(あいかんがんえん)」:歌声が物悲しく、愚かな人も聡い人もみな感動すること。また、文芸作品の美しさや悲しさが人を感動させることにも用いる。「頑」は愚かな人。「艶」はみやびな人、また、聡い人。 「ガンエン(頑艶)を哀感せしむ」 
10.御忌(ブログ既出)*御忌 1 天皇・皇后などの年忌の法会。転じて、 貴人や宗派の開祖の忌日に行う法会。ごき。2 浄土宗の寺院で毎年行う法然の年忌の法会。
(漢検2)御忌詣(ギョキもうで):浄土宗の開祖法然(ほうねん)の年忌に参詣すること。陰暦正月、現在は四月に七日間行われる京都の知恩院の法会が有名。季)春
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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故事成語問題(実力者用)その3

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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●一度やってしまえば、もう過去問・・・

1.レイヨウ、角を挂く 
2.ヨクイの謗り  
3.ジンシン以て宝と為す 
4.木のオウフを以て軍を度す   
5.ボンシ海針 
6.俛してコカを出づ  
7.不浄説法する法師、ヒラタケに生まる 
8.辞はタツのみ 
9.三公を以て其のカイを易えず  
10.キアンの才 
👍👍👍 🐕 👍👍👍

(解答)
1.羚羊:①羚羊は夜、寝るときも、角を樹木の枝にかけて害を防ぐ。 ②痕跡の求め得られぬこと。詩境の超脱したものをいう。 ③北京人の愛する菊花の一種 「羚羊挂角」>
2.薏苡 *身に覚えがないのに意外なことで受ける讒言
3.仁親 *仁親:(礼記)身近な人に対して仁道を行うことで、直接には親孝行を言う。*親孝行の道は人間の宝であり、国の宝である。*大字源「仁親」ナシ。
4.罌缶 *過去問読み問題 *ブログ既出
5.梵糸 (四字熟語・ブログ既出)天上から下ろされた一本の糸が、大海中の針の穴に通るような可能性の少ないことをいう。人間界に生まれることが困難なことのたとえ。
6.胯下(韓信の故事) *「股下」でも✖にはしないだろうな、たぶん・・・。
7.平茸 *俗説 
8.達 (論語)*ことばは、意志が正確に相手に達すればそれで十分・・・。 
9.介 (孟子)*「介」は、操。柳下恵のこと。三公の位にいようがいまいが、自分の操をかえることはなかった。
10.几案・机案  *几案之才・机案之才(きあんのさい):美しい文章を作る才能のこと。 または、その才能を持っている人のこと。 「几」と「案」はどちらも机のこと。 「机案之才」とも書く。 出典, 『魏書』「 李遐伝」
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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故事成語問題(実力者用)その2

2018年04月20日 | 故事成語類
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●文章題もそうだし、故事成語の熟語もそうだと思いますが、一度、目にして経験してしまえば、“もう過去問”ですからね・・・受検した人は、もう(過去問で新出の進出の文章題中の)“朝宗”や“翼戴”や“寒陋”なんかは書けるようになってるだろうし・・・故事成語類もそれとおんなしですね・・・

1.神はネギのはからい 
2.戦陣の間には、サギを厭わず 
3.生涯はテンポウに似たり  
4.エンポウは其の師に逆ろう 
5.ユトウ十三年  
6.桃李は艶なりと雖も、何ぞ松蒼ハクスイの堅貞なるに如かんや
7.平生の志、オンポウに在らず
8.十ハシバミの九つ空  
9.未だイッキを為さずして、止むは吾が止むなり 
10-1.10-2.君子はリョウならず、シツを悪めばなり 
👍👍👍 🐕 👍👍👍

(解答)
1.禰宜(ブログ既出) 
2.詐偽(ブログ既出) 
3.転蓬 (出典:古文真宝) 
4.燕朋 *「燕朋」、すなわちあまりよくない友と交わっていると、いつか師に逆らうようになる。「燕」は楽しみがすぎてなれけがす意。*(大字源)燕朋:なれなれしい友。友になれなれしくする。(礼記) 
5.柚橙 *ゆずの類は植えてから十三年せねば実がならぬ。 
6.柏翠 (出典:菜根譚) 
7.温飽(小学)*温飽:あたたかいものを着、おいしいものを食べること。 
8.榛  *はしばみの実は空なのが多いということ。 
9.一簣 (論語)*自らの努力不足のこと。 
10-1.亮 
10-2.執 *「君子は貞にして諒ならず」(論語)と同様。「亮」:小さな信。「執」固執 (孟子)
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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故事成語問題(実力者用)その1

2018年04月20日 | 故事成語類
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●お知らせで予告していた、実力者用の故事成語問題です。これから何回か、発信する予定です・・・お役にたつようであれば・・・

1.始めて学を立つる者は、必ず先聖先師にセキテンす 
2.善結はジョウヤクなくして、而も解くべからず。
3.ヨウリュウの風に吹かるるがごとし 
4.猫にマタタビ 
5.天地は不仁なり。万物を以てスウクと為す。
6.カンピョウの一斑      
7.馬とシマとは好き好き  
8.江山風月本主なし、カンジャ便ち是主人  
9.鼠を相見るに皮有り、人にして無からんや 
10.紺屋のシンシと強情は突っ張るほど効く

👍👍👍 🐕 👍👍👍 

(解答)
1.釈奠(礼記)
2.縄約 (老子)*最もじょうずな結び方は、なわやひもを用いなくても解くことができないようなものである。(心の結び方が大事ということ)
3.楊柳 *「柳に風」の類 
4.木天蓼 
5.芻狗:(老子)*芻狗:芻(草)で形づくった犬で、のちの埴輪の起源となるもの。「芻狗と為す」とは、自然にまかすという意味に使われる。
6.管豹 7.縞 8.閑者 *「勝地本来定主なし」の類。 9.儀 (ブログ既出) 10.籡・伸子
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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故事成語類問題(実力者用)~お知らせ~

2018年04月19日 | 故事成語類
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●“自由演技”としての故事成語類の研究(主として、「中国古典名言事典」「新編・故事ことわざ辞典」の学習)は終了~。
●今季の(これからの)模試へも反映(設問)させようかとも思ったけど、少しく難度高いと思われるので個別問題として整理することとしました。
●ただし、記憶にある限りでも、過去、故事成語類の過去問の中で、当時は新出だった、
 「仏に方便、聖人にケンドウ(権道)」
 「大は棟梁と為し小はスイカク(榱桷)と為す」
 「鼻中の白毛はエンオウ(閻王)の使い」
 「すてバシ(嘴)を突く」
など、上記の研究・学習を通じて調べた限りでは、すべて掲載されていることがわかりましたので、これから提供する問題の中には、もしかしたら“新出”として1問ぐらいは出るものがあるかもしれません(笑)

●以上のことに鑑みて、この記事・問題は、“実力者”用として提供していこうと考えておりますので、参考程度にご覧いただければ幸いです。時間に余裕のある方のみご覧いただくようにお願いいたします。(頭の中が混乱しても構わないという方は、自己責任でご覧(&トライ)ください(笑))

●なお、問題はブログ既出の記事からのものも含まれていますが、新出のものもあります・・・なにしろ、“問題形式”のほうが理解と記憶が早いと思いますので、ちょっとやってみることにします・・・もちろん、自分の記憶深化のためでもありますが・・・

*以上、お知らせでした・・・早ければ明日から配信開始いたします・・・1記事10問として4~5回の断続的配信の予定・・・

👍👍👍 🐕 👍👍👍
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皇極(コウキョク)を建つ

2018年04月03日 | 故事成語類
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
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●「<30-1>に向けて(その22) (天、禹に)洪範九疇を賜う 2018年03月14日 | 故事成語類」で紹介した、<九疇>の5つ目・・・

5.皇極(コウキョク)
 「皇(きみ)は其の有極を建つ」:天子がまず人のとるべき至極の道を確立して、人民の父母たることを期す。これを「皇極(コウキョク)を建つ」ともいう。

●これ、記事にしてからずっと以下のことが気になっていたのだけど、今日、図書館に他の本を返却したついでに調べてみたら、疑問が氷解した・・・

<日本の歴代天皇の中の「皇極(こうぎょく)天皇」の「皇極」ってもしかしたら、ここから命名されたのではないか・・・。>

・調べる手立てとして、森鴎外がたしか「帝諡考」って著作で、歴代天皇の漢風諡号を研究したものがあったはず・・・
・で、我孫子図書館の図書館司書の人と一緒に調べていたら、あった・・・「森鴎外全集」第20巻の中にあった・・・
・で、みたら、全部、漢文・・・しかもㇾ点も何もない・・・
・ま、でも一応借り出してみていたら、やっぱり、皇極天皇の皇極は、この<九疇>の「5.皇極」から・・・というのが鴎外の研究だった。
・ちなみに、他の(その後の)歴史書で使われている「皇極」ってのも、鴎外は列挙していた・・・
 (なんとなくわかりそうなものだけ以下列挙・・・)
 後漢書(楊震楊秉楊賜伝):「・・・皇極を建てず・・・」
 荀悦漢紀序:「昔、上聖在り、唯、皇極を建つ・・・遂何天之衢、登建皇極・・・皇極を建て而して彝倫を叙す・・・」
 晋書 武帝紀:「・・・皇極を新たに建つ・・・上疏、皇極を初めて建つ・・・皇極を作配す(?)・・・」
 宋書 武帝紀:「・・・乱節干紀、実撓皇極・・・皇極を肇建す・・・」
 梁書 元帝紀:「我、皇極を哀しむ、四海崩心・・・」
 巍書 高祖紀:(詔)「朕、皇極を纂承し、萬方に照臨す」
(説文:皇極の道、自上而下、自下而上、然後上下通也、皇極者大中也・・・)

 ・・・他にもまだ幾つか、というかまだまだ出典別の「皇極」の用例が列挙されている・・・鴎外ってやっぱりすごかったんだ・・・

(参考)
 大字源:皇極 🈩コウキョク:政治の根本になる広大中正の道。皇は大、極は中の意。(書経・洪範) ②帝王の位。
        🈔コウギョク:(国語)第35代の天皇の諡。
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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清を揚げシワイ(滓穢)を蕩去す

2018年03月25日 | 故事成語類
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●「清を揚げ滓穢を蕩去す」・・・過去問(音読み問題)で出た問題・・・
●ブログにも既出で「故事成語になるかも」・・・と書いておいたけど、これ、ヤッパリ、故事成語類になりそうだ・・・

●出典は、「尸子(シシ)」という書物  
 *尸子(シシ)は、中国の戦国時代の思想家、およびその著書。*諸子百家では「雑家」というのに分類されているらしい。

●その中の「水の四徳(シトク)」中の文・・・ネットから一部拝借・抜萃してまとめると、
 水有四徳       (水に四徳(シトク)有り)。
 沐浴群生 通流萬物仁也(群生を沐浴し、万物に通流するは仁なり)
 揚淸激濁 蕩去滓穢義也(清を揚げ濁を激し、滓穢を蕩去するはこれ義なり
 柔而難犯 弱而難勝勇也 (柔にして犯し難く、弱にして勝ち難きは勇なり)
 道江疏河 悪盈流謙智也 (江を導き川を疏し、盈を悪み謙を流すは智なり)

 ということらしい・・・。

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<30-1>に向けて(その22) (天、禹に)洪範九疇を賜う

2018年03月14日 | 故事成語類
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざす方向けの記事でありません。初合格をめざす方は基本的な問題の習熟に勉めるべきです。)
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<30-1向け模試>(その1)~(その3)まで配信中・・・・・・模試(その4)&模試(その5)完成済み・・・
・・・模試(その6)~模試(その10)も第一次原案作成済み・・・

(脱線中の、故事成語類の“発展的学習”は終了・・・現在、その一部を開示中・・・)
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●故事成語類の学習、一応終了・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その22>・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・

・(天、禹に)洪範九疇を賜う (書経) *政治上の大綱となる九種類の道

 (漢検四字熟語辞典)模範となる大切な政治道徳のこと。「洪範」は「書経」の篇名。「九疇」は殷の箕子が、周の武王に答えた、天下を治める九種の大法のこと。「書経」の「洪範」に記された政治道徳の九原則の意。
 (ウィキペディア)洪範九疇は、中国古代の伝説上、夏の禹が天帝から授けられたという天地の大法。単に九疇あるいは九章、九法などともいわれる。洪は「大いなる」、範は「法(のり)」、疇は畝で区切られた田畑の領域から「類(たぐい)」の意味である。その内容は『尚書』洪範篇において殷の箕子が周の武王へ語るかたちで載せられており、・・・以下略・・・
 (大辞泉)洪範九疇:「書経」の洪範編に述べられた政治道徳の九原則。五行・五事・八政・五紀・皇極・三徳・稽疑(けいぎ)・庶徴(しょちょう)・五福の九つ。
・・・以下は、ウィキペディアの項目に沿って、当方の参考文献と照らし合わせて整理した内容・・・
九疇
五行・五事・八政・五紀・皇極・三徳・稽疑・庶徴・五福六極とされ、その内容は以下のとおり。

1.五行(ゴギョウ):水・火・木・金・土 ・・・これらは、人生になくてはならないものであり、これらの調節をはかるが良い・・・
2.五事 :貌・言・視・聴・思
 「敬(つつし)んで五事を用う」
 「貌に恭と曰い、言に従と曰い、視に明と曰い、聴(テイ)に聡と曰い、思に睿(エイ)と曰う」*睿(エイ):「叡」の古字。対象外。
 *容貌、態度を恭しくし、言行をへりくだって争わず、すべてをよく見透し、よく聞いてまちがわず、深く綿密に思うこと。
3.八政 :食・貨・祀・司空・司徒・司寇・賓・師・・・政治上の注意すべき八大事。食糧・財貨・祭祀・土木・教育・刑罰・賓礼・軍隊。
4.五紀 :歳・月・日・星辰・暦数・・・政治を行うためには、五つの時間の決まりを正しく定める。*星辰:星の運行の観察。*暦数:農作業等の年間の暦の設定。
5.皇極(コウキョク)
 「皇(きみ)は其の有極を建つ」:天子がまず人のとるべき至極の道を確立して、人民の父母たることを期す。これを「皇極(コウキョク)を建つ」ともいう。
6.三徳:正直(セイチョク)・剛克・柔克
 *剛克:剛直な心で剛または柔の偏向を正すこと。*柔克:柔和な心で柔または剛の偏向を正すこと。
7.稽疑(ケイギ):(卜筮)・・・なにか天候や吉凶などに疑いがある場合は、占いをして結果の善し悪しを判断する。「稽」は考えること。
 「択んで卜筮の人を建立し、乃ち卜筮を命ず」
8.庶徴:(休徴・咎徴)・・・雨、晴、寒暖、風および農事を営む時期についてのもろもろの徴候を調べる。
 「曰く雨、曰く暘(ヨウ)、曰く燠(イク)、曰く寒、曰く風、曰く時」
9.五福・六極:
 *五福:人民の幸福につながる五つの事柄を考える。 寿・富・康寧(=健康で心のやすらぎのあること)・德・終命(=天寿を全うすること)
 *六極:政治を行うためには、人民の上にふりかかる患害をのぞくように心がけなければならない。凶短折(キョウタンセツ=事故死)・疾・憂・貧・悪・弱  (注)「極」は善にも悪にも用い、ここでは害・禍いのこと。
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<30-1>に向けて(その21) 論語から②

2018年03月13日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざす方向けの記事でありません。初合格をめざす方は基本的な問題の習熟に勉めるべきです。)
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<30-1向け模試>(その1)~(その3)まで配信中・・・・・・模試(その4)&模試(その5)完成済み・・・
・・・模試(その6)~模試(その10)も第一次原案作成済み・・・

(脱線中の、故事成語類の“発展的学習”は終了・・・現在、その一部を開示中・・・)
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●故事成語類の学習、一応終了・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その21>論語から(その2)・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・

・君子はキ()ならず  *四字熟語「君子不器」

・不仁者は以て久しくヤク()に処るべからす  
 *仁の道を心得ない人は精神的にも物質的にも窮屈な生活に耐えられず、結局は堕落する

・ヤク()を以て之を失う者は鮮なし  
 *言動の上でも、物質の上でも、つづまやかに慎みをもととしてやっていけば、人生において失敗することはすくないものだ。

・焉んぞネイ()を用いん   
 *どうして口達者なひとが必要だろうか。人物の第一要件は佞(弁才)ではなくて、誠実の実行なのだ。

・誰か能く出ずるにコ()に由らざらん  
 *誰でも外出する際には出口の戸を開けて出ていくであろう。同じように、この世を生きていくには、誰でも踏まねばならない当然の道があるはずだ。

・ショウ()を聞くこと三月(さんげつ)。肉の味わいを知らず。 *韶:舜をたたえた音楽。
 *孔子は「韶」を学ぶこと三か月間、その美に酔って、ものを食べてもその味がわからないありさまだった。(孔子の門人のことば)

・古を好み、ビン()にして以て之を求む。 

・其の不遜ならんよりは、寧ろコ()なれ  奢れば即ち不遜なり。倹なれば即ちコ()なり 
 *不遜よりもまだ頑固なほうがマシ

・三年学びて、コク()に至らざるは、得易からず
 (*ここの「穀」は俸禄の意。役人になることを意味する。普通は役人になっちゃうし、なれるけど、そうせずに仁の道を全うするのは「得易からず」ということだと思う。)

・士は以てコウキ(弘毅)ならざるべからず 
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<30-1>に向けて(その20) 孟子から②

2018年03月12日 | 故事成語類
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざす方向けの記事でありません。初合格をめざす方は基本的な問題の習熟に勉めるべきです。)
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<30-1向け模試>(その1)~(その3)まで配信中・・・・・・模試(その4)&模試(その5)完成済み・・・
(脱線中の、故事成語類の“発展的学習”は終了・・・現在、その一部を開示中・・・)
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●故事成語類の学習、一応終了・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その20>孟子から(その2)・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・

(孟子)

・天下に敵なき者はテンリ(天吏)なり *天の役人とでもいうべきもの。天意を奉じた者。王者。

・仁は天のソンシャク(尊爵)なり。人の安宅なり。 *尊い爵位。天爵。

・テンリ(天吏)たらば即ち以て之を伐つべし。

・豈、身を愛することドウシ(桐梓)に若かざらんや。思わざるの甚だしきなり。 *たしか、ブログ既出。

・トゼン(徒善)は以て政を為すに足らず、トホウ(徒法)は以て自ら行なわるる能わず。
 *単なる善意だけでは、立派な政治はできない。まごころのこもらない形だけの制度では、十分な成果をあげることはできない。

・人の貴くする所の者は、リョウキ(良貴)に非ざるなり。
 *人間が作った人爵などは、真の貴いものではない。すなわち良貴は天爵である。

・帰りて之を求めば、ヨシ(余師)あらん  *人生、いたるところに師はあるもの。

・君子はリョウ()ならず、シツ()を悪めばなり  *「君子は貞にして諒ならず」(論語)と同様。「亮」:小さな信。「執」固執

・志を得れば、タク()、民に加わり、志を得ざれば身を脩めて世に見わる。*沢:恩沢

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<30-1>に向けて(その19) 孟子から①

2018年03月12日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざす方向けの記事でありません。初合格をめざす方は基本的な問題の習熟に勉めるべきです。)
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<30-1向け模試>(その1)~(その3)まで配信中・・・・・・模試(その4)&模試(その5)完成済み・・・
(脱線中の、故事成語類の“発展的学習”は終了・・・現在、その一部を開示中・・・)
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●故事成語類の学習、一応終了・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その19>孟子から(その1)・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・

・(孔子には)ケンコウカ(見行可)の仕えあり。サイカ(際可)の仕えあり。コウヨウ(公養)の仕えあり。 *孔子の仕官の三つの形。
  *見行可:わが道が行われるという見通しのもとに仕える仕官。
  *際 可:待遇が礼にかなっていたために仕える仕官。
  *公 養:君主が賢者を養う道をつくすがゆえに仕える仕官。

・覇者の民はカングジョ(驩虞如)たり。王者の民は、皥皥如(コウコウジョ)たり  *「皥」は対象外漢字。
 *驩虞如:楽しみよろこぶさま *皥皥如:自得満足のさま
 (大字源)驩虞:よろこびたのしむ。虞は、娯。 ➪「虞は、娯。」なんてあるから、「虞」を念の為しらべた・・・あったわ。漢検2には一言もそんな意味は書いてなかった・・・

  「虞」:(大字源)字義:①山林・沼沢などのことをつかさどる官。②うれえる。おそれる。心配する。類)懼 ③おそれ。うれい。類)憂 ④はかる。おもんぱかる。前もって考える。類)度 ⑤そなえ。類)備 ⑥たのしむ。同)娯 類)楽 ⑦やすんじる。類)安 ⑧あやまり。誤解。類)誤 ⑨もとる。そむく。あざむく。類)欺 ⑩埋葬を終えてから、家に帰って霊をまつる祭り。 ⑪霊獣の名。 ⑫中国古代の王朝の名。舜が帝位にあった時代。 ⑬国の名。周代の諸侯の国。⑭姓  
  *⑥の字義の熟語および出典は、この「(孟・尽心上)覇者之民、驩虞如也」で、同じだった。
  *なお、序でに「たのしむ」という意味の熟語が他に無いか探してみたが、この熟語だけのようだった・・・。

・三公を以て其のカイ()を易えず  
 *「介」は、操。柳下恵のこと。三公の位にいようがいまいが、自分の操をかえることはなかった。
 
 この「介」・・・「「介」は、操。」とあったので、これも大字源に一応あたってみた・・・あった。
 「介」:(大字源)字義:(①から㉗までアリ、その⑤に・・・) ⑤みさお。節操。独立独行の信念を貫いて、迎合・妥協をしない。
 *出典には、この柳下恵のことを言っている孟子の言が載っていた・・・。
 *また、1級受検者にはおなじみの「狷介」「耿介」なども、この「介」の意味だな・・・・
 *ほかに、
  「介立(カイリツ)」:①ひとりだち。孤立して助けがないこと。介居。②堅く節義を守り、いい加減に人と調子を合わせることをしない。③間に挟まって立つ。
  という熟語もあった・・・これは①③の意味もあるようだが・・・
 *なお、「狷介」「耿介」以外に、漢検2に「清介(セイカイ)」熟語もあり・・・これも、この「介」の意味だな・・・
  清介:(広辞苑)清廉狷介(せいれんけんかい)の略。潔白すぎて度量の狭いこと。心がきれいで俗世から孤立すること。
   *辞書によって若干の解釈・説明の文言が異なっている・・・他の辞書だと「清介な人」なんて使い方もあるようだ・・・「耿介の士」なんて書き問題もでたことがあるから、記憶にとどめておくとよいかも・・・
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<30-1>に向けて(その18) 漢書ほか

2018年03月10日 | 故事成語類
             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざす方向けの記事でありません。初合格をめざす方は基本的な問題の習熟に勉めるべきです。)
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<30-1向け模試(その2)>配信中・・・・・・模試(その3)&模試(その4)完成・・・
(脱線中の、故事成語類の“発展的学習”は終了・・・現在、その一部を開示中・・・)
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●故事成語類の学習、一応終了・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その18>漢書その他の出典から・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・

―漢書―
・ビ()を逐うの狗は当に兎を顧みるべけんや
 *大きな鹿を追っている犬が、いまさら小さい兎を顧みるものか。大利を求める者は小利を顧みないたとえ。
―唐書―
・古を以て鑑とせば、コウタイ(興替)を知るべし
―呂覧―
・岸を斬り谿を堙めて以てショウ()を迎う
 *人の術中に陥ってみずから悟らないたとえ。討伐された中山国の故事。大きな鐘(ショウ)を贈呈される中山国では、そのため、自国の要害を破壊して贈呈を受けようとした。要害は破壊されて大道が出来上がり楽々と攻めることができるようになって、中山国は亡ぼされた。
―雑書―
・リギュウ(犂牛)の尾を愛するが如し(法華経)
 *愚昧の衆生が愛欲におぼれて身命を堕するたとえ。「犂牛」は、犠牲の役にたたぬまだら牛。

・心猿定まらず、意馬シチ(四馳)す (参同契)

・チョウカ(朝霞)には門を出でず、ボカ(暮霞)には千里を行く(通俗篇)

・ヨウヨウ(庸庸)は厚福多し

・コウコウ(箜篌)夢に入る 
 *後来自分の妻となるべき人を夢にみること

・鱗を清流に濯い、翼をテンク(天衢)に飛ばす
 *高い位に上り、名声を振るうのたとえ。

・筆を投じてジュウケン(戎軒)を事とす *戎軒:いくさぐるま

・奴には白飯を与え、馬にはセイスウ(青芻 *客に対する待遇の厚いこと

・カロウ(罅漏)をホショ(補苴)し、幽眇をチョウコウ(張皇)す (韓愈・進学解)
 *張皇:(大辞林):勢いを張り盛んにすること。 「余あまりに-し過すぐるに由りて/自由之理 正直」

・イッカン(一竿)の竹、簪裾に換えず
 *参考文献では「簪裾(サンキョ)」となっているが、“シンキョ”が一般的か・・・。
 *仕官を断って、風月を楽しむこと。

・ヒコウ(飛鴻)雪泥を踏む  *「雪泥鴻爪」

(「老子」・・・モレ分・・・)
・(赤子には)毒虫も螫さず、猛獣も拠らず、カクチョウ(攫鳥)も搏たず (老子)

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<30-1>に向けて(その17) 詩経から

2018年03月09日 | 故事成語類
             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざす方向けの記事でありません。初合格をめざす方は基本的な問題の習熟に勉めるべきです。)
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<30-1向け模試(その2)>配信中・・・・・・模試(その3)&模試(その4)完成・・・
(脱線中の、故事成語類の“発展的学習”は終了・・・現在、その一部を開示中・・・)
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●故事成語類の学習、一応終了・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その17>詩経から・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・
―詩経―
・豈、コウモク(膏沐)無からん、誰を適(テキ)として容(かたちづくり)を為(せ)ん
 *吉田松陰全集で紹介済み・・・この詩自体は詩経からだったんだ・・・「適」の読みが吉田松陰全集とは異なるけど・・・

・揚がれるの水、ソクシン(束薪)を流さず
 *盛んなる国家も衰えてくると、何事もなしえないというたとえ。

・死葬の威(おそ)れには、兄弟のみ孔だ懐う
 ➪「孔懐(コウカイ)の情」:兄弟仲のよい心情。
 *本当に心を寄せてくれるのはなんといっても兄弟だけであるという意味。

・汎汎たるヨウシュウ(楊舟)、沈むを載せ浮かぶを載す
 *立派な教育者はよい学生でもよからぬ学生でも、みなそれぞれに教育していくとのたとえ。

・沔(メン)たる彼の流水は、海に朝宗す  (ブログ既出) 
 *沔:川の流れるさま(対象外漢字)

・バイキン(貝錦)をなす *讒言によって人を陥れること

・宜しく殷に鑑みるべし シュンメイ(駿命)易からず  *駿命:大いなる命。すなわち天命。

・愆らず忘れず旧章にソツユ(率由)す  *伝統を尊ぶべしという教え。

・ユウゲン(由言)を易(たやす)くすること無かれ 
*「易(たやす)い」は、現行訓にはナシ。*「易(やす)んずること無かれ」と読んでいるものもある。
*「無易由言(ムイユウゲン)という四字熟語もある。
*「由言(ユウゲン)」:なにか問題になりそうな言葉は、やたらに口にすべきではない。

・聴言には則ち対え、ショウゲン(誦言)には酔うが如し
聴言:耳に入りやすいおべっかのことば。誦言:口に誦すべき立派な教訓のことば。
*正しい教誨には酒に酔ったように耳をかさない。
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<30-1>に向けて(その16) 宋名臣言行録

2018年03月09日 | 故事成語類
             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(この記事は初合格をめざす方向けの記事でありません。初合格をめざす方は基本的な問題の習熟に勉めるべきです。)
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<30-1向け模試(その2)>配信中・・・
(脱線中の、故事成語類の“発展的学習”も終了・・・現在、このように一部開示中・・・そろそろ、模試(その3)以降を作成します・・・もうすでに材料は(その5)までは完成済み・・・今季の模試はもう少し増えそうです・・・)
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●故事成語類の学習、一応終了・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その16>・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・

―宋名臣言行録―
・コウモン(幸門)はソケツ(鼠欠)の如し、何ぞ之を塞ぐべけんや
 *「幸門」とは僥倖の門。うまいもうけのある口のこと。いちいち塞ぎとめるべきではない(いちいち止めるとまた外により以上の害をなす)

・人のソウリ(操履)は誠実に若くはなし
 *操履:(大字源)平素の心の持ち方や行い。品行。操行。素行。操守。

・方を毀りガゴウ(瓦合)して、中に合せん。
 *中庸の道に合うようにするがよろしい。*「毀方瓦合(キホウガゴウ)」とは、角をなくして衆人と一緒になること。

・天地間にカンメイ(完名)なし
 *欠点のない名誉名声はいつまでも保ち得るものではない。

(参考)「完名
完名美節は、よろしく独り任ずべからず。 些(いささ)かを分ちて人に与え、 もって害を遠ざけ身を全うすべし。 辱行汚名は、よろしく全く推すべからず。 些を引きて己れに帰し、もって光を韜み徳を養うべし。 (菜根譚)
*名誉や節義は、独占してはならない。 少しは人に分ち与え、もって害を遠ざけ身を全うすべし。・・・

・タンスイ(湍水)のシンガク(深壑)に赴くが如し
 *民百姓が仁政のところに赴くことは防ぎとめようとしても防ぎとめることのできるものではないということ。

・物のセイキ(成毀)は、亦、自ずから定数あり

・堯舜の道は、シカン(至簡)にして繁ならず(至要にして迂ならず、至易にして難からず)

・書はショウ()を成さざるべからず
 *「誦を成す」とは暗記をすること。

・コッケツ(告訐)の風は長ずべからず
 *悪事を摘発することは大事だが、その風潮を重用してはいけない。人情を損ない、一層の弊害を生じる。
 *告訐:(大字源)コッケツ・コクケツ:他人の隠し事を官に訴え暴く。

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