


●「ギリシア人の物語 Ⅰ ー民主政のはじまりー」(2016年04月25日 | 読書)を読んでから2年以上も経っていた・・・この間、事故に遭ったり、色々あって、この本の事を失念していた・・・
●すでに、全3巻(+「ギリシア人の物語 Ⅲ ー新しき力ー」)、既刊になってた・・・
●第一巻での感想と同様、第二巻も面白かった・・・示唆に富む記述も随所にあって、とても刺激的な著作でした・・・
(例)
・「ペルシア戦役」(ヘロドトス)の読後感が明るいのは、ギリシア人の良い面の集大成が描かれているから。・・・「ペロポネソス戦役」(ツキディデス)の叙述が終始一貫して暗いのは、ギリシア人の悪い面の集大成を描いたから。
・ローマ人は運命を、人事をつくして天命を待ち、決まった後は、それを従容として受け入れるもの、と考えていた・・・ギリシア人は、いかに人事をつくしてもどうにもならないのが運命だと考える人々・・・
●第三巻まで読了したら、また、「ローマ人の物語」シリーズを読み直してみようかな・・・。
👍👍👍 🐖 👍👍👍