日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ故事成語類(実践問題その16)です。 難易度:「やや易」
(よみ)
①賢を賢として色に易へ、父母に(事)へて能よく其の力を竭つくし、君に(事)へて能く其の身を致し、朋友と交わり、言ひて信有らば、未だ学ばずと曰いふと雖も、吾れは必ず之を学と謂はん。
②巧笑倩たり、美目盼たり、素以て(絢)を為すとは、何の謂いぞや、と。(注)訓読み。
③「革は巳日に乃ち孚とす、元亨利貞、悔ひ亡ふ。・・・君子の豹の如く変じて、小人従がう、征くは凶なれども(貞)しきに居れば吉なり。・・・」(易経)
④比干(ひかん)、諫めて三日去らず。紂怒りて曰く、吾れ聞く聖人の心には七竅(しちきょう)有り、と。剖(さ)きて其の心を観る。箕子(きし)は(佯)り狂ひて奴と為る。紂之を囚(とら)ふ。
⑤時に張讓が弟の朔(さく)、野王の令と為り、貪残(たんざん)にして無道、乃ち(孕婦)を殺すに至る。
(かき)
①寸陰を惜しむ者は、乃ち千古を(リョウレキ)するの志有り。微才を憐れむ者は、乃ち豪傑を馳駆するの心有り。
②感慨の極は、転じて(キショウ)を生じ、舞踏の極は、転じて歔欷(きょき)生ず。
③子曰く、政を為すに徳を以てするは、譬へば北辰其の所に居りて、(シュウセイ)之に共(むか)ふが如し、と。
④克(こく)、(バツ)、怨、欲を行はざる、以て仁と為す可べきか、と。子曰く、以て難しと為す可べし、仁は則ち吾れ知らざるなり、と。
⑤若し荊益(けいえき)を(コユウ)し、其の厳阻を保ち、天下に変有らば、荊州の軍は宛・洛に向ひ、益州の衆は秦川に出でば、孰れか箪食壺漿して、以て将軍を迎へざらんや、と。(注)荊益:荊州と益州のこと。*有名な諸葛孔明の天下3分の計の一節 コユウ:ふたつにまたがって両方とも自分のものにすること。
<回答・解説>はこのあとすぐ(^^)
(読み問題)
①(つか):事:小学…ジ、こと 高校…ズ 準1…つか(える)
②(あや):絢:ケン、あや *巧笑倩たり:笑う口元の愛らしさ。美目盼たり:美しい目元のすずしさ。 絢(あや):美しいさま。
③(ただ):貞:中学…テイ 準1…ジョウ、ただ(しい) *四字熟語「元亨利貞(げんこうりてい)」易における乾の四徳。仁義礼智に通ず。元(おお)いに亨(とほ)る、貞(ただ)しきに利(よ)ろし。」
④(いつわ):音熟語は「佯狂」(ようきょう)。殷の紂王の故事。箕子:殷の紂王の叔父。殷の三仁の一人。紂王を諫めるも聞き入れられず、故に狂人を装ったところ幽閉された。後に箕子朝鮮を立てたとされる。比干(ひかん):殷の忠臣。殷の三仁の一人。紂王の叔父で、紂王の暴政を諫言して殺された。
⑤(ようふ):妊娠している女。妊婦のこと。孕:ヨウ、はら(む)、みごも(る)
(書き問題)
①(凌轢):しのぎせめぐこと。あなどりさげすむこと。ふみにじること。(文意)時間を惜みて励む者は、千古に卓越せんとの大志あり。微才を憐れみ容るる者は、将に将たるの心あり。 馳駆(ちく)奔走。走りまわる。ほしいままにする。使役する。
②(嬉笑):①よろこび笑うこと ②無理に笑うこと。作り笑い。ここでは①か。広辞苑所載。 嬉:キ、うれ(しい)、たの(しむ)、あそ(ぶ)
③(衆星):周りの星のこと。「師曰く、政治を行うに徳を以てするは、例えるならば北極星が中心となって、周りの星が自然と集ってくるようなものである、と。」
④(伐):四字熟語「克伐怨欲」の伐。
⑤(跨有):跨:コ、また、また(ぐ)、また(がる)、よ(る)
ではまた。👋
(よみ)
①賢を賢として色に易へ、父母に(事)へて能よく其の力を竭つくし、君に(事)へて能く其の身を致し、朋友と交わり、言ひて信有らば、未だ学ばずと曰いふと雖も、吾れは必ず之を学と謂はん。
②巧笑倩たり、美目盼たり、素以て(絢)を為すとは、何の謂いぞや、と。(注)訓読み。
③「革は巳日に乃ち孚とす、元亨利貞、悔ひ亡ふ。・・・君子の豹の如く変じて、小人従がう、征くは凶なれども(貞)しきに居れば吉なり。・・・」(易経)
④比干(ひかん)、諫めて三日去らず。紂怒りて曰く、吾れ聞く聖人の心には七竅(しちきょう)有り、と。剖(さ)きて其の心を観る。箕子(きし)は(佯)り狂ひて奴と為る。紂之を囚(とら)ふ。
⑤時に張讓が弟の朔(さく)、野王の令と為り、貪残(たんざん)にして無道、乃ち(孕婦)を殺すに至る。
(かき)
①寸陰を惜しむ者は、乃ち千古を(リョウレキ)するの志有り。微才を憐れむ者は、乃ち豪傑を馳駆するの心有り。
②感慨の極は、転じて(キショウ)を生じ、舞踏の極は、転じて歔欷(きょき)生ず。
③子曰く、政を為すに徳を以てするは、譬へば北辰其の所に居りて、(シュウセイ)之に共(むか)ふが如し、と。
④克(こく)、(バツ)、怨、欲を行はざる、以て仁と為す可べきか、と。子曰く、以て難しと為す可べし、仁は則ち吾れ知らざるなり、と。
⑤若し荊益(けいえき)を(コユウ)し、其の厳阻を保ち、天下に変有らば、荊州の軍は宛・洛に向ひ、益州の衆は秦川に出でば、孰れか箪食壺漿して、以て将軍を迎へざらんや、と。(注)荊益:荊州と益州のこと。*有名な諸葛孔明の天下3分の計の一節 コユウ:ふたつにまたがって両方とも自分のものにすること。
<回答・解説>はこのあとすぐ(^^)
(読み問題)
①(つか):事:小学…ジ、こと 高校…ズ 準1…つか(える)
②(あや):絢:ケン、あや *巧笑倩たり:笑う口元の愛らしさ。美目盼たり:美しい目元のすずしさ。 絢(あや):美しいさま。
③(ただ):貞:中学…テイ 準1…ジョウ、ただ(しい) *四字熟語「元亨利貞(げんこうりてい)」易における乾の四徳。仁義礼智に通ず。元(おお)いに亨(とほ)る、貞(ただ)しきに利(よ)ろし。」
④(いつわ):音熟語は「佯狂」(ようきょう)。殷の紂王の故事。箕子:殷の紂王の叔父。殷の三仁の一人。紂王を諫めるも聞き入れられず、故に狂人を装ったところ幽閉された。後に箕子朝鮮を立てたとされる。比干(ひかん):殷の忠臣。殷の三仁の一人。紂王の叔父で、紂王の暴政を諫言して殺された。
⑤(ようふ):妊娠している女。妊婦のこと。孕:ヨウ、はら(む)、みごも(る)
(書き問題)
①(凌轢):しのぎせめぐこと。あなどりさげすむこと。ふみにじること。(文意)時間を惜みて励む者は、千古に卓越せんとの大志あり。微才を憐れみ容るる者は、将に将たるの心あり。 馳駆(ちく)奔走。走りまわる。ほしいままにする。使役する。
②(嬉笑):①よろこび笑うこと ②無理に笑うこと。作り笑い。ここでは①か。広辞苑所載。 嬉:キ、うれ(しい)、たの(しむ)、あそ(ぶ)
③(衆星):周りの星のこと。「師曰く、政治を行うに徳を以てするは、例えるならば北極星が中心となって、周りの星が自然と集ってくるようなものである、と。」
④(伐):四字熟語「克伐怨欲」の伐。
⑤(跨有):跨:コ、また、また(ぐ)、また(がる)、よ(る)
ではまた。👋
招き猫のレオンちゃんは他の招き猫(本当の置物)を散らかすことはないのでしょうか?
交通事故に遭っていたんですね。今は見るからに元気でノビノビしていて幸せそうですね。